白夜行

劇場公開日:

白夜行

解説

テレビドラマ化もされたベストセラー作家・東野圭吾の長編ミステリーを、堀北真希主演で映画化。「半分の月がのぼる空」「洋菓子店コアンドル」の深川栄洋監督がメガホンをとる。共演に高良健吾、船越英一郎ら。並外れた美ぼうをもつ少女・雪穂が、幼児期に起こったある事件をきっかけに、周囲の人間を不幸に陥れてでも底辺からのし上がろうとする姿を描く。

2011年製作/149分/G/日本
配給:ギャガ
劇場公開日:2011年1月29日

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(C)2011 映画「白夜行」製作委員会

映画レビュー

3.0唐沢雪穂というサイコパスを描いた映画

2024年9月25日
スマートフォンから投稿

悲しい

怖い

全体を通して暗く、ジメジメした陰湿さが付きまとってくる感じが良い。とにかく全ての画の闇抱えてそうな空気が味わい深い。
全く明るくなく、すべての登場人物の目に生気がない感じはもはやホラーである。
その中でも、この映画で堀北真希が演じる雪穂はかなりサイコパス感が強く、ミステリーというよりはサイコホラーと言えるかもしれない。
ドラマ版の若干キラキラした感じより、自分はこちらの方が好みだが、刑事目線の映画であるため雪穂と亮二が「共生」していた感じはあまりなく、後半の刑事の推測の中で2人の関係が言及されるのみで直接的な描写はない。
したがって、見え方としてサイコパスの雪穂に一方的に支配されている亮二みたいに見えてしまうのが少し勿体ないところだと思う。

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タブロー

3.5雪穂と亮司の情報伝達方法と、徹底的にバックアップする姿勢に感心する

2024年9月15日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波、VOD

悲しい

知的

テレビドラマ版は武田鉄矢さんが刑事役で出演していた記憶があるが、既読済みの原作も含めて何年も前だったので、ほとんど覚えておらず、今作を(Huluで)視聴しながら思い出そうと思った。
おおすじは原作に沿っているが、映画オリジナルの要素が多々あり、とても新鮮であった。
韓国版『白夜行 -白い闇の中を歩く-』もいつか視聴して違いを楽しみたいと思う。

桐原亮司(高良健吾)と雪穂(堀北真希)の関係は、実際に世の中にありそう。表には出てこないので想像だが、個人単位だけでなく組織単位、国単位でも陰から支えていたり支えられていたりしているかもしれない。

今作には活舌の問題なのか音声の問題なのか、一部聞き取りにくい台詞があるので字幕ガイドが欲しいと思った。

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Don-chan

4.5衝撃の「動機探し」

2024年3月28日
PCから投稿

衝撃だった。
この作品は全く知らなかった。
ミステリー小説でベストセラーとなり、2005年舞台化、2006年にテレビ化されてミリオンセラーとなり、2009年には韓国でも映画化されている程に有名なものとは。

出会うのは、この2011年に製作された本作品が初めてで、それは幸運だったと思う。
この映画はミステリーとして良く仕上がっている。
序盤で誰が犯人か はっきりするが、その動機の推測がしっくりこない。
登場人物の刑事と同じ視点と重なり、感情移入させられていく。
そして終盤、刑事が真相に辿り着くその時まで、本当に謎が解けなかった。
何が彼らを結びつけているのかを。

興味が湧いて 映画の後、テレビシリーズをチラ見した。
そちらでは第1話から その動機を全て明かしていた。
ドラマを観ていたら、衝撃は無かった事だろう。
不意打ちを食った「映画版」を先に観れて幸運だと思ったのだ。

まだ、本作品を知らない人は是非「映画」を先に観ることをお勧めする。

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ビン棒

3.5評価が分かれる作品ですね。 私は、原作の陰鬱さがよく表されていると...

2024年1月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

評価が分かれる作品ですね。

私は、原作の陰鬱さがよく表されていると思います。
船越さんがとても良いです。

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カネナカ