ソーシャル・ネットワークのレビュー・感想・評価
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Facebookが生まれる歴史
特に面白くなかった
現実には世界を牛耳るほどの成功を収めた企業を取り上げているが
そうなれた理由や運営哲学にも、その成功の規模にも、シリコンバレーの名だたる起業家たちとの絡みもさして触れることなく
いかにザッカーバーグがやっかいな人物であるかと
それがゆえに創業期に起きた周囲とのトラブルにクローズアップした作品。
それならば個々の価値観の差など、いくらでも掘りようがあったと思うが
ただのやっかいな人物と、周囲のフツーな人たちの軋轢が
超絶フツーに描かれていて、仮に娯楽作品として捉えたとしても
何故絶賛されているのかちょっとわからなかった。
FBの設立の話し。映画だと訴訟の部分が分かりやい。 Faceboo...
Facebookができるまで
テンポよく映像に引き込まれるつくりになっている。 Facebook...
ノンフィクション
配役の妙
役者の個性が配役にぴったりハマっていることがこの作品全体の完成度を底上げしている。どの映画でもとにかく早口でお馴染みのジェシー・アイゼンバーグはその早口さが天才独特の奇妙さを体現している。
しかし、配役において特にハマっていると感じたのはアンドリュー・ガーフィールドだ。
自身がFacebook創業者の一員であるというプライドと、Facebookでより多くの金を生み出したいという野心があるにも関わらず、ことごとく空回る。さらにショーン・パーカーという天才に横入りされた焦りと悲壮感を表現できるのは彼しかいないと思わされた。
最後のザッカーバーグが元カノのFacebookにフレンド申請を送っているシーンと、ショーン・パーカーが学生の時に思いを寄せていた女性の事を思い出すことはないと言ったシーンとの対比は笑えた。
徹底的にショーンを嫌な天才。ザッカーバーグを憎めない天才として区別している。大成功を収めても過去を気にする、可愛らしい一面を残していた。
マーク・ザッカーバーグの世界観に引き込まれる!
おもしろかった!あっという間に2時間が過ぎ、
最後も「え!これで終わり!?」と思ってしまう程。
けっこう事実とは誇張されているみたいですが、
マーク・ザッカーバーグの早口でまくしたてる所は見ていておもしろかった。
主人公はマーク・ザッカーバーグなのに、
周り人たちの方が感情を露わにしている所が印象的でした。
物語の最初から最後まで、別れた元カノを想っている姿が切なかったです。
最後のシーンはフェイスブックCEOではなく、
ただのマーク・ザッカーバーグでしたね。
天才を常人が理解するのは難しい
”Facebook me!”
ジェシー・アイゼンバーグの繊細な演技に魅せられる✨
マーク・ザッカーバーグを演じたジェシー・アイゼンバーグの繊細な表情や仕草に魅了。
元財務長官の肩書を持つハーバード大学学長ローレンス・サマーズ(ダグラス・アーバンスキ)への直訴シーン、ニューヨークでのショーン・パーカーと会合シーンが秀逸。
Facebookに全く興味はありませんが、何処に勝機を見出すか、その手腕に見入ってしまいました。
テンポの良い選曲もいい。
冒頭では、かなりの変わり者に思えたマーク・ザッカーバーグが、真っ直ぐで嘘の無い魅力的な人物だと思えてきました。
見応えのある作品でした。
「想像力を活かせ」
「創造に価値がある」
日テレを録画にて鑑賞
SNSの外側にいる生みの親を描いた、見事な青春映画
彼女に振られた腹いせと、エリートを見返したいという劣等感からFacebookは生まれた。
世界最年少の億万長者は、抑揚のないボカロのような話し方をする変人で、歯に衣きせぬ物言いで人を白けさせ、元カノへの未練を断ち切れない孤独な男。
数ある訴訟騒ぎは、他人へ心を砕くほどのキャパシティーがなさ過ぎて、結果的に裏切ることになってしまっただけ。社会の抱く、若くして成功者という虚像とはかけ離れ、実像は不器用で寂しい青年だった…。
……という描き方をされているが、あくまでこれはフィクション。
ザッカーバーグ本人からすれば、世の羨望から目がそらされて、いいことずくめか。
フィンチャー監督は、若者の孤独感を見事に描いている。
文武両道のリア充を妬んでいるにも関わらず、それを餌にして女性もつるというねじれた承認欲求、自分の生み出したSNSへの興奮がネットという世界で奔流していくにも関わらず、本人がその流れの外にいる対比などが、素晴らしい。
元々のアイデアを他人から盗み、それを開き直って「おまえに具現化できる技術と知性があるのか?」と言い放ち、「やったもん勝ち」の理論で突っ走る幼稚さと傲慢さも青臭く、生々しい。
この生々しさがフィクションということを忘れさせる。
そしてそれは、まだ世間に責任を負う年齢ではないからこそ許される雰囲気もある。
ラスト、元カノのFacebookを何度も更新する演出まで憎いほど完璧な、まさに青春映画。
ちなみにナップスターCEO、ショーン・パーカー役にジャスティン・ティンバーレーク。
このサービスに多少は犠牲を強いられてきた側のミュージシャンを充てるあたり、憎いキャスティング。
Facebookを複数形にするな、そして広告は入れるなという助言がクール。
最低のカップルが生み出した、最高の成果
Facebookが流行するまでは、インターネットの世界では、実名を伏せて、実社会とは異なるインターネット社会を構築し、自由を満喫する世界でした。
Facebookが実名で、実社会をインターネット上に構築し、社会は広がりました。
27億人以上の人が、自ら進んで個人情報をFacebookに提供する社会になりました。
2003年から2011年にかけてのFacebookに関する物語です。
2003年は、18年前で、イラク戦争が始まった年です。
2011年は、10年前で、東日本大震災が発生し、福島第一原子力発電所事故が起きた年です。
3つのストーリーが、切り替わりながら同時に進行するので複雑です。
1つ目のストーリーは、マーク・ザッカーバーグが、Facebookが作り出し、成長させ、成功するストーリーです。
2つ目のストーリーは、ウィンクルボス兄弟が、マーク・ザッカーバーグにサイトの作成を依頼し、サイトのアイディアを盗まれたとして、訴訟を起こして、エドゥアルド・サベリンの証言もあり、和解するストーリーです。
3つ目のストーリーは、エドゥアルド・サベリンがFacebookに投資し、共同創設者として、CFOになり、追放され、訴訟を起こして、和解するストーリーです。
マーク・ザッカーバーグの早口、IT用語と思い付きで、ストーリーが展開されるので、ストーリーについていくだけでも大変で、理解するのは困難です。
ビジネスモデルが、広告ビジネスモデルからサービスを売るビジネスモデルへと切り替わっていく過程が面白いです。
マーク・ザッカーバーグは、Facebookに広告を表示したくありません。
今のたくさん広告が表示されるサービスに嫌気がさしているなら、マーク・ザッカーバーグの気持ちも理解できるでしょう。
エドゥアルド・サベリンは、Facebookに広告を表示し、利益を得ようとして、マーク・ザッカーバーグと衝突し、別れてしまいます。
今のたくさん広告が表示されるサービスを見ていると妥当な選択肢です。
ショーン・パーカーは、Facebookに広告を表示することなしに、Facebookのこれから消費者になる若いユーザー数を増やし、消費者になる若いユーザーに関するデータを売り、Facebookの資産価値を吊り上げて、株式を増やして、株式を売却することで、利益を得ようとします。
今のFacebookの資産価値が5486億ドルになっているので、ショーン・パーカーが提案し、マーク・ザッカーバーグが受け入れたビジネスモデルが結果的に一番良かったということになります。
今、世界を席巻している「GAFA」の一つがFacebookです。
Facebookを利用し、創造力を発揮せず、時間を浪費し、創造力のかけらもない日本人が、この映画を鑑賞し、想像力のあるマーク・ザッカーバーグのような人々を理解できずに、置いてきぼりにされることで、現状を再確認するためには良い映画です。
ビル・ゲイツやマーク・ザッカーバーグについて知らない人は、この映画を観てもわからないです。
映画を鑑賞しても理解できない部分は、調べる必要があります。
偉人たちの人生から学ぶことは、多いです。
マーク・ザッカーバーグのような日本人はいないので、日本人がマーク・ザッカーバーグを理解するのは困難です。
自己啓発に興味がある人、コンピュータに興味がある人やお金持ちに興味がある人にはお勧めできる映画です。
Facebookは、何度も個人情報流出事故を起こしています。
最大の個人情報流出事故は、ガーディアンとワシントン・ポスト両紙が、2013年6月6日に、報道したアメリカ国家安全保障局等が、大量監視プログラムPRISMを使用して、Facebookに加入している人の個人情報を収集しているというエドワード・スノーデンの内部告発です。
この事件について知らない人は、映画「シチズンフォー スノーデンの暴露」と映画「スノーデン」をご鑑賞してください。
マーク・ザッカーバーグは、コンピュータやプログラミングという才能に向いた教育を受けることができたというのが成功した大きな理由だと感じました。
日本のような画一的な教育の中からは、マーク・ザッカーバーグような人材は生まれないでしょう。
日本のような画一的な教育の中からは、何も理解できない政治家、政治家に従う官僚、企業家と従業員しか生まれません。
今でも学校に教育用PCが採用されていないし、コンピュータやプログラミングを教えることができる教師もいません。
PCよりもスマートフォンが普及し、スマートフォンでゲーム等を行い、限りある人生の時間を何かを学ぶことなく、浪費しています。
スピーディー
ザッカーバーグの早口についていくのがちと疲れる
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