イングロリアス・バスターズのレビュー・感想・評価
全155件中、1~20件目を表示
独特な世界観
真実なんてわかり得ないし、プロパガンダは当たり前。
だから時代劇は信憑性が疑わしい。
それでも戦争映画は好きだ。
この映画の良さは、エンターテイメントに徹していること。
自分の思うタラではなかったな
史実に沿っているように見せつつ、タラ的な予想外ストーリーでもあり、バイオレンスもある。けど、何故かハマらなかったな…どうしてかな?
本作の柱でもある助演のランスの結末が全然しっくりこなかったからかも?そこを含めて全編通して全く好物のニヤリがなかったからかも?
クリストフ・ヴァルツ
やっと観ました。
観よう観ようと思いつつ、尺が長いのとナチスを題材にした映画が食傷気味で、後回し後回し(笑)
タランティーノのドキュメンタリーを観る前に監督作を全て観ておこうと思い、やっと(笑)
これで、コンプリートできた♪
ブラピがタランティーノと初めて組んだ作品で、彼が主役みたいだけども、なんか影うすい(笑)
脇役キャスト陣が凄くて、
ちょい役なのに異常なぐらい存在感ありすぎる、レア・セドゥ
同じく存在感あふれるマイケル・ファスベンダー
綺麗でカッコイイ、メラニー・ロラン
特に、クリストフ・ヴァルツの演技や存在感が凄くて、他の俳優を食いまくってましたね♪
マジな話、裏の主役はクリストフ・ヴァルツだと思う。
さすがタランティーノな出来、面白かったです♪
ただ、2時間ぐらいの尺だったら、もっと良かったかも(笑)
面白いですけどね…(笑)
遥かなるアラモ♥アルジェの戦い♥ 復讐のガンマン♥荒野の1ドル銀貨...
遥かなるアラモ♥アルジェの戦い♥
復讐のガンマン♥荒野の1ドル銀貨♥
キャット・ピープル♥
音楽が次から次へと。我が青春の思い出。他にもあるけどね。
最初の『遥かなるアラモ』何故?
音楽の事余り知らないが『南から来た用心棒』に似ていないだろうか?『遥かなるアラモ』が。短調に入れ代わると。
『キャット・ピープル』の『ナスターシャ・キンスキー』さんに『ショシャナ』がなんとなく似ている。タランティーノはファンだったはずだ。『殺しが静かにやってくる』との関係を深読みすると多分?
色々な映画をリスペクトしていると思う。
始まりは『シンドラーのリスト』『真昼の用心棒』『独裁者』『氷の微笑』『スターシップ・トゥルーパーズ』『ニュー・シネマ・パラダイス』『殺しが静かにやってくる』『タイタニック』『ゴーストバスターズ』『ワイルドバンチ』『大脱走』他にもあろだろうなぁ。私の好みと重なる。勿論、重なるだけだけども。
私の感想としては『ポール・バーホーベン』監督に影響受けたと思うが。
何しろ、結末は出鱈目な最高のエンターテイメントだ。
タランティーノが描くナチス。
タランティーノらしさ満載の戦争エンタメ作品。
史実の細かいところは無視して、映画としてのおもしろさを
追求した作品のように感じました。笑えるシーンと緊張感のある
シーンとのバランスも絶妙。長さがまったく気にならず、
最後まで楽しめました。予想通りグロいシーンも多いので、
好き嫌いがわかれるかもしれませんね。
爽快
ずっと気になっていたが、仕事中の合間に見たためあんまり理解出来ていなかったのが悔やまれる。
同時進行で仕掛けてたのか、、
ナチスをこんなおちゃらけた感じで扱うの珍しい。
序盤の村のユダヤ家族虐殺のシーン悲しかった。
酒場のシーンは痺れた。
最後のハーケンクロイツのシーンは1番直視するのがきつかった。。
ハンス悪人として最高だった。
結構色んな人が死ぬ、、結構悲しい。
タランティーノだからしょうがないか
会話のひとつひとつにサスペンスのある、娯楽映画としては一級品の映画だ。
地下の密室バーで虚虚実実のやりとりが交わされる、凍るような場面が象徴的だ。憎しみの報復は今も世界の各地で繰り返されている。「ミュンヘン」でスピルバーグが執念深い報復を描いていたが、残虐な行為には更に残虐な行為で報いたいのは人間の性かもしれない。
まるで虫けらか鼠のように人を葬ったナチスに容赦のない手を下した、このタランティーノ作品はその気持ちをなぞった娯楽活劇だ。
かくいう自身、仇討ち肯定論者なのかと愕然とした映画でもある。
凄まじい演技力で見る者を引き付ける映画
タランティーノ監督と主演のブラッド・ピットに目を奪われがちですが、この映画の本当の凄さはクリストフ・ヴァルツの演技力にあります。
アカデミー賞 助演男優賞を獲得するほどの圧倒的存在感によって、序盤から一気に世界観に引き込まれます。
全てを見透かされた感じで、いつバレるか分らないような緊張感がこれでもかと味わえる映画。
少し奇想天外なところがあり、それが見る者の好き嫌いを分けるかもしれませんが、それを差し置いて役者の演技力を見るだけでも十二分に価値のある作品です!!
面白い‼️
こういう話の脚本って、単に映画が好きってだけでは書けない。
少なくとも、歴史的な実情を知っておかないと話は広げられない。
タランティーノって、こっちが思っている以上に利口な人なんだと思う。
それか、作品のために猛勉強したか😆
まあどっちもかも👍
タランティーノ節満載
第二次世界大戦下、フランスを占領したナチスに二つの復讐の刃が迫る…。
タランティーノ監督作。無駄話に緊張感を持たせるタランティーノ監督らしい演出が炸裂する作品。悪趣味ながらラストが大騒ぎになる感じが好きです。
タラちゃん節炸裂
過剰な脚本、過剰な演出、過剰な演技、過剰な画面に、人を小馬鹿にした音楽の入れ方、タラちゃん本領発揮です。章タイトルなど時折入る説明のおかげで、いつものややこしいお話もスラスラ理解できます。2時間半長いですが許されます。
しかしなんと言っても、ピッド君のウルトラミスキャストが最高の効果を生み出してます。
単なる映写機を担いだ少年に戻ってしまった?
タランティーノは「レザボア・ドッグス」と
「パルプ・フィクション」の2作品から後退
して、単なる映写機を担いだ映画少年に
戻ってしまったのだろうか。
この作品、全体論としては
そこそこ良作になる要素は満載なのだが、
他の監督だったらあえて描かない過激な描写
を連続して我々の前に提示する。
多分に他の監督作品からの差別化を意図して
いるように思うのだが、
それだけに留まって底浅い印象を
与えてしまうのが彼の欠点にようにも思える。
「キル・ビル」同様、序盤は期待を持たせて
くれた。そして、私は最後の最後まで
若き女性映画館主が親衛隊大佐に復讐を
遂げて終わらせるものだろうと、
観続けることになった。
1章と3章の彼女と大佐のエピソードを
見せ付けられたら、観客は当然そう思う
はずだが、そうは成らなく、
首尾一貫した完結に持って行けないのが、
客受けを優先したエピソードの積み重ねに
終始するタランティーノの欠点のようにも
思える。
女性映画館主は彼女に恋い焦がれた
ドイツ英雄兵に撃たれてしまうし、
ラストはまさかの「ワンス・アポン・ア・
タイム・イン・ハリウッド」に似た
ヒトラー暗殺仮想シミュレーションにも
成らない、ただただ過激であれば良しとする
だけのような殺戮場面で終わらせた。
しかし、これには「ワンス…」と同じ解釈は
出来ない。
「ワンス…」では“シャロン・テート事件”が
こんなことで防げていたら、との彼の悲痛な
叫びのようなものを感じ取れたが、
この作品では、ラストがどう描かれようとも
何も変わらない設定だ。
確かにタランティーノには、映画の世界への
愛情と幅広い知識習得の結果は
画面の隅々にまで感じ取ることは出来るが、
残念ながらその先がない。
ある意味、哲学が無いとの印象だ。
解説にルビッチ監督の
「生きるべきか死ぬべきか」のタッチが、
と触れるものがあったが、当然ながら、
ルビッチ作品に満ち溢れる高尚な
ユーモアセンスのかけらも感じられない。
タランティーノ作品の連続鑑賞も次回の
「ジャンゴ 繋がれざる者」で
一旦終わらせようかと思うが、
せめて「ワンス…」のような彼の心の叫びの
ようなものが感じ取れる結果が
待ち受けていれば良いのだが。
力業だけど面白い
夏と言えば戦争映画、だけど戦争映画って当然ながら悲惨だし心が抉られるようなものが多くてちょっと、、
そんな方におすすめなのがイングロリアスバスターズ
登場人物ほとんど死ぬにも関わらずあまり湿っぽくない、秘密部隊のメンバーにテロップが出て紹介に入ったりして復讐モノの西部劇でも見ているよう、皆死に様があっさりしているのもあるか
だいたい面白いんだけど一般人のショシャナは死ぬのにブラピが生き残るのは意外だった、まあ最後誰かが鉄槌を下さないと終わらないもんな
でも冒頭でしっかり生き延びた場面を見せてナチの将校と因縁ある描写はあるのに最後は関係なくぽっと出てきたストーカー若兵士に撃たれるとかわりと展開荒っぽい
大味だけど力でがっと押し通しちゃうところがすごくタランティーノって感じの作品ですね
登場人物のキャラの濃いこと
この映画には魅力的な登場人物がたくさんいて、それぞれのキャラに注目して見るのも楽しいので、何度でも楽しめます。ストーリーよりも、登場人物同士のやり取りが面白い映画だと思います。なんと言っても、ハンス・ランダ!最高のキャラクターで魅了されてしまいました。それを演じるクリストフ・ワルツも素晴らしい。彼の巧みな話術は吹き替えではもったいないので、英語で英語字幕で見て楽しんでいます。フランス語もドイツ語もわかればもっと面白そうな、知的好奇心もそそる映画です。そして、もちろん、タランティーノ監督のバイオレンスも爽快です!
会話中心
物語は5章で別れており各章では会話が中心に物語が
進められていく。
第一章でランダがユダヤ人一家を匿っているフランス人の家に
やってきて、そこの主人とテーブルを挟んでのやり取りがあまりに長く
どういうつもりなのか、と訝しく思いつつ観てたら全編通して
そんなノリだった。
会話そのものは緊迫感あって面白いのだが
単純な物語でありつつなかなか進まない感じがちょっともどかしい。
タランティーノの映画はいくつか観てきたけど、どれも趣味ではないと
今回の作品でようやくわかった。いや、どれも面白いんだけど
彼の作る世界観がボクに合わないというだけなんだけど。
世の中理不尽だとは思うけど、こんな娯楽映画で
ランダは死なず、ハマーシュマルクやミミューが死んでしまうとか
ちょっと驚き。
ヒトラーの実際の最後とは全く違うわけだけど、
現実とそこまで乖離しているのであれば
もう、ナチスドイツが的である必要性はあるにだろうか?
会話だけであそこまで緊迫感をもたせるのはすごいことだとは思うけど
もっと娯楽アクションかと思って見てたのでちょっと肩透かしだったかな。
メラニーロランがすごい可愛かった。
全155件中、1~20件目を表示