劇場公開日 2008年11月1日

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「参謀たちの三国志」レッドクリフ Part I antさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0参謀たちの三国志

2008年10月24日

単純

寝られる

話としては悪役としての曹操はともかく孫権、劉備よりは、周瑜(トニー・レオン)や孔明(金城武)が中心となっている。監督はジョン・ウー、「HERO」と違って普通のアクションだが、きれいに撮っているのでリアリティはあまりなく、前半はとくに単調に感じられる。それに加えて音楽が安っぽく眠気を誘う。

後半の戦闘シーンは見せるが、"ハイ、これが終わったら次は君ね"というぐあいに各武将の出番を見せるのは工夫が足りない。それでもエンターテインメントとしては合格点。本作だけでも2時間半と長くあと30分は削れるが、赤壁の戦いのすべてを入れるためには3時間半か4時間はかかると思われるので前後半に分けるのは正解か。

ant