春との旅

劇場公開日:

春との旅

解説

「バッシング」「愛の予感」の名匠・小林政広が、仲代達矢を主演に描く家族のドラマ。共演に徳永えり、大滝秀治、菅井きん、田中裕子、小林薫、柄本明、香川照之ら豪華キャストが揃う。4月の北海道。孫の春に面倒を見られながら静かに余生を過ごす元漁師の忠男は、人生最後の住まいを求め、親戚縁者を訪ねる旅に出る。家族との確執や過去との対面により、忠男と春は人生そのものをじっくりと見つめ直すことになる。

2010年製作/134分/日本
配給:ティ・ジョイ、アスミック・エース
劇場公開日:2010年5月22日

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(C) 2010「春との旅」フィルムパートナーズ / ラテルナ / モンキータウンプロダクション

映画レビュー

4.0【厳しき人生を生きることの素晴らしさを厳しくも優しさに満ちたまなざしで描いた人生賛歌であり哀歌。故、小林政広監督を悼む作品でもある。】

2023年10月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

悲しい

知的

幸せ

ー 私事で恐縮であるが、故、小林政広監督の作品を初めて鑑賞したのは「日本の悲劇」であった。近隣の劇場で朝、八時からの上映で、今では考えられないが、観客1名で鑑賞した。
  衝撃であった。即座にパンフを購入した事を思い出す。
  今作は、その後DVDで鑑賞したが、レビューを上げていなかったので、今更ながらに記載する。

◆感想

・小林政広監督らしく、詳細は描かれないままに劇中に没入する。
ー 北海の寂れた海辺のあばら家で、老漁師・忠男(仲代達矢)と孫娘・春(徳永えり)は二人暮らしを続けていた。
  しかし、地元の小学校で給食係として働いていた春が、廃校により失職。
  老いた忠男の世話を頼むべく、疎遠となった姉兄弟を訪ねる旅に出る。ー

◆感想

・自由に生きて来た忠男を演じる仲代達矢の独壇場映画である。
ー 因みに「日本の悲劇」でも「海辺のリア」でも同様である。-

・忠雄は、自らの兄弟を頼りに回るが、対応は冷たい。
ー 舞台は仙台であると思うのだが、通りの座席で夜を明かす二人の姿は切ない。-

■だが、忠男は春は厳しき状況の中、新天地を求めて、旅立つのだが・・。

<今作では、小林薫、田中裕子、柄本明、香川照之らが脇役で存在感を与える演技をしている。
 故、小林政広監督の人柄で有ろうと思う。>

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NOBU

5.0日本映画の総力戦。

2022年11月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

これほどの名優、大女優を揃えて見事にシンフォニーが奏でられている。映画と言うのはどんなに名優を揃えても傑作にはならない。これほどの名演技とこれほどの日本の風景を彩り、そのなかに輪郭のように浮き上がる祖父と孫・・・いい映画だ、そして実にいい音楽が流れている。ベタな映画だが嫌じゃない。仲代達矢の食事シーンが実にいい🎵

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mark108hello

3.0タツとの旅。 もっと肩の力を抜いても良いと思うだけど…。

2020年8月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

寝られる

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たなかなかなか

3.0仲代達矢を主演に描く家族のドラマ。

2019年9月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

仲代達矢を主演に描く家族のドラマ。

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てかる

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