ロックンローラ

点と点が繋がっていく様は爽快なんだけど、盛り上がりに欠ける。
ガイ・リッチーらしさ溢れる作品。

群像劇が大好きなので、当然楽しめました。

最初は登場人物がかなり多いので覚えきれるのか心配でしたが、キャラクターの個性が強く演じている俳優陣も豪勢なので、その心配は必要はなかったですね。

ところどころに笑えるシーンを挟み込みつつも基本的にはクールで、そして最後にはきっちりと上手く纏め上げている辺り、ガイ・リッチー監督のセンスの良さを改めて感じました。

使われている音楽も良かったですね。

やっぱりガイ・リッチー監督には"The gentleman”とか、こういう作品をこれからも手掛けて欲しいです。

軽いタッチの犯罪群像劇。髪の毛あるマーク・ストロングのアーチーが格好良い。裏社会の顔役トム・ウィルキンソンは適役。ロシアンマフィアへの復讐が描かれなかったのは何故だろう。結局密告者がボスだったことで、ワンツーたち解放されるのもめでたし。内容的には既視感あるけど、まぁまぁ楽しめた。イドリス・エルバ、トム・ハーディと豪華な顔ぶれだった。

　ガイ・リッチー監督お得意の犯罪群像劇。まさにタイトル通りの型にハマらない展開で唸るしかない。
　絶対絶命のワンツー達がどうなるんだろうと思ったら、見事な幕引き。いろんな伏線があるから、一瞬たりとも目が離せないし、最後には、小気味良く回収されるからたまらない。

　それにしても、今となっては豪華なキャスト。ジェラルド・バトラー、マーク・ストロング、イドリス・エルバにトム・ハーディだもんね。すごく得した気分。