劇場公開日 2008年11月1日

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レッドクリフ Part Iのレビュー・感想・評価

全85件中、81~85件目を表示

3.0参謀たちの三国志

2008年10月24日

単純

寝られる

話としては悪役としての曹操はともかく孫権、劉備よりは、周瑜(トニー・レオン)や孔明(金城武)が中心となっている。監督はジョン・ウー、「HERO」と違って普通のアクションだが、きれいに撮っているのでリアリティはあまりなく、前半はとくに単調に感じられる。それに加えて音楽が安っぽく眠気を誘う。

後半の戦闘シーンは見せるが、"ハイ、これが終わったら次は君ね"というぐあいに各武将の出番を見せるのは工夫が足りない。それでもエンターテインメントとしては合格点。本作だけでも2時間半と長くあと30分は削れるが、赤壁の戦いのすべてを入れるためには3時間半か4時間はかかると思われるので前後半に分けるのは正解か。

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ant

3.5周瑜が中心の物語

2008年10月23日

楽しい

興奮

「レッドクリフ」なんていわないで
ずばり、「三国志」といえば良いのに、
私的には、そっちの方がわかりやすくって好きだ。

三国志は中学の頃から好きで、
吉川英治の作品は何度も読んだし、陳舜臣のも読んだ。
その上、横山光輝のマンガも読んだし、
ゲームといえばコーエイのこのゲームばかり。
ちょっとした三国志通を自負するのですが
私の知っている話とは
この映画のスポットの当て方は、少し変わっていた。

曹操が80万の兵を率い中国統一を狙い、
劉備と孫権を倒しにきた。
それを周瑜と孔明が策を持って守ろうとする。
でも二人の関係が頭の良い人間同士でとても良い。
私の知っている二人の関係は
曹操に立ち向かう為打算ずくで、味方関係になっただけで、
特に周瑜の方は隙あらば、
孔明を亡き者にしようとしたはずなのに…。

違和感有るけど、
私が知ってる話しは孔明びいきの
日本風の解釈だろうと思い直し、
不問としよう。

映画はクライマックス、
段々と赤壁の戦いに近づいて行く。
その過程で、エピソードが織り込まれていく。
曹操が呉を攻める本当の理由は、
呉の国から得たいものが有るからだ。
それは二喬、すなわち義兄弟の孫策の妻の大喬と
自分の妻の小喬。
今回の話には、周瑜の妻の小喬の話しか出てこない。
そういう理由もあるのか、周瑜(トニー・レオン)と
小喬(リン・チーリン)の濡れ場を見せてくれる。
トニーさんはラストコーション以来、
どうも濡れ場が好きになったような気がする。
どちらかと言えば、この作品では、
濡れ場シーンは不要だ、と強く言っておきたい。

さて、物語は決戦、「赤壁への戦い」へと。
だが、残念なことに、
この話はパートⅠで、
赤壁の戦い前夜まででした。

早く、パートⅡを公開してください!

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カサキショー

4.0日本人俳優が意外に頑張っています!!

2008年10月14日

興奮

知的

2日六本木ヒルズにて試写会。中国版大河ドラマです。三国志はゲームでしか知らず、あまり歴史的な背景は理解していませんが、この舞台となる「レッドクリフの戦い」は中国史を知らない者にとっても十分に楽しめると思います。ジョン・ウー曰く、「合戦は『7人の侍』を参考にした」ということで、エキストラの数も半端なく、画面を圧倒します。2時間半は多少長くも感じさせますが、あまり飽きることはないでしょう。ここまできたら、来年春の新作も見ないわけにはいきません・・・後編に期待!

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モウリ

3.5悠久の歴史そのままの長さ・・・

2008年10月9日
鑑賞方法:試写会

単純

淡々と長いです。赤壁の戦い場面は後編ですし・・・。

合戦場面がクライマックスではあるものの、メリハリに欠けると
感じてしまうのは、これがあくまで前編だからなのか、あるいは
できる限り史実に沿って映像化したせいなのか・・・?

1000人以上入る試写会場で、Part2の予告の最後に現れた
「2009年4月公開」の文字を見た途端、ほぼ全員が、まるで
タイミングを合わせたかのように「4月!」と合唱(?)したのが
最も印象的でした^^;

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キキョウ

3.0SLOW

2008年10月1日

単純

知的

試写会で観た感想をば。

とにかく長かった。それもだらだらと長い。
それでテンポが悪いから観ていて辛くなった。

各パート、どこが欠けても成り立たないとは思うが、各パートそれぞれが長く、細かく描きすぎ。
もうちょっと要点を絞って描けばもっとよくなったかと。
無駄なシーンを描きすぎなので、無駄を削いで2時間以内に収めればイイ作品になるのではないかと。

アクションシーンもスロウモーションを多用しすぎて、スピード感がない。
しかも将軍クラスの人たちが強すぎて…なんだかなぁ、と。
アクションシーンはまさにゲームの「三國無双」実写版みたいな感じで。

金城武と中村獅童 はハマり役だったとは思う(日本人だからというひいき目があるかもだが笑)。

とにかく2時間35分は長かった。
各シーンを簡潔にまとめあげて、メリハリをつければ良い映画になったのでは。
心理描写は上手かったと思うから、勿体ない…。

二部構成でいちおうTO BE COTINUEDだが、続きは観ないでしょう。

制作費100億円!と謡っているが、金をかければいいってもんでもない。
2時間35分「三國無双」やっていたほうがいいかも…
むしろ僕は「戦国無双」派だが…(笑)

「三国志」好きには面白いのかもわからない。

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TOKUSHI