今度は愛妻家のレビュー・感想・評価
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また、反省させられる映画を見てしまった
評判が良いということでとりあえず見に行った。俳優陣はとてもすばらしく自然に映画の中に引き込まれてしまった。まず、思ったのは夫婦というものはこんなものかなと思った。この映画のように夫としては妻が空気のような存在、しかし、いなくてはならないもの、空気はなくなったら大変なことになるから。とても大切なもの、しかし、当たり前に同じ屋根の下にいて、当たり前に毎日二人で生活している。しかし、相手がいなくなって初めてその大切さがわかる。ごく当たり前の話なのだが、人間、そこに感動する。また、この映画を見て、自分が妻に対して感謝の気持ちを全く言わないことに反省する。前にも似たような映画を見て妻に対してもっと感謝の気持ちを出そうと思った。しかし、すぐに忘れてしまう。やはり、いつも同じ家にいるのが当たり前になっているからだ。当たり前ということは、実は、人間が生きていく中で、最も大切なことなのではないのか、と改めて自覚する。
人間とは愚かなものですべてのことにおいて失って初めてそのありがたさに気付く。当たり前も当たり前でなくなってはじめてそのありがたさに気付く。これは、人間であれば、みんな同じなのではないでしょうか。この映画を見てまず妻に実行したいと思ったのは、食事がうまかったら「おいしい」、家に帰ってきたら「お帰り」を心をこめて(恥ずかしいが)言いたいと思った。なぜならそれしかできないからだ。
いかん、もう少し妻に優しくしよう・・・。
無くして分かる、本当に大事なもの・・・。
薬師丸ひろこさんは自分の青春時代の憧れだった女優さんです。
昔ながらのかわいらしさがよく出ていて、感情移入しまくりでした。
最後は不覚ながら涙が止まりませんでした。
こういう映画ってずるい。
キャスティングがあまりにも自分にあっていて・・。
特に石橋蓮司、すばらしい俳優です。
彼のはかない演技があってこそ、この映画の素晴らしさが引き立つ。
40代、50代の薬師丸ひろこファンのおじさん達はきっと
この映画を観た後、「奥さんに少し優しくしよう・・・」
と思うに違いありません。
あざといけどうっかりホロリ
封切りの時、激烈に感動したという知人が、まだ観てない私にネタバレしやがって1回目はあ〜ぁって気持ちで観た映画。
でもこうして2回目に観ると、視線ひとつにも気を配る良く出来た映画です。
舞台が原作のせいもあって、演劇的な泣かせ方だとか、
オチのあとが長いと言う向きもあるようだが、
私は主人公が現実を受け入れて行く過程が好き。
あざとい泣かせ場面より
「なぁ俺が想像もつかないような事ひとつでもいいからなんか言ってくれよ」
の台詞と、
ケーキのろうそくを吹き消す瞬間が、本当に解るよ(ノ_・。)って人はきっと私だけじゃない。
後悔の海
自分の中で『もっとああすれば良かった』『こうすれば良かった』って
後悔しきりなことってありますよね。
もし自分の行動で取り返しのつかないことが起こってしまったら・・・
毎日が楽しさに満ち溢れるほど幸せではなかったけど、不幸でもなかったのです。
純愛ではない、後悔から生まれる愛かも知れない。
だけど幸せにしたいという気持ちは真実のもの。
後半、涙があふれて止まらない。
十年夫婦で過ごしてきたという重みが余計に涙を誘います。
今度は愛妻家。今度は、今度こそは。
清々しい!
いくつになっても「ひろ子ちゃん」と呼びたいキュートな
薬師丸ひろ子。まさにはまり役です。
おっちょこちょいで、口うるさくて、なのに思いやりがあって
どこか知的で品がある・・・
少女から聖母まで、ひとつの作品の中でこんなに多面な表情
を見せてくれる女優さんは希有です。
ここ数年、映画界では露出しすぎでマンネリ感のあるトヨエツも、
この作品では心から楽しんで乗って演じてる感じがして新鮮な
魅力にあふれています。
ちょっと水川あさみの演技が過剰な感じで、役とは言え
もう少し押さえ気味の方がせつなさが出たかな、と。
とにかく久々に清々しく泣ける素晴らしい映画でした。感謝♪
今度は愛妻家
札幌シネフロでこの映画の最終日、映画の日に観てまいりました。監督も役者さんも期待できる面々でしたが大当たり、といえます。薬師丸ひろ子は、リアリティがあるようで実際あんなキュートな妻はいないだろう(少しうざいが)的な味を意図的に出していて、とてもいいんです。トヨエツ、イシレン(おわかりですよね)は言うに及ばず、濱田岳くんも好演(この方、若いのに演技の幅があるのですね)。一瞬の出番でしたが城田クン演じる清潔感のある好青年が、薬師丸さん演じる「さくら」に奥行きを与えていてとっても印象的でした。一瞬出番で対になるのは井川遥さんの複雑な表情でしょうね~。いい女!淡々とみえて、緻密な構成なのですが、役者さんの演じるキャラクターが充実しているので観ていて疲れず、心地よく場面場面に没入できました。ファンタジーという要素を私はむしろ感じなかったです。半世紀も生きているとこれくらいのことはむしろ普通にあるよな~というくらい、むしろリアリティを超える普遍性を感じるのです。繰り返しますが、それは薬師丸さんのキュートさと透明感と目尻の皺があって出る味わいでしょうね。
グッときます・・・が
だいたいの粗筋は他の方のコメントを見て下さい。感想だけ述べます。
物語の終盤、実はさくらは・・・という場面を見て「ああ、そういうことか!・・・あれ?どういうこと??」と思ってしまいました。前半部分がトヨエツの脳内イメージを多分に織り交ぜて撮っているのは分かるのですが、作り込み過ぎてたがために、若干辻褄があってない気がしてきてもう一つのめり込めませんでした。
水川あさみの蘭子も、性格・振る舞いが「なんで?」という感じで、イマイチ感情移入できませんでした。
マイナスばかり書きましたが、薬師丸ひろ子はイイ!!そこそこの歳だと思いますが(失礼!)非常にかわいい!石橋連司もいいカマッっぷりでした。濱田岳もいい役者ですね。
トヨエツは・・・今回は哀川翔っぽかったです。決して悪くはないです。単純に見た目です。
伝えたいこと
あったかい映画でした。
本当に伝えたいことってなかなか言えないものですよね(*´д`;)
気持ちとは裏腹に嫌味ばかり言ってしまう主人公が自分と重なって反省しました(笑)
劇場には結構男性の方が1人で来てて,なんか良いなーって思いました♪♪
薬師丸ひろこさんがとっても可愛くて,その他の出演者さんも好演でした!!
可愛さが際立ちました
薬師丸ひろ子さんの可愛さが際立った映画だったと思います。
ストーリーについては私は前半でネタが想像ついてしまいました。しかし、後半「あーやっぱり」と思っても最後のシーンは泣けます。
しかし、井上陽水さんの主題歌はこの映画には合ってないと思いました。
ぜひ、ご夫婦で見てください。
12/22に試写会が当たって今度は愛妻家を見て来ました。
いやぁ、本当に良かった!
思いっきり笑って、泣いて、心の奥からスッキリしてきました。
年齢も様々、全てカップルかご夫婦限定の試写会でした。
そんなに大きくない試写会場で、試写会場が和やかで、こういう試写会はすごく良いです!
涙しちゃうシーンでは、あっちでもこっちでも、特に旦那さんが泣いていました。
当然私たち夫婦も大泣きして、夫婦の愛を確かめ合えました。
映画を見終わった後も、夫婦で一緒に食事をしながら映画について良く喋ってこれました。
夫婦のきずなを深められるし、お互いの存在の大切さに感謝出来て良いきっかけになれました。
しばらくデートしてないご夫婦は、ぜひぜひ、映画館デート、して来てください。
この「今度は愛妻家」でおだやかな気持ちになれますよ。
出てる俳優さんがみんな素晴らしいんです。
それにしても、薬師丸ひろ子さんって、こんなに可愛かったんだ~って、ビックリします。
彼女の甘え方と透明感が良いんですよ。
トヨエツさんがトヨエツさんっぽくなくて、良い!
それと、前回、ゴ-ルデンスランバーで好演していた濱田岳くんも出てて嬉しくなっちゃいました。
いやいや、思いがけず、良い映画を見れちゃってスゴク感激しちゃいました。
ぜひぜひ、おすすめです。
今度は愛妻家
監督が苦手で観ようかどうしようか迷っていました。
薬師丸さんと豊川さんコンビがどうしても見たくて、結局行きましたが・・。
薬師丸さんはやっぱりすごい女優さんだと再確認させられました。
手の動き、まばたきひとつで さくら の気持ちを表現しているなぁと。
小さい身体であんなに存在感のある方はなかなかいらっしゃらないかと。
北見の「オレの想像出来ない事を言ってくれ」のセリフで号泣。
縁側で写真を撮っている、光の加減で号泣。
泣きポイント、笑いポイント満載の映画でした。
石橋蓮二さんもとても良かったですが、水川あさみはもっと修行しろ!!な演技で
ちょっとマイナスでした。
アラフォー世代どんぴしゃ
…予想通り、映画観終わった後タオルがしっとり濡れるほどに泣いとりました。
何かが突然悲しいって言う映画じゃなくて、台詞にジーンとさせられ、独り言にしんみりさせられたり、大事な人の不在に泣かされた…という感じの映画でした。
行定監督がその昔「セーラー服と機関銃」@相米監督の映画を見て、監督になろうと思ったとかいうエピソードもある通り、この映画は薬師丸ひろ子で映画を作りたい!という面々が結集しての映画なんだそうです。
私たち世代より上の人にとってはきっと吉永小百合が映画女優としてそういうことなのかな~と思いますが、彼女の映画を作りたい!と思わせる女優として、吉永小百合はちょっと私にはピンとこない人なんですが、薬師丸ひろ子はなんとなくそうだよな~って思っちゃうところがあります。
歩き方の後ろ姿は昔セーラー服と機関銃の時に見た姿と変わりなく懐かしい感じもあったりして。
トヨエツとはずいぶん背も違って、肩辺りの下くらいまでしかないのですが、二人並んだ後ろ姿がお似合いに見えました。
雲の上の女優ではないけれど、等身大の女優さんとしてこれからも映画に出続けて欲しい女優です。
最後の展開に驚きました!
初めの方は主役の2人が掛け合い漫才のようなやり取りから始まり、段々と出演者が増えて来て、映画を盛り立てていきました。大きな笑い声を出して笑う場面が有ったかと思うと、ラストに近づくに連れ、観客の皆さんが涙をハンカチで拭ったり、すすり泣きがしたりと、すごい展開が待ってました。出演者の人数も少なかったので、ストーリーもわかりやすかったし、最後には温かい気持ちになれたかなっ?と、とてもいい映画でした。
今度は愛妻家
導入から最初のほうは素直に感情移入ができなかった。
浮気でだめな夫・俊介と気持ちの悪いオカマのぶんさん、誰とでもHしそうな蘭子という設定は保守的なおじさんには生理的にだめなのです。
でも、見終わった後は逆になります。
おかまのぶんさんが実は一番好感が持てて、俊介が一番われわれサラリーマンの夫婦の生態に近くて、蘭子が正直で・・・。
北見さくら(薬師丸ひろ子)の日常的なかわいさは特に後半から際立って輝きます。
50過ぎの私ですが、後半から涙が出て止まらずに困りました。
もともと薬師丸ひろ子の大ファンだった私はロードショーに先立つ彼女のコンサート(1月7日)に行ってその会場でチケットを買っただけなのです。
とてもいい映画です。口コミで広がってほしい映画です。
来週の休みにもう一度見に行きますが、これ以上構成を説明できないのが残念です。
脚本と演出に技あり
一見、スタジオ兼住居を舞台にした劇を観るよう。少しオーバーな演技が、いっそうそう思わせる。
そして、あることを伏せたまま物語は進行する。
観ていて何かが引っかかる。キーワードは、にんじん茶と薬師丸の衣装。
抱き続けた違和感が終盤で消し去るのだが、真相はあらぬ方向へと走り出す。こんな展開にしてしまって、この先、話の着地点を求めて迷走するのではないか?
だが、そんな危惧を嘲笑うかのように見事に着地を決めてみせる。脚本と演出に技あり。
玉○浩二みたいだった夫もカッコいい豊悦に戻る。(笑)
作品全体を引き締めたのが石橋蓮司。好演というか怪演というか、これは観てのお楽しみ。
この作品のポスターも1枚目の方がいい。カメラマン風だが行き詰まった感がある豊悦、遠くを見つめる少し疲れちゃった風の薬師丸。これだけで十分でしょう。2枚目のコピー《予想外の展開、号泣のラスト。》って品がないよなー。1枚目は[シアン系ブルーの色合い=今度は愛妻家]という視覚的イメージができあがる。
今度は愛妻家
人間って失った時に初めて気がつくんですね・・・
映画が始まった時は、笑える場面も多く、また、どこの夫婦も同じなんだなって思い観てましたが、後半からはその気持ちも消え、ただただ涙がこぼれてました。空気なような存在となりつつある女性(妻の事ではないのですが・・・)やからこそ大事にしないといけないと改めて感じさせられた映画でした。
今回、お互いに妻と旦那の事を考えながら観て、お互いに感じる事があった映画でした。夫婦であると言うことは、お互いを尊重し合い、そして思いやりをもって生活して行くものであるはずなのに、相手の立場も考えないで、個人の主張だけを通して生活していくのであれば、それは夫婦とは言えないと思う。
この映画は心に想っていても、言葉で表現出来ず、また、自分勝手な行動で大事な人が自分の側からいなくなった時に、初めて気付くものであるが、自分が本当に今、守ってあげなくてはならない人がいるとするならば、是非、この映画を観て、何かを感じ取ってもらいたい。
笑って!泣いて!.....良くできた映画です!
仕事をしない、浮気はする、嘘ばかり付く、わがまま....そんなグウタラにしか見えないダメ夫....その訳は....。
本当は、もう一度しっかり観てからこのレビューを書きたかった....でも、素晴らしく良い映画なので、早急に書かずにいられない....日本の男ってやつは、最愛の妻に優しい言葉や感謝の気持ちを伝えるのが苦手....この映画ではそんな夫に必要に求愛する妻の健気さがたまらない....ぜひ、御年輩の夫婦に観て欲しい作品です。
{夫婦には「さよなら」の前に、やらなければならないことがある。}
薬師丸ひろ子扮する良妻さくらが、「私を撮ってよ!離婚記念!最後ぐらいいいでしょ!」とファインダーに納まっていくカットと、それを見つめるダメ夫俊介が妙にグッとくる!
何で?、どうしてというような伏線を随所にちりばめながら、前半はコメディ?という感じで進むストーリ....そしてその真相が明らかになったとき、その伏線を思い出すだけで涙がこみ上げてくる.....何度もこの感動のまま終わってくれ!と思わせながらもまだ笑いを挿入してくる...その伏線もその後のシーンにいい感じで食いついてくる......。
「知らなかったなぁー.....私のこと...そんなに好きだったなんて....」
♪探し物は何ですか?見つけにくいものですか?かばんの中も机の中も探したけれど見つからないのに.....」♪
井上揚水の歌が、ばっちり嵌ります!
「じぁあ!もうひとりで暮らせるね!」
映画を見終わって、もう一度予告編を見ると、各所のセリフの重さが理解でき、全く違った印象を持ちますね!
「今度は愛妻家」.....最後までこの映画を見終わったとき、グッとくる言葉です。
最後に、この映画にカップヌードルが前面に出ていて「謎の宇宙人U.T.」の人形が可愛い!
豊川は、おもいっきりグータラ
この映画、話の展開はどうなるのか考えてませんでしたが、予告編みて観たいと思ってました。
豊川は、おもいっきりグータラな役
薬師丸は、能天気な妻
石橋蓮司は、おせっかいなオカマ
を好演しています。
結論からいくと、とてもよい映画でした。
間違いなく、今年度、赤デミーランキング一位です。
(まだ、一本目ですけどね でも、昨年来高値更新です。昨年公開されて見に行っていたら第一位になっていましたよ)
実は、序盤で、お話の展開、落としがどうなるのかを薄々感づいていまして
連れも、なんとなく予想できたようで
それを考えながら観ているととっても泣けるんですね。これが
ネタバレさせないほうがよい映画ですのでこんなところで
仲の良いご夫婦にもお勧めですが、おじさんのところみたいに仲が悪い夫婦で観るのもお勧めです。ぜひご覧ください。
あっ、別れちゃった人でもどうぞ!
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