劇場公開日 2009年11月20日

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「復讐をエンターテインメントに」イングロリアス・バスターズ Movieアパートさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5復讐をエンターテインメントに

2014年11月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

まず何と言ってもクリストフ・ヴァルツ
映画冒頭の小屋でのやり取りはタランティーノ映画史の中でも屈指の名シーンで、最初の30分だけでもこの映画を見る価値があるくらい。 彼がいるシーンは全て素晴らしかった 。
映画の内容は一言で言えば とにかくナチを殺しまくる だったけど面白かったのは、ナチスに行われる様々な暴力が『全て正義の行い』ではなく徹底的に『復讐』として行われているところ。多分バスターズやショシャナが正義の味方みたいに振舞ってたらこの映画の見所はクリストフ・ヴァルツのしかなかったと思うけど、タランティーノが見事に復讐をエンターテインメントとして完成させることでそれぞれのキャラクターが躍動している 特にイーライ・ロスはイキイキしていた
中々なボリュームの映画でありながらほぼ隙間なくエンターテインメントが爆発していてるタランティーノらしい素晴らしすぎる映画

Movieアパート