パルプ・フィクションのレビュー・感想・評価
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この映画は私の中でベスト10に入る大好きな作品!大きなスクリーンで...
この映画は私の中でベスト10に入る大好きな作品!大きなスクリーンで再見出来て本当に嬉しかったです。
言うまでもなく演出、音楽、映像、ストーリー全てにおいていちいちかっこよすぎてため息が何度も漏れました。
20年以上前の作品なのに全くもって色褪せなく、ホントにかっこいい!
ストーリーなんてくだらないのに何故にこんなに魅了させられてしまうのか…。
見終わった後もヤバい!かっこいい!しびれる!この言葉を1人ぶつぶつ呟きながら帰宅しました…。
シタにピアス?! 火遊びをすると火傷に注意な作品
えっ⁉︎何もう既に20年前になるのか?
上映館はまさかまた映画館でこの作品を観れるとは…!
当時はかなり話題になった筈!,
そんなに前になるのか?という具合で,色んな事を思い出させてくれた。
サントラにヤケに嵌(ハマ)っていた事を思い出され、ティム・ロスとアマンダ・プラマー(覚えてた訳じゃなく書き込む為タメに調べた)の2人が喫茶店で強盗する名台詞とか…。
サミュエル・L・ジャクソンが人を殺める前に聖書を語るシーンとか…。
ジョン・トラボルタと車の中でロイヤルチーズ?等の話をしたりしてたシーン等…。
まぁ穿(ホジクリ)り出して居たらキリが無いので、止めて置きます。
※自分が何をしていた!とかが思い出されるから、古い映画作品(別に映画じゃなくてもイイじゃんかよ!)って過去の思い出と一緒に思い出すから面白い!と…。
「映画館で。タランティーノの作品を3日で2本」
パルムドール賞を取った“低俗で下らない話”
今やってる再上映で、久しぶりに観賞。
初めて観たのはビデオ時代にビデオで、映画館では今回が初だけど、映画館で観ると特別いい!!
当時に観た時の感想は、音楽のいいオシャレでエログロな映画。
今、観ても、やっぱり感想は変わらず(笑)
ディック・デイルのサーフ「Misirlou」で、けたたましくオシャレに始まり、
ロカビリーのリッキー・ネルソン、ガレージのリンク・レイ、
有名なダンスシーンは、チャック・ベリー♪
エンドロールは、またサーフと。
サーフで始まりサーフで終わるオシャレな映画。
アメリカンなレストランで、J・ディーンやモンローがいたり、バディー・ホリーがウェイターやってたり、オシャレだなー♥
この映画で、ディック・デイルや「Misirlou」が広く認知されたり『マッハGoGoGo』がクールになったり、
凄まじい影響力を持った、過激でオシャレな映画ですね。
観てない方は、ぜひ!!
タランティーノ入門にもオススメです。
観たかった度◎鑑賞後の満足度◎ ほんのりと胸糞悪いが面白い。何より“映画”以外の何物でもない、つまり紛れもなく映画であることが楽しい。
①そういえば『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』も映画としか云えない映画だったと思い出す。
今となっては何でも来い、だが若い頃(と言っても40代くらい迄)は暴力沙汰の多い映画は敬遠していたので、クエンティン・タランティーノの映画は殆んど観ていない。
だから今からがタランティーノ映画を観ることになるでしょうね。
来年あたまには『レアボア・ドッグス』やるようだし。
②冒頭のシーンでアマンダ・プラマーが登場、あら懐かしや~、と思ったら話が彼方に飛んだり此方に飛んだり大変賑やかしい。
好青年役が多かったエリック・ストルツがヤクの売人だったりとか。
③ブッチが八百長試合を持ち掛けられるシーンにアル・グリーンの『レッツ・スティ・ツゥギャザー』が流れていたり、ジョン・トラヴォルタとユナ・サーマンが踊る曲が『セ・ラ・ヴィ』だったりとかも嬉しい。
④
3人の運について
PULP FICTIONにおけるキーポイントは 「運 」 であると感じた。
殺し屋 ヴィンセントは、"不運"にもボスの妻 ミアをドラッグによって殺しかける。しかし、"幸運"にも、応急処置によってミアは一命をとりとめ、ヴィンセントは難を逃れる。結果的に、ヴィンセントは幸運な人間だといえるだろう。
ボクサー ブッチは、ボクシングの八百長の約束を反故にしたことから、ボスに追われることになるが、”幸運”の金の時計を手にしてから、ことがうまく運んでいく。ヴィンセントを返り討ちにし、ボスからも条件付きで許しを得る。ブッチの運がヴィンセントの運を上回っていたために、ヴィンセントは死んでしまったのではないか。
もう一人の殺し屋 ジュールスは、ギャングの裏切り者の始末の際、”奇跡的”に銃弾が当たらなかったことから、足を洗うことを決める。ブッチの件にジュールスは出てこなかったのは、既に殺し屋から足を洗っていたためだろう。もし、殺し屋を続けていたら、ジュールスもブッチの運に負け、命を落としていたのだろうか。
オープニングが良かった。軽快な音楽で始まりを告げる。
自分は、気分の高揚を感じられ、自然と笑顔になれる音楽と映像を楽しむために映画館に向かうのだろう。
トイレ周辺のドラマ
象徴的な映画はレビューしづらいものだ。ましてパルプフィクションなんて、たとえば漫画で主人公の映画好きを絵であらわしたいとき部屋にパルプフィクションのポスターを貼っておけば伝わる──みたいな現代の“映画”や“映画好き”を象徴してしまう代表的な映画だと思う。
すでにおびただしい意見の上にあって今更ミクロな意見を加えてもしかたがないが、昔見た記憶と照合しながら見たので、なんか書いておきたいと思った。
逸話をちりばめる監督だと思う。基盤に会話シーンがあってその話が面白い。それらが本筋を彩りながら進んでいく。
レザボアドックスにLike a Virginは巨根に出会った女の話だ──という仮説をタランティーノが語るシーンがあったがそういった独自視点のひらめきをちりばめるのがタランティーノの特長なので、登場人物はみな個性的で面白い話ができるほどに頭がよく、ものごとに対して自分なりの見解がある。脚本家出身らしく映画が面白い会話によって成り立つのが特長。
特長として飛躍もある。
飛躍とは奇跡的に運がいいこと。ヴィンセントとジュールズに弾が一個も当たんない。ブッチはふりかかる災難をすべて強運で乗り越えてしまう。
ほかのタランティーノ映画にも飛躍で相手を負かしたり飛躍で救われるキャラクターが必ずいて痛快さに寄与している。飛躍はタランティーノ映画の特長だと思う。
またの特長として不謹慎。
暴力的。悪いこといっぱいするし。禁忌も差別もこれだいじょうぶなんかな──という描写だらけ。毎度暴力性が論争になる。
また博覧強記。
立身する前にタランティーノはレンタルビデオ屋に勤めていた。かれの知識量は界隈では有名だったそうだ。パルプフィクションもタランティーノが見てきた厖大な映画知見の上に成り立っている。
個人的にFrank Whaleyが気になった。
1991年のCareer Opportunities(邦題:恋の時給は4ドル44セント)が気に入っていた。監督はちがうが書いたのはジョンヒューズでFrank Whaleyは軽薄なほら吹き男を演じていた。今もそのキャラクター名“ジムドッジ”を覚えている。
個人的な見立てではFrank Whaleyはタランティーノの映画に出るようなタイプではなかった。それが出ていたので驚いたし彼は見た目も役もジムドッジのままだった。
パルプフィクションについて書けることはあまりない。いち素人が語るには情報量が多すぎるし、前述したとおり象徴的すぎる。なのであとはwiki等を見て知ったことを感想を交えながら幾つか挙げたい。
◆パルプフィクションはJトラボルタとSLジャクソンのキャリアを完全活性化させた。その後のふたりの延命ぶりを見るにパルプフィクションがいかに大きかったかわかる。
掘られたとはいえマーセルス役ヴィング・レイムスも役者として伸長した。
◆トラボルタへ役が巡ってきたのは当初マイケルマドセンが抜擢されていたのをかれが「ワイアット・アープ」への出演を選んだから──だそうだ。後年マドセンは自身の決定を後悔していると語ったそうだ。パルプフィクションは世紀を代表する映画になりマドセンの後悔たるやいかばかりだったことか。だからやけくそになってZ級映画常連になっちまったんだろうか。
◆パルプフィクションはカンヌ映画祭の最高賞パルムドールをとっている。RottenTomatoesが92%と96%。Imdbは8.9。興行も成功し文字通りブロックバスターとアートの垣根をぶち抜いた映画だった。
◆トラボルタとサーマンがダンスするシーンはサタデーナイトフィーバーを隠喩し観衆にトラボルタにダンスさせるために脚本を書いたと思わせたが、タランティーノによるとトラボルタが配役される前からあったそうだ。
偶然成立したにしても、サタデーナイトフィーバーではスマートでキラキラしていたトラボルタが、中年太りになってあんがい不格好にツイストするシーンはパルプフィクションの代表的なオマージュシーンになってしまった。
◆パルプフィクションのアクションの多くはトイレにいるかトイレを使用する必要がある登場人物を中心に展開する。そのリサイクル行為(うんこ)がパルプ(尻を拭く紙)との関係性を強化し、トイレを終えて出てきた者に違う世界が待っていることにパルプフィクションというタイトルを与えた、と見ることができる。──のだそうだ。なるほど!
◆タランティーノの博識により総てが既成映画からのオマージュになっている上それが幾つもあるので挙げきれないが、翻案元として大きな割合を占めるのはマリオバーヴァのブラックサバス/恐怖!三つの顔(1963)とアルドリッチのキスミーデッドリー(1955)だそうだ。
◆結果的に(#MeToo運動をまきおこした)ワインスタインがパルプフィクションの立て役者になってしまっている。トライスターにこんな脚本無理だと言われ、ミラマックスのワインスタインに拾われなければパルプフィクションはつくられなかったかもしれない。
タランティーノは当時付き合っていたミラソルヴィノが暴行されたときもユマサーマンが犠牲になったときもワインスタインに抗議し謝罪を求めたそうだ。ただしタランティーノはワインスタインに買ってもらい育てられたという恩義があり事態を軽んじた。後年、ワインスタインについて「むちゃくちゃなことをする父親だと考えていた」と評し、自身の対応を後悔する発言をしている。
『revels comanche』って曲が良いです。ジム・ジャームッシュ好みだけど。
使えないけど『ファ○ク』って万能語になっちまってる。そう言う映画かなぁ?
『自分は年と共に熟成するワインだと思っている。本当は酢になっていく野郎ばかり』そして、更に続ける。
『年食ってよくなるもんなんかねえ』
ブッチはブッチ切れた!
『ファ○ク!プライド!』完全にブッチ切れたぞ。日本が好きなタランティーノのまさか親父ギャグじゃない?それは兎も角、
『何見てんだ』『何も見てねえよ。バカ!』『何だと?』『聞こえたろ。ボケ』
ブッチがトドメをさした。そう言った映画だ♥
『パパトマトが坊やを潰して言うの』そう『ケチャップ(catch up)』アメリカン親父ギャグ♥
『オランダではマヨネーズ添え、ケチャップじゃないだせ』こんなバカな事言って、トイレ入ってのんびりク○しているから♥
金時計はア○ホールに忘れたんじゃない?ブッチさん?
『クリストファノーラン』の『ダンケルク』と『ジム・ジャームッシュ]の『ナイトオンザプラネット』はリスペクトしていると思う。
ネタバレあり
沢山殺しはあったけど、結局誰が死んだか?ちょうど半分で分かるから、意外な結末じゃないけどね。だから、ネタバレじゃないと思うけど。
軽く観れる
どのストーリーも、えっそんな方向に行くの?しかもそのまま継続するの?という引っ掛かりがあり惹き付けられる。
ベラベラ捲し立てたり、無駄に格好良かったり、と色々楽しめる。
時系列組み換えも良い感じ。トラボルタが結構中盤に死んで、戸惑ってたら、すぐ復活してくれて良かった。
10本中2本目‼️
ハズレ無しのタランティーノ監督作品の中でも最高傑作‼️3つの犯罪エピソードとそれに絡む多数の登場人物たちが、時間軸を無視した物語構成の中で描かれ、オチへと突き進む展開のうまさはタメ息ものです‼️ちょっと前に殺されたトラヴォルタ扮するビンセント・ベガが、次のエピソードで普通に生きていたりする‼️映画の形を作り変えることに喜びを見出してるというか、脚本書いたり演出したりしながらニヤニヤワクワクしているタランティーノの姿が頭に浮かびますよね‼️どこが一番襲撃しやすいかとか、トラヴォルタとサミュエル・L・ジャクソンのハンバーガー話、気まずい沈黙といった会話のユニークさもピカイチ‼️そしてトラヴォルタとユマ・サーマンのダンスシーン、黒ずくめのトラヴォルタとジャクソンが並んで銃を構えたり、ブルース・ウィリスが日本刀を手に取る‼️こんなイカしててカッコいいビジュアルというか構図がよく思い浮かぶなぁと感心させられます‼️この作品で復活したトラヴォルタをはじめとする俳優たちも素晴らしい演技でタランティーノに助太刀‼️画期的なクライム・ムービーが誕生した瞬間ですね‼️ちなみにジャクソンが隆起した凄まじい "目力" で語る世界一美味しいハンバーガー "カフナ・バーガー" は架空のため食べることは出来ません‼️でもネットでレシピが公開されているので、自分で作ることは出来ます‼️ということは食べれるのか❓
安っぽい小説
クライムものの新境地では
設定はよくあるクライムものなのだけど、ぶっ飛んでいて、奇妙で、それでいて練り上げられてるこの世界観がたまらない。一つ一つのエピソードからはオー・ヘンリーの短編のような運命の皮肉やいたずらを感じる。この無常な世界を嘆くでも淡々と描くでもなく、ハイスピードで駆け抜けるような、それでいて、個々のエピがこう交差してくるんだという心憎い構成がかなり好み。
ジュールズが見出した神の御業、ラッキーは、ヴィンセントには災いとなったんじゃないか。あの時ジュールズと行動を共にしていれば、アンラッキーな目にあうのはヴィンセントではなくてブッチだったのかもしれない。ヴィンセントの運命を左右するような出来事は繰り返しヴィンセントの長いトイレの最中に起きている。そういう人生の皮肉みたいなものの描き方が効果的だしうまいなと思う。
最初から最後まで音楽もかっこいいしキャスティングも心憎い。トラボルタにツイストを踊らせるなんて、ね。ラストシーンのシャツ姿の2人が醸し出す滑稽さ、カッコよさ、そして彼らの未来を思うと感じられるアイロニーに満ちた終わり方が、完璧。
タランティーノ監督らしい渋い映画
リバイバル上映で鑑賞
「タランティーノ60歳の生誕祭」っつー、よく分からん理由でのリバイバル上映で鑑賞(じゃあ来年は61歳の記念でまたなんかやって)。
映画館で見るのは初めて。見るのもすごい久しぶり。
でも意外と全編通して覚えてたなぁ。地下に変態が住んでるのは、久々に思い出したけど。
何にしてもありがたやありがたや。
昔見てた時はもう「かーっちょいー。いかしてるー」って感触ばかりでしたが、久々に見たら記憶してたよりすっごいおバカ映画でした。ダンスシーンも思ってたより全然馬鹿シーン。昔はなんかかっこいいシーンだと思ってだんだけど、勘違いでしたわ。
タランティーノの迷惑顔が、すっごい迷惑そうでいい。Lジャクソン、めっちゃ喋る。ブッチの彼女、クソ可愛い。パンツ見えてたし。
記憶していたより、中身がなくもなかったし、面白かった。
上手くクズ野郎の世界を見事に三回転させていた
心悪しき暴虐者
「あんたって...コレ?(四角四面)」
クソッタレめ...なんだこのトんだ蝋人形館は?
12年ほど前に序盤1/4くらいまでTV放送で観たものの、途中で用事が入って中断してそのままほったらかしていた。
その時の記憶と「時系列がバラバラ」という情報だけを入れて観に行ったが、全然混乱することなく腹落ちできたのは見事としか言いようがない。
しかし人間、レンタルビデオに埋もれるとこういう映画を拵えてしまうんですね...全部は分からなかったけれど、「お前絶対このシーンよその作品から引っ張ってきたろう?」という場面が随所に見受けられました。
でもやっぱり好きなのはツイストのシーン。これも「8 1/2」(1963)の引用なわけだけれど、私のような真似真似星人からすると格好の材料なんですよ。
それとブルース・ウィリスがいかにクロスドミナントであるかが堪能できました(「ダイ・ハード」シリーズで誰もがブルースに抱く違和感がここでも出てきます)。
めちゃめちゃ面白かったです。
※この作品でなぜか印象深いのが、マクドナルドの「クォーターパウンダー・チーズ」。この商品が日本で出回ったのは今から15年前くらいのことだったので、12年前にTV放送で観た際には旧来の字幕で「1/4ポンドバーガー」という表記がされていたのが妙に印象に残っていました。あれから12年、残念ながら商品自体は日本国内で廃番になりましたが、みじかくも美しく燃え、名前は定着したので、今回の上映では「クォーターパウンダー」に直されていました。
つーかダラダラと感想書き過ぎ。
そろそろ行こうぜ?
ああ...そうしよう。
HONDA
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