イングロリアス・バスターズのレビュー・感想・評価
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タランティーノ映画はテンポ最高
ジャンゴを見て、この映画を見てみようと思った。
パッケージからしてなんかカッコよさそうな感じ。
観てみたら「これこれ〜〜!!」ってなった。
タランティーノ監督の映画は、ちょっとグロいけどてんぽいいし、続きが気になる。
目が離せない!
ほんとテンポが気持ちいいんだよなー。
相手を撃つのだって、人が予想するテンポよりちょっと早いってゆーか、観てる方に待たせないのがいい。ちょっと予想より先を行ってくれるんだよなー。
写し方とか曲とかもセンスいいよね〜〜
ちょっと古くさめってゆーか、土っぽいってゆーか。
あと、ジャンゴもそうだったけど、
白人と黒人どっちが正義とか、
ナチスを倒すアメリカ人が正義とか、
そういう位置付けはしないのがタランティーノ!
それがすごいよね。
「復讐」というのを軸にしてる。
単純だけど、単純にしてるのがすごい。
他の作品もみてみよ〜
相変わらず残酷だが、会話に引き込まれる
この映画をみてニュー・シネマ・パラダイスを連想する人はあまりいないかもしれませんが、個人的には、昔のフィルムは燃えやすいとう共通点を、なぜか意識してしまいました。 この監督の映画の面白さの一つに「会話」がある。この映画では、冒頭のナチスとユダヤ人をかくまうフランス人との会話と、 地下のバーで、ナチスとナチスに扮したスパイとの会話である。どちらも緊迫感のあるもので、俳優の演技もすばらしかった。 また、ブラッド・ピットと主人公の女性が同じ目的を持っているのに、お互いを知らないところで同時進行していく手法や、 最後はどちらの方法が成功するのか想像するのも面白かった。 ただ、残酷シーンが多いのと(タランティーノの得意分野)、ブラッド・ピットと主人公の女性の最後の扱い方が気に入らなかったので、やや低めの評価です。
「タランティーノ節」全開!
復讐をエンターテインメントに
まず何と言ってもクリストフ・ヴァルツ
映画冒頭の小屋でのやり取りはタランティーノ映画史の中でも屈指の名シーンで、最初の30分だけでもこの映画を見る価値があるくらい。 彼がいるシーンは全て素晴らしかった 。
映画の内容は一言で言えば とにかくナチを殺しまくる だったけど面白かったのは、ナチスに行われる様々な暴力が『全て正義の行い』ではなく徹底的に『復讐』として行われているところ。多分バスターズやショシャナが正義の味方みたいに振舞ってたらこの映画の見所はクリストフ・ヴァルツのしかなかったと思うけど、タランティーノが見事に復讐をエンターテインメントとして完成させることでそれぞれのキャラクターが躍動している 特にイーライ・ロスはイキイキしていた
中々なボリュームの映画でありながらほぼ隙間なくエンターテインメントが爆発していてるタランティーノらしい素晴らしすぎる映画
理屈抜きで面白いっす!
モラルハザードでは?・・でもすごい映画!
今更、このテーマを引っ張り出してこういう風に扱うのは卑怯に感じました。
このテーマをこういうタッチで・・しかもファーストシーンをあれだけシリアスに描いておいて・・ブラピが最初に登場するところのアノ演出はなんだ・・笑えばいいのか、怒るべきなのか・・・
もしかして、その感覚がこの映画の全てかもしれません。タランティーノのアイデンティティを強く感じだ部分です。
でも、映画としては凄いと認めざるを得ません。
演出がすごいと。
演出の凄さは言葉では伝わらないのがもどかしいです。
音楽の使い方もこの監督の特徴だと思いました。
とにかく、監督としての独自性に満ちています。
それらが随所に効いていて映画の水準を持ち上げていると感じました。
ラストにしても。
悲劇を描くというのは、技術的にはとても難しいものです。悲しいだけでカタルシスが得られないことになってしまいがちです。ですから悲劇でも、最後のところで何かしら周りの人たちの希望が始まるというのがセオリーだと思うのです。が。この映画はロミオとジュリエットで言ったら、主人公の2人が死んだ後、主人公たちの親友の誰かが両親たちをボッコボコのメッタメタのぎっちょんぎっちょんにブッ殺してしまう・・・というような、そんな感じです。そんなこと普通、綺麗なストーリーを描こうとする人たちはやらんだなということをやってしまうというのがタランティーノ。それでも監督の伝えたいことがしっかり伝わってくるから奇妙です。
この映画を見るまでタランティーノの才能には懐疑的でしたが、これで天才だと確信しました。
キルビル観たならば観なくてよい映画
くだらない、めちゃくちゃだが、面白い。
あらためて、この作品をみて、この前に書いたレビューが、自分でも納得できなかったので、書き換えさせてもらいました。
この作品は、冒頭のシーンとラストのシーン以外大変どいでもいいというか、くだらないシーンが、続きます。しかし、そのくだらない部分を面白くしてくれるのが、タランティーノ監督の力だと思いました。映画の最中では、ロミオとジュリエットやスカーフェイスのアルパチーノさんの名シーンや様々な映画のシーンが、あり、映画ファンのひとにもそうでない人にも十分楽しめるとおもいます。色々なシーンで、グロテスクなシーンが、出てきますが、そのシーンでは、笑ってしまうというところも、タランティーノ監督の力を感じさせてくれました。ラストのシーンでは、もうめちゃくちゃにぬるけれど、よっしゃーと思うところです。しかし、何十年も、脚本を練ってきたらしいけど、練りすぎて、おかしいところと変なところが、少々みれました。後、ナチスが、やってきた、ひどいシーンを我々みているものにも見せれば、(それは、無理だったのかもしれませんが、)私のように、ナチスの事をあまり、知らない人たちでも、とてもスッキリしたと思います。
事前のイメージと…
タランティーノ初挑戦。『キル・ビル』の派手そうなイメージ先行で鑑賞したのですが…いやほら当時つまらなかったら返金キャンペーンとかもあったしね。勝手にドンパチ系かと思ってたんです。そしたらなんと殆ど会話劇。
そして僕にはそれが少し退屈で…先入観ってダメですね。ランダ大佐絡みのとこは多少スリルなど感じながら見られたんですが。うん。彼も皆言う程魅力的には見えなかったですね。ほんと先入観ってダメ。
ブラピは『スナッチ』の時も(かなり大きな括りで言うと)ランダ中佐みたいなキャラを演じてたんですが、やっぱハマってますよこういうの。イタリア語作戦の時の顔芸で笑ってしまった。
クライマックス。会話劇がハマらなかった僕にとっては、2時間ちょい耐えたご褒美とはいかなかったかな…。
うーん。ザッツ評価に困る映画。
皮!
日本ではそれほどヒットはしなかったよう。
それも分かる。
爽快感のあるアクションではない。
ブラピの魅力で見せる映画でもない。
グロありで女性には受けが悪いだろう。
そして言葉へのこだわり。
ドイツ語・フランス語をちゃんとしゃべることのできる俳優を選ぶ。
その監督のこだわりは日本人が理解するのは難しい。
クエンティン監督の会話シーンが好き!という人でないと
楽しめないシーンも多い。
ただオーストリア人俳優クリストフ・ワルツはすごい存在感。
歪んだ口元がいつまでも脳裏に残ります。
オスカー取ったのも納得。
ラストの爽快感はあります。
が、やはりブラックな後味。
ドイツ人がこの映画をどう思っているのかが気になりました。
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