ソウ6
劇場公開日 2009年11月6日
解説
大ヒット・スリラー「ソウ」シリーズの第6弾。前作でFBI捜査官のストラムが死体となって見つかるが、指紋が検出されなかったことから殺人鬼・ジグソウの後継者はストラムではないかという憶測が立てられる。しかし、ストラムの上司・エリクソンは刑事ホフマンを疑って接近していた。監督はシリーズを通して編集を担当してきたケビン・グルタート。
2009年製作/90分/R15+/アメリカ
原題:Saw VI
配給:アスミック・エース
オフィシャルサイト スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る
2021年12月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ネタバレ! クリックして本文を読む
自宅PS4にて、TSUTAYAでBDをレンタルして鑑賞しました。
初っ端からグロいですね。自分の体の一部を秤に乗せていくやつですが、演者の演技力も相まって、かなり痛々しく感じました。また、最後に保険会社の社長が薬品で溶けていくのも中々でしたね。
ただ、それ以外のゲームに関しては、割とグロさは抑えられているような印象を受けました(あくまでシリーズ比ですが)。その分見やすかったのかなと。
そしてホフマン刑事がしぶといですね。あの逆トラバサミ発動してなお生きながらえるとか、どれだけしぶといんだと思いました。
個人的な意見ですが、保険会社の社長役の人の悲鳴や演技が微妙だと感じました。そんなに痛そうじゃないというか、苦しそうじゃないというか…どうなんでしょうかね。
全体的な評価は微妙ですね。話がややこしくなってきた上に、一作目や二作目のようなどんでん返しもなくなってきて、面白さが減ってきたような感じがします。まあここまで来たので全作見ようとは思いますが、後の作品が面白いことを期待します。
2021年8月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
「スパイラル ソウ オールリセット」鑑賞前に復習のためEP1からイッキ見。
ジグソウ(ジョン)が遺言として残したゲームをしていくのですが、ジョンの執念と知恵と頭の良さとミスをしない計画性に脱帽。
グロさも有りますが、死して尚やり遂げたい信念がある感じがジョン(ジグソウ)らしくて好きです。
ただ、もう推理はなく、ジョンの過去と後継者に選んでしまった人の暴走を鑑賞している感じです。
EP1でサイコサスペンス要素が気に入った身としては、サイコサスペンス要素は薄いのでションボリですが、シリーズとして全貌が気になりますし、ジョンの手の込んだジグソウのデスゲームも気になってしまいます。
シリーズとしてやっぱりこの映画は大成功…!!
2021年7月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
サブプライムローン問題を扱ったのか?オープニングの犠牲者は男女一人ずつ。自分で肉を多くそぎ落とさないとヘッドギアのボルトが脳天を突き刺してしまうというゲームだ。太った男は腹の肉を切り取るが、痩せた黒人女性は腕を切り落とすのだ・・・その男の死体にはストラムの指紋があった・・・前作とちょいと時系列が被っている。
リンジー・ペレーズは生きていた。その彼女と組めとエリクソンに命令されたホフマン。ジルと会ったホフマン。最後の仕事だということはずっと一緒に仕事をしていたのだろうか。
今回のゲームの被害者はアンブレラ生命保険のウィリアム・イーストン(ピーター・アウターブリッジ)。彼は理屈をつけて病気になった者に保険金を払わない。またジョン・クレイマーとも面識があったのだ。ウィリアムの選択は辛いものばかり。同僚や部下たちの死を自分で選ばなければならない。彼が顧客の被保険者を選んできたように・・・健康で長生きできそうな者、病弱だが養うべき家族がいる者等々。そして彼の行為を見守る者たちがいた。母と息子、そしてジグソウの犯罪行為を煽るかのような記者パメラ・ジェンキンスだ。この母と息子がてっきりウィリアムの家族だと思って見てしまうのだが、終盤、それが保険金未払いのため死んだ父の家族だったのだ。そしてパメラこそがウィリアムの家族。ちょっとしたサプライズだ。もちろん、ウィリアムの運命は未亡人と息子に託されるのだ。
一方、ホフマンはセスの体内に残っていたテープの声の分析によって正体がバレるが、エリクソン、ペレーズ、分析官の女性をあっという間に殺害してウィリアムの処刑場へと急ぎ戻るのだ。しかし、そこに待っていたのはジル。ジョンの遺品である箱の中には1から6までの番号がふられていた封筒があった。1から5までは今回の被害者であるが、6はホフマンそのもの。アマンダに女医リン・デンロンを殺させたのがホフマンだったという回想シーンもあった。ほとんどの残虐な機械はホフマンが作ったものであったが、最初の犯罪で使われたヘッドギアをジルに被せられた・・・まぁ、血まみれになり顎が外れながら生き残ったようだが・・・
ジルとホフマンの対決は次回作に持ち越しか・・・今回はそれでも単なる復讐劇とはいえないほど社会派作品なのかもしれない。アメリカが抱える医療保険の問題、サブプライムローン(ちょっとだけ)。そんな非道な会社にいるエリートでも自分の命は惜しい。回転木馬の6人の部下たちが2人しか生き残れないというのも、保険会社が3分の2の支払い拒否をしていることと同じ確率なのが面白いぜ。とにかく、早く決着つけてくれ!
【2009年11月映画館にて】
イマイチになりつつあり、最後のどんでん返しも薄くなってきた。
すべての映画レビューを見る(全18件)