イングロリアス・バスターズのレビュー・感想・評価
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外国映画は登場人物が途中で分からなくなることがあったが、これは人間...
外国映画は登場人物が途中で分からなくなることがあったが、これは人間相関図がはっきりしていてよく分かった。
何かの記事で、戦争映画なのに戦闘シーンがないとか書いてあったけど、戦闘シーンあるわ、グロいシーンあるわでブラックジョークにしては度を超えた感じがした。
ドイツ占領下にあるフランス。
ドイツ軍が行ったユダヤ人虐殺。
ドイツ軍を殺していたアメリカ兵。
疲れた状態で見たからなのか。最期の取引のあたりがよく分からなかった。ハンターの狙いは!?
女戦士かっこいい。
内に秘めたものがジワジワ滲み出てる映画
ドキドキするとこもハラハラするとこもあって
楽しめる。ストーリーもよい。
クリストフワルツ、いつも悪役のイメージで
今回もなかなかだったなあ。
でも悪い印象はない
めちゃめちゃ演技派なのがわかった
ゾックゾク
全編通して、ハラハラするシーン目白押しですが、
個人的には特にバーのシーンの駆け引きが、
もう恐ろしくて、
股間の辺りがゾクゾク、ソワソワ。
最後まで息のつかない展開。
面白くなければ全額返金(でしたっけ?)
というキャッチコピーに偽りなし。
会話で緊張感を保ち続ける演出
どの章も会話で心理戦を暴力より手前に探り合い特にC・ヴァルツの存在感が異様でイタリア語まで喋っちゃう辺りはバスターズの滑稽さが伺える。
ラストのC・ヴァルツのキャラが崩壊して今までの緊張感は何だったんだろうって位にジョボくなって残念。
地下でのシーンはメインキャラが不在の中、劇中で一番興奮して圧巻だった。
全ての事柄が会話の緊張感で保っていた割に単純解決するのが物足りない。
随所にタランティーノ特有の演出でテンション上がる効果が絶大で堪らない。
やはりドキドキさせてくれる監督だ。
比喩じゃなくて、クソ共を映画がぶっ殺すとか最っ高!!
王道復讐悲劇の女神に相応しいメラニー・ロランに、ブラピのレインも何もかもがハマリ役でもうニヤニヤw今じゃビッグなヴァルツのランダも笑っちゃうほど狡猾で、相手をまんまとシーソーゲームへ嵌め込む罠も最高だった。ナチをバットで撲殺するイーライ・ロスもクソ最高で、ストレス溜まったイジメられっ子に一回見せてやりたいほど(でもマネはしちゃだめよ)!!
随所に仕込んだ映画ネタは初見の頃と同じで分からず(あ、でも『シンデレラ』を思い出す場面はあったな。全然ロマンチックじゃないが)、自分の映画オタクスキルが足りないことが悔しかった。でも初めて観た頃よりも楽しんでるのは嬉しかった。なんせ最初は思い描いてた戦争映画と違いすぎてて、イライラして本編中に眠っちゃったぐらいだから(基本的に敵地潜って、忍び足で進行だしね)。一応銃撃戦はあるがカタルシスはさほどない。ないってことはないだろうけど、ハリウッド産とは違うあくまでタランティーノバージョンだから、そこら辺とは異なってる。それを良しか悪かとするかで大分評価は分かれるかもね。
ただ唯一残念なのが、どうしてバスターズメンバーを豪華キャストに託さなかった!?ヒューゴはティル・シュヴァイガーより、ブルース・ウィリスが良かったし(ウィリスの生まれは西ドイツのラインラント=プファルツ州)、ブリジットは第一希望のキンスキーで観たかったのに…。
己を貫くイカレ野郎
ブラピが好きで観ました。
そして本作も期待通りブラピがいい味出てました。
ファイトクラブや、フューリーで見るような、「真っ直ぐなイカレた男」が最高にクールです。本作も然り。
「殺した敵兵の頭を剥ぐ」とか、「バットで殴り殺す」とか…。そしてそれを眉1つ動かさず、煙草ふかしながら淡々とこなす。また、白タキシードで敵の官僚軍団の中に潜り込む時、図々しく腰に手を当ててぶすっとアゴで敵大尉を見る。そんな、「危険性」と「自分の態度を崩さない姿勢」に見惚れます。
最後のシーンでもバシッとイカレ具合を示して幕を閉じてくれますし、ブラピファン必見間違いなしです。
ふつう
ところどころ面白かったというのが第一の感想、タランティーノの関連の作品はそこそこ見たけどこれは微妙でした。
最初と最後の方はとても良かったんだけど・・。
どこをどうしたらよくなったとかはわからないけどふとした瞬間にあぁタランティーノの作品だなー、と思い返すぐらいで、突き抜けてる感じはあまりなかった。
niceキャラ!
前半の緊張感がヤバイ!
そして意味ありげな演出。そして特に意味がなかった(笑)
終盤にかけ段々とぶっ飛んでいくストーリーも良い。
映画のスクリーンをスクリーンに映し出す?演出もビックリ(笑)
記憶にバッチリ残る作品でした。
「こいつは俺の最高傑作になりそうだ」
以前に観たことがあったのですが「ジャンゴ」を観て改めて鑑賞。
「こんなに面白い映画だっけ?」というのが正直な感想です。
個人的にタランティーノ作品の醍醐味だと思うのは、
派手なドンパチとウィットに富んだ会話劇。
(よく言われるパロディ要素は正直よく分からない)
そして複数のプロットがテンポよくひとつに収束していく構成。
ラストの滅茶苦茶ぶりはご愛嬌。
繰り返し鑑賞はめったにしない自分ですが、
また観たいと思わせてくれる、
数少ない作品のひとつになりました。
クリストフ最高
あまりタランティーノ作品を見たことはありませんでしたが、面白かったです。
最初のクリストフヴァルツの演技に一気に引き込まれてしまいました。
グロシーンもはっきりと描写されていますが、彼らの復讐心を映像化するとこのような感じになるのかもしれませんね。
タランティーノ映画はテンポ最高
ジャンゴを見て、この映画を見てみようと思った。
パッケージからしてなんかカッコよさそうな感じ。
観てみたら「これこれ〜〜!!」ってなった。
タランティーノ監督の映画は、ちょっとグロいけどてんぽいいし、続きが気になる。
目が離せない!
ほんとテンポが気持ちいいんだよなー。
相手を撃つのだって、人が予想するテンポよりちょっと早いってゆーか、観てる方に待たせないのがいい。ちょっと予想より先を行ってくれるんだよなー。
写し方とか曲とかもセンスいいよね〜〜
ちょっと古くさめってゆーか、土っぽいってゆーか。
あと、ジャンゴもそうだったけど、
白人と黒人どっちが正義とか、
ナチスを倒すアメリカ人が正義とか、
そういう位置付けはしないのがタランティーノ!
それがすごいよね。
「復讐」というのを軸にしてる。
単純だけど、単純にしてるのがすごい。
他の作品もみてみよ〜
相変わらず残酷だが、会話に引き込まれる。
この映画をみてニュー・シネマ・パラダイスを連想する人はあまりいないかもしれませんが、個人的には、昔のフィルムは燃えやすいとう共通点を、なぜか意識してしまいました。 この監督の映画の面白さの一つに「会話」がある。この映画では、冒頭のナチスとユダヤ人をかくまうフランス人との会話と、 地下のバーで、ナチスとナチスに扮したスパイとの会話である。どちらも緊迫感のあるもので、俳優の演技もすばらしかった。 また、ブラッド・ピットと主人公の女性が同じ目的を持っているのに、お互いを知らないところで同時進行していく手法や、 最後はどちらの方法が成功するのか想像するのも面白かった。 ただ、残酷シーンが多いのと(タランティーノの得意分野)、ブラッド・ピットと主人公の女性の最後の扱い方が気に入らなかったので、やや低めの評価です。
「タランティーノ節」全開!
タイトル通りタランティーノ節が冒頭から炸裂。
「あんなオープニング、タランティーノ監督しか作んねーよ!笑」
そんな感じで始まり、高揚しながら見てました。
構成が5章編成なので、少しずつ2つのストーリーを噛み合わせて最後に「はい!ドーン!」と着々とぶちまけていきます。本当に面白い。
「レザボアドックス」「パルプフィクション」などの楽しめる日常会話もたくさん流れます。
ただこういうのが嫌いな人にはとことんお薦めできません。
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