まず、彼の詩は『シンボリズム』だということ。簡単な英語の歌詞を文字通り判断していた私は正直言ってバカで驚いた。文字通りの意味以上に何かを表現することができる人だから、ジムはこんなに酒に溺れたり、サイケデリックになったりしたんだ。彼は彼の描く幻想をシンプルな言葉で表したり、繰り返したりしたんだとわかった。 彼は、16歳の高校時代から詩歌の才能があったんだ。フランスのランボーを読んで、作家で、画家であるロンドンのウイリアム・ブレイクもだとは。当時の高校生が学校で読む教科書である文学は何か知らないが、シンボリズムを読んでいたとはすごいねえ。 “If the doors of perception were cleansed every thing would appear to man as it is, infinite." --William Blake ここから、 ドアーズのグループ名がうまれたと。 1968年、ボビー・ケネディの暗殺 アル中と薬中が酷くなってきている。『アルコールはジムのパーフォーマンスを助けるけど、時々、全然だ』と。 『The New Creatures』 詩集、 1968年ヨーロッパ・ツアーでマイケル・マクルーア(Michael McClure)という詩人に出会う。「ラスト・ワルツ」でマイケルが詩を読んだが、その時は知らなかった。彼は1955年にサンフランシスコのSix Gallery reading の一人で、ジムの友達だということがわかった。
1970年、ワイト島でのコンサート この野外ライブも最近、ハイライトだけをみたが、入場券を払わず、会場に入ろうとして騒いでいるのには疲れた。このコンサートではフロリダと違って、ジムは大騒ぎをしていなかった。「Light My Fire」「Light My Fire」と叫ばれちゃあ、これだけのために来てるのかよとジムのように毒舌も吐きたくなるねえ。 The Lords and The New Creatures: Poem 出版 「Morrison Hotel 」ブルース調に。