イングロリアス・バスターズのレビュー・感想・評価
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タランティーノ節!
いゃぁー
監督の映画への愛がひしひしと伝わるこの映画。おそらく今年一番の予感がします😚
まず冒頭から繰り広げられる
意味のない(しかし深い、そして痛快な、まぁこれこそタランティーノであるー笑)会話劇
まぁこれがファンにはたまりませんね。
いつ 事件が起こるのかハラハラしながら
居ても立っても居られないそんな感じ💦
一つ一つのシーンが
後になって連想される
そして、
単純かつ明解なストーリーではあるものの、
何か深みを感じさせる映像は
タランティーノ独特です。
パルプフィクションには少し劣るが、
後10年もすれば
同じ評価に値する作品になるはず?!ワラ
俳優陣は
まずブラピ
レイン中尉を熱演してます。(今までの作品以上に一般向けを意識してのキャスティングかなぁ??)
そして
何といっても
ハンス ランダ大佐役の俳優(名前忘れた。)
が最高😜😜
完全にこの映画で全ての俳優を 食ってしまう程の存在感、抜群の演技力でした💦
あと
メラニーローレンが
ムチャ美人 !
ラストの赤いドレスで壁にもたれかかっているシーンは おそらく
名シーンになるはず
と言ってもいい程💦
そして今回も
挿入歌のチョイスが抜群(パルプには劣るが、、)💦
まぁ全編を通して
興奮しっぱなし👊
次回作が楽しみ👆
見る価値あり!
グロさはタランティーノにとって、ただのお飾りであるので
ただグロいとは思わないで欲しい。
これもアリ
なんとも、挑戦的な映画です
映画監督自ら挑戦状を叩きつけてきました
面白くなかったら全額返金?
監督、なんともちょっと変わった作品をつくる
クエンティン・タランティーノ
主演も、本年度、洋画部門ではダントツ最下位級のバーンアフター・・・と同じ
ブラッドビッド
この挑戦を受けないわけにはいきません。
ルールを確認すると
「この映画は5章で構成されている
そのうち3章終了した時点(一時間程度)で
外に出て係員にいえば全額返金、その際アンケートに答える」
ということです。
おじさん途中退出する気満々でいきました
結果は・・・・・
退出しませんでした。
だって、3章終了時点って、起承転結の 「起」 くらいまでしかいってないんだもん
ずるいよ
ということで最後までいました(途中で出て行く人は誰もいなかった)
肝心の内容ですが
R15指定なだけにグロ感じのシーンが沢山あります
バットで殴り殺したり・・・
頭の皮剥いだり・・・
しかし、ストーリーと言いたい事は、しっかりとわかりました。
こんな作品も あり だと思います。
復讐のカタルシス
クエンティン・タランティーノの初戦争映画です。
ブラッド・ピット主演です。
うぅ~ん…今作で敷居を下げたのか上げたのか……
この映画…タランティーノ初体験の人には、少々ドギツイかもしれません。
エグさグロさがタラ映画史上№1です(実際、そのシーンでは客席から女性の悲鳴が聞こえましたw)
まあ、グロあってのタランティーノなんですがw
ブラピ目当ての女性客には災難だったかも…
それでも、面白さタラんことはありませんでしたよw
勿論、全額返金は求めませんでしたw
今回のタラは、オフザケ度が多少ナリを潜めた印象です(飽くまで多少)。
んで、率直に思ったのが、タラは円熟期に入ったのかなあと…静から動へのスイッチの切り替えがかなり絶妙なんです。
タラお得意のなっがい洒脱トークから、突如始まるジェノサイド。
とにかくこれの繰り返し…前作『デス・プルーフ』あたりで味占めたのか、それとも最初から持っていたのか…
だから和気藹々のバーのシークエンスにさえ、こっちは気が抜けない訳です。
堪りませんw
そこから紡がれていく女性の復讐…バスターズ達の殺戮…ナチス掃討作戦…
自分は、戦争映画のカタチを借りた“復讐劇”として、この映画を受け取りました。
当然、観客は復讐を誓うメラニー・ロラン扮するショシャナに感情移入していく訳ですけど(ブラピへの感情移入はちょっとw)、この復讐のテンションが終始貫かれてるもんですから、クライマックスに訪れる彼女の悲しい結末より、彼女が願っていた復讐が達成されていくシーンで、悲劇性よりむしろ奇妙なカタルシスを感じてしまうんです。
それで鑑賞後は何故か気分が爽快に……今迄、戦争映画で爽快になれただろうか??
タラの映画ってプロット自体はそんなにヒネったり、ドンデン返し的要素ってないんですけど、観せ方が他の監督と違うんですよね。逸脱してる。そこに魅了されるし、病み付きになる。
またまた次回作が楽しみです。
頭皮剥ぎシーンはトラウマになりましたがw
戦争アクションがなくて、史実もねじ曲げているところで、好みが分かれる作品ですね。
戦争映画なのに、戦闘シーンが殆どなく、ヒットラー暗殺計画を実行しようとするのに、その工作の過程で描かれるべきハラハラドキドキするようなバスターズとナチスの駆け引きもなく、余りにたやすく作戦を遂行してしまうところに白けてしまいました。
本作では、全編に渡って大胆に途中のシークエンスを省略する手法になっていて、スピード感はあるものの、都合良過ぎるように見えてしまうのです。
家族を虐殺されたションシャナが再登場するのは3年後の3章に入ってから。その時彼女はパリで映画館の館主として登場するのです。放浪のユダヤ人がナチスの占領下のフランスでいったいどのようなプロセスで館主となったのかは明かされませんでした。
またバスターズの戦闘的な活躍も紹介されず、2章の終わりには、すでに噂の部隊としてナチスから恐れられる存在となっていたのです。
『ワルキューレ』のような展開を期待していった人には、ガッカリするでしょう。もちろん数あるヒトラー暗殺もののなかで、唯一予想を裏切る本作ならではの面白さはあります。どれもこれも、暗殺ものが結末に近づくとつまらなくなるのは、観客がヒトラーの結末を知りすぎているからです。
だからといって歴史を勝手にねじ曲げていいものでしょうか。いえいえ、いいんですよ、創作であったとしても。でも創作ならば真実以上に、ホントらしく描かなくてはいけません。
常に暗殺の危険をはらんでいたヒトラーが、レジスタンスがうようよしているパリの小劇場に足を運ぶまでの過程とラストの展開は、余りに都合良すぎます。
まぁ、バスターズによって処刑され、最後に虐殺されるのがナチスになっているのが史実と逆になって、痛快ではあれます。
普通の映画ファンのの感覚では、評価は辛くなってしまいます。でも、映画通を自認されているような方にとって、タランティーノが本作に仕掛けたプライドやオマージュが読み取れるだけに、独りほくそ笑むような作品でしょう。
残忍だけどイカしているバスターズ軍団の描き方なんて、マカロニウェスタンそっくり。冒頭からして西部劇『アラモ』の主題歌だし、殺したナチスの頭を皮を剥ぐスプラッターな行為は、西部劇の世界だぁ!
B級映画の雄として、アンチハリウッドの心意気も健在。ブラビを主演させて、あたかもハリウッド戦争アクションに見せかけているものの、その他のキャストにはヨーロッバで活躍する無名な俳優を多数起用。セリフの多くも英語だけのシーンは少なく、4カ国語が入り乱れています。
実質的にはヨーロッパ映画としてしまうことで、ハリウッドだけが映画じゃないぞというタランティーノの叫びが聞こえてきそうです。
さらにラストシーンの劇場で流されるショシャナがナチスに復讐を語りかける映像には、映画が武器となる展開を通じて、映画が持つ力をアピールしているのだと感じました。
ところで本作のブラビの誇張気味の演技は、シリアスを越えた可笑しさを感じさせてくれます。『バーン・アフター・リーディング』など、同様なキャラでブラビが引っ張りだこなのも、単なる二枚目俳優で良しとしない彼の探求心のなさる業ではないでしょうか。
あと国際的には無名だけれど、ドイツのお茶の間では、ドラマ俳優として親しまれているクリストフ・ヴァルツのランダ大佐役はなかなかの怪演ですね。シャーロック・ホームズばりに、巨大なパイプをゆらゆらさせて、名探偵を気取っているところや、条件によっては敵方に内通してしまいそうな身の軽さをよく演じていました。
彼が裏の主役といってもいいくらいです。
ということで好みが分かれる作品。23日までは、全額返金もやっているので、とりあえず3章まで見てみてはいかがでしょう。今日試してみたら本当に返金されました。
よかった~!
タランティーノ作品は、最初の2作は好きで、(レザボアドックスとパルプフィクション)面白いなあと思っていましたが、その先はあんまり面白いと思いませんでした。今回の映画も、劇場で予告編を観て面白くなさそうだと思ったものの(笑)初日が1,000円の日だったので観に行きました♪
結果、とっても面白かったです!
私と同じように、最初の2作がお好きな方は楽しめると思います。
全然期待していなかったので、よけいに面白く感じたのかも...。
最初、秘密部隊の隊員がでてきたところで、なんかぱっとしない外見でへなちょこ
っぽかったのに、実際はみんな凄腕でびっくり(笑)
ブラピはワイルドで飄々としていてよかったです。
残酷なシーンもさらっとありますが、そんなにグロくはないです。
笑えるシーンもありますが、反ナチスのレジスタンスの悲哀も感じられて、結構
真面目なメッセージ性もあると感じました。
ナチスの高官達がみんな狡猾で細かくていかにもナチスらしくて愉快でした。
でも最後、その超狡猾なナチスの大佐があの結末で、ちょっと出来すぎかな。
フランスの若手女優さんが出ていますが、正統派フランス女優って感じで、映画
に華を添えています。劇中の映画館のスクリーンに顔が出てくるシーン、ほんとに
フランス映画っぽかったですよ。
ああ!切ないなぁ!
タランティ-ノ監督作品にしては、とても真面目に良く描けていたなぁと思った。主人公の少女の家族が冒頭シ-ンで皆殺しにされる序曲から、自分が戦火の中で
守ってきた映画館を炎上させる終曲がとても切なかった。思わず主人公のシィシャナに自分がシンクロしてしまった。ドイツ女優の演技も最高だったが、死に方がお粗末だったな。どうせ最後の大舞台を飾るなら、やはりシィシャナのように、華々しく散りたい。最後に、ブラッドは格好良い所は、殆どない完全な脇役でしたね。
プロパガンダ?
ドイツ人将校ランダ大佐が怖い。
醸し出す雰囲気冷たく,狡猾なキレ者。
演じるクリストフ・ヴァルツが,
みごとな存在感を醸し出し,
それはブラピを喰っていた。
タランティーノお得意の,まわりくどい会話が秀逸。
多国籍の言語がスリリングを味付けし,
ユルさとシャープのさじ加減も絶妙で,
最後まで,おもしろい。
反面,
ショシャナの復讐劇があっさりで,やや残念。
戦争を背景にした「ならず者」の話は,
「アメリカンNo.1」と謳う戦時下高揚作品のよう。
後味はあまり良く無い・・・。
恐るべし、「ユダヤハンター」大佐
タランティーノ監督の作品って、意外にも「パルプフィクション」しか見ていない。
「キルビル」も観ていないな。
冒頭のシーンが長いので、ひょっとしたら・・・と、イヤな予感がした。
1シーンが長くて、また、ドイツ人の名前がよく覚えられなくて、ドイツ語&フランス語&英語が入り乱れて、疲れてしまい、途中眠くなってしまった。
でも、前半のフセンが、後半「ははあ~、こうなるのか・・・」と納得のストーリー。
会話で殺すってカンジ。いいな~。
好みがはっきり分かれる作品だと思う。
戦争コメディかと思っていたけれど、違った。
グロいシーンもあったけれど、まあ大丈夫。
ブラッド・ピット主演と謳われていて、彼は、飄々としていて、独特の喋り方の中尉を好演。
さすがだな~。
でも、そのブラピを食っちゃった人がいた。
ハンス・ランダ大佐を演じた、クリストフ・ヴァルツ。
ドイツ語はもちろん、フランス語、英語、イタリア語がペラペラで(ひょとしたら、日本語も??と思わせる)、礼儀正しく、キザで、冷酷で、人を小馬鹿にした態度は、バツグン。
美味しいというケーキを食べ残し、煙草を突っ込んで消しちゃうような人。
「ブラボー!!」と叫ぶ時の笑顔は、最高に良かったな~。
アカデミー賞、獲りそう。
エキセントリック
何と言ってもキャラクターが強烈です。
にこやかな笑顔と非道なほどの行動力を併せ持ち、殺しの仕事を忠実にこなしていく
“ユダヤ・ハンター”の異名を持つSSのハンス・ランダ大佐。
祖先にインディアンがいると豪語し、部下たちに“頭の皮を100枚集めて来い!”と命令する
アメリカ軍のアルド・レイン中尉(ブラッド・ピット)。
そしてレイン中尉の部下にはバットで殴り殺すのを得意とする男や
ナチス将校を何人も暗殺した元ナチスなど、相手を殺すのに容赦しない男たちが揃っています。
そんな彼らの繰り広げるシーンはあまりにもブラックで怖かったです
今までのタランティーノ監督お得意の直接的な暴力描写は影を潜め、
抑制された会話によるサスペンスです。。タランティーノのデビュー作「レザボア・ドッグス」や
「パルプ・フィクション」の頃を思い出させてくれる会話は、彼のファンとして大満足!
ストーリーもこれぞ劇画風・コミックタッチで、「キル・ビル」を遙かに超えたエキセントリックな
キャラクターのオンパレード。歴史を完全に無視した展開。理屈ではない楽しさがはじけてます。
でも、タランティーノ監督作品ですから、楽しさだけじゃなく、頭ははじける、皮は剥がされる、
血は飛び散る。なんでもありの、タランティーノの独創的な世界観が光ってます。
彼らしい瞬発的なバイオレンスやシニカルなユーモアももちろんあります。
エンドロールの頃には、この映画は笑ってよいのか?泣けるのか?と思ってしまいましたが、
独特な世界を是非自分の目で確かめてください!
面白くなかったら返金・・・ちょっと無理してるかも
クエンティン・タランティーノ監督とブラッド・ピットとくれば、やっぱり期待度増してしまいます。エグさ残忍さを表現したシーンもどこかユーモアに思えたりして・・・もう一度見直さないと、ちょっとわかりずらかったのは私だけかしらと公開したら、早く観ないとスッキリしない感じ。ブラピは、相変わずイケテました。
寝ちゃダメ
ジャパンプレミアで見てきました。
一回見たときはつまんねーと思い寝ちゃってやっぱりイマイチだなと思いましたが、これじゃタランティーノ監督に直々に映画を宣伝しろと言われてたのに怒られると思い劇場で見てきましたが!
二回目は寝ないで見ました!
そしたら普通に面白かったです
ただ、みんなに言いたいのは映画本編全て見てお金を払い戻ししたいとかはしないでね!てか一時間以内だし!
普通に面白いからちゃんと見て
ブラボー!
タランティーノ・ワールド全開。
心地良いケレン味と小気味良いカリカチュア&グロさ満載の
153分は、チャプターに分かれているのもご愛嬌でしょうか?
凛々しくも切ないヒロイン、ショシャナ役のメラニー・ロランが
とにかく素敵で魅了され、本作品でカンヌ国際映画祭男優賞に
輝いた、ナチス親衛隊ランダ大佐役のクリストフ・ヴァルツの
計算され尽くした演技には釘付けになりました。
あ、そういえば、ブラッド・ピットが、派手な狂言回しとして
出演していましたっけ・・・(笑)
公開されたら?
公開4日間、つまらなくて、1時間以内に席を退出したら、全額返金キャンペーンの結果が知りたい!
ジャパンプレミアでは、私を含めて、周りの評判はよかったみたいだけど、タランティーノとか、ナチものに興味がない人はどうだろう?
キル・ビルとは、また作風が違うけど、キル・ビルの時は、都市部と地方では温度差があったって言う記事を読んだ記憶が・・。
今回は、どうだろう?私の感想は、こんな、ナチもの初めて!シュールです!
長かった…
正直、退屈しました。ジャパンプレミアで、舞台あいさつ付だったのですが
見どころは、血がドバドバ?とコメントしていましたが、それに関しては
後半だけかな?ちょっと、グロイシーンも有りましたが。
下調べしてあると、もう少し楽しめたかもしれません。
いともたやすく行われるえげつない行為
ジャパンプレミアにて。
さすがのタランティーノ作品。
今回もぶっ飛んだお話だ。
153分という長編で少し長目の映画だけれど、そこはさすがの脚本力、“見応えがある”の一言に尽きる。
前半に幾重にも張り巡らされる伏線が、
後半の怒濤の展開で一気に暴かれていく爽快感。
お馴染みのエログロ要素も忘れちゃいない。
そして皮肉な科白回しも健在。
秀逸すぎるキャラクターたちの一挙一動と、シニカルな嗤い、スタイリッシュな画に包まれるタランティーノワールド。
もう完全に呑み込まれた!
さすがとしか言いようがない。
メラニー・ロラン、んー、美人さん!
是非!
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