華の愛 遊園驚夢

劇場公開日:

解説

いにしえの水の都、蘇州を舞台に滅びゆく貴族文化と押し寄せる時代の波に翻弄されるふたりの女性の絆を描いた物語。監督・脚本は「美少年の恋」のヨン・ファン。出演は「たそがれ清兵衛」の宮沢りえ、「北京原人 Who are you?」のジョイ・ウォン、「重装警察」のダニエル・ウーほか。2001年モスクワ国際映画祭で国際批評家連盟賞、及び宮沢りえが最優秀女優賞を受賞。

2000年製作/120分/中国
原題または英題:遊園驚夢(Peony Pavilion)
配給:グルーヴコーポレーション=ギャガ
劇場公開日:2002年5月11日

ストーリー

1930年代、中国蘇州。没落貴族の第五夫人として嫁いだ歌姫ジェイド(宮沢りえ)は、夫の従姉妹である男装の麗人ラン(ジョイ・ウォン)と出会い、親交を深める。しかし情勢と共に屋敷は傾き、アヘンに耽溺する夫から暇を出されたジェイドは、愛娘パールとともに忠実な執事イーと小さな離れに移り住む。一方、英語教師として働くランは自立した女性でありつつも、民衆を搾取する貴族であることにジレンマを感じていた。そんな折、イーが兵役に出て生活の頼りがなくなったジェイド母娘が、ランを訪ねてやってくる。友情とも愛情ともつかない感情をジェイドに抱いていたランは、母娘との同居を申し出るが、その矢先に学校に役人シン(ダニエル・ウー)が派遣される。一目で惹かれあったランとシンは激しい恋に落ちるが、ジェイドへの想いから、ランはシンとの仲を断ち切る。しかし、愛するジェイドはすでに夫と同じくアヘンの毒に蝕まれていた。戦場で死んだイーからの遺品として、自分への深い想いを綴った日記を受け取ったジェイドは、幸福だったころの華やかな宴を夢想する。ジェイドの傍らには、長い時間を共に過ごしてきたランがしっかりと寄り添うのだった。

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映画レビュー

4.5好きな世界。

2018年5月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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えりえりれま砂漠谷