パルプ・フィクションのレビュー・感想・評価
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どうでもいい話w
もう何度観たのか解らない。 煮詰まると観たくなる映画ベスト5に入る作品。
【どうでも良い話】だから観たくなるのか解らないけれど、
この作品の価値が解らない方はきっと、
サミュエルジャクソンが唱える嘘の聖書とか真剣に聞いてしまってるのではないだろうかと思う。
この作品は、どうでも良いというところに価値があるのだ。
そんな作品、これまで誰も作ったことがなかったからこそのパルムドールなのだ。
しかしこの作品の技術評価は、
時間の割り振り。
これいつか本当にパクりたいwww.
何かが始まるようで始まらない
映画は2,3時間の中で起承転結まとめ上げるものであるという概念が覆された。
それぞれの登場人物ごとのストーリーに対して明快な最期を見せず、ただ、ストーリーとしては繋がっている。
途中途中出てくる尺が長めのサイドストーリーも本編に関係あるような無いような
(そもそもどれがサイドストーリーなのかもよくわからない)
こう書いてはいるが、この作品に対して決して否定的には思っていない。
クセのあるセリフ回し、スリルのある展開、カメラワーク、構成、恐らく同じ脚本でも監督が変われば駄作になったであろう。
自分の中では、紙一重の名作と呼びたい一作であった。
肩肘張らずに観るべし
会話のシーン中心で動きがあまりないと最初は感じましたが、徐々にはまっていく不思議な魅力のある映画です。時系列に沿っていない展開ですが、絡まった糸がほぐれていくようなストーリーは見事。あと「fuck」と言い過ぎ(笑)
あなたが信じるのは"偶然"か"必然"か?!
本作は"ラッキーとしか言いようのない出来事"が各人物の元に起きる。それは本当に"幸運"だったのか、それとも"奇跡"だったのか?
ここでの"幸運"とはいわば"偶然"のことで、人が主体的に起こした行動の末訪れるものだ。一方"奇跡"は"必然"と同じ。これにおいて"ラッキーな出来事"は、神がすでに決めた人生を人が歩んでいるに過ぎないゆえ、その過程で人間が何をしようが必ず起こるのだ。
本作は"幸運"を信じるヴィンセントと、"奇跡"を信じ神を深く信仰するジュールスが"ラッキーな出来事"をめぐって口論を度々繰り返す。
そうして終盤、"奇跡"を信じないヴィンセントの"幸運"はいよいよ尽きてしまい、暗殺のターゲットと"不運な"出くわし方をしてマシンガンで蜂の巣にされてしまう。
結論から言ってしまえば、私は"幸運"も"奇跡"も両方が起きていると思う。私達人間は、時間的にも空間的にも有限だから、現世の外、つまりは神や神の世界の存在の確認などしようもない。ただ、"奇跡"は信じるものの元にしか訪れないのだろう。神を信じない者の世界に神は存在するはずがなく、"幸運"が尽きた時、救いの手を差し伸べる神も奇跡も存在しないのだ。だからヴィンセントの"幸運"はいよいよ尽き、命を落としてしまったのだろう。
この映画は実にシンプル!くだらない出来事で困って、思ってもみなかったラッキーな出来事が起こってその場を切り抜ける。そんなどこかくだらなくて、登場人物もギャングや殺人犯というバイオレンスさもあるのにどこか笑えちゃう、そんなタランティーノ節に拍手!!
さあ、あなたは"幸運"と"奇跡"、"偶然"と"必然"どちらを信じますか???
変則的な構成ながら、真っ向勝負のキャラクター描写が魅力。
○作品全体
一つ一つが取るに足らない物語であっても、物語の構成と登場人物の存在感が光れば物語が輝く十分な理由になる。ただ、タランティーノ監督のキャラクター主義は生半可なものではなくて、それぞれのキャラクターが色濃く描かれるからこそ、変則的な構成が力を発揮しているのだと思う。
ヴィンセントのキャラクター描写が特に好きだ。ミアにマッサージをした男が殺された、という話をこれでもかとダイアローグで見せた後の、ミアの退屈つぶしに突き合わされるヴィンセントの慎重な雰囲気。ツイストの足運びすら気にしているように見えてくるのは、濃厚なダイアローグがあったからだろう。
一つ一つをピックアップしてもあまり意味はないが、積み重ねられたキャラクターの考え方や仕草が作品への没入感を深め、そして予想もしなかった状況へと進んでいく。徹底したキャラクターの作り込みがあるからこそ真価を発揮しているといえる、タランティーノ監督の魅力的に溢れた作品だった。
○カメラワークとか
・「くだらない話」らしく、カメラワークもトリッキーなものは排除しているように見えた。だからこそレンズを意識させたカットは他作品以上に異質に感じる。ブッチがモーテルで時計を探しているときのジワTUは良い例だろう。裏を返せば、特定のキャラクターを意図的に見せるような画面を作ることを異常だと感じてしまうくらい、その場にいるキャラクターをまんべんなく描写しているのだと思う。そしてそれこそがこの作品の魅力なのだろう。
全てがかっこいい映画(あなたの好みと合えば)
意味のないバラバラのプロットと意味のない会話、そしてその全てがカッコいい。
14歳の時にブルース・ウィリスが日本刀を~という某レンタルショップのシネマブックの説明に魅かれ、タランティーノが誰とも知らず観て衝撃を受けました。
とにかく訳がわからない、とりあえず汚い言葉使いまくりだな、昔の曲なのにめちゃくちゃカッコいいぞこれ、なんだこれ…!?と衝撃を受けました。
独創的な作り、会話はユーモラスに溢れていてメッセージ性のない映画。
90年代で最高の作品だと思います。
印象に残る食べ物がちょこちょこ出てきますが、私がいつも目玉焼きとソーセージ5本を添えたブルーベリーパンケーキが食べたくなります…!
全てが絶妙。気持ちいい映画です。
なにもわからなくてもなんだか気持ちよくなる、
いい気分で酔っ払っているような感覚になれる映画。
観るときは片手にアルコールをオススメします笑
アクション系やマフィア系の映画が苦手な人でも楽しめると思います。
テンポがよく、間が絶妙で、登場人物の掛け合いが巧妙。音楽もビジュアルも最高です。
人を殺したり助けたり逃亡したりfuckしたりされたり、または何かを信じる気持ちを授かったりしますが、あまり深刻ぶったところがない「パルプフィクション」なので気持ちよくなります。その配分が絶妙。天才。
これまでアクション映画をあまり観てこなかったのですが、今評判の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」を観ようと思い、この有名作に挑戦しました。本当に楽しかったです。映画って最高ですね。
ワンハリもとても楽しみです。
パルプフィクションというテーマパーク
個人評価:4.3
何度見ても骨太なカッコ良さにビンビンくる作品。
随所にある会話劇で、その人物像のディテールを見事に掘り下げ、より人間味のあるキャラクターに仕上げている。タランティーノ独特の演出で、各キャラクターが好きになっていく。
豪華俳優陣に当て書きをしたような、ピタリとハマった役柄で、どの人物も活き活きとしている。
ハードボイルドなストーリーに、奇抜な登場人物。それらが見事な世界観になっており、まるでパルプフィクションというテーマパークのような空間が出来上がっている。
ブルースブラザーズなどの作品のように、映画史に長く残る作品。
食事中はは観ないで!
薬の炙るシーン、吸うシーン
子供には見せられない。
音楽の使い方や頭の弱そうな女性と殺人も簡単にやってのける男性との対比、そう出てくるみんなが馬鹿を真面目にやっている所が面白いのかな?
死人、怪我人も沢山出てくるので私は笑えない。
それと時系列等バラバラな感じで出てくるので
あれは何だったとか?あまり思わずにさらっと見た方が良いと思った。
日本映画が好きな監督、日本刀まで出てきましたね。
※ロクでもない感想です※
2017/03/05初回視聴
一瞬だけ、ギャングのボスが嗜虐趣味な警官のあんちゃんからケツ掘られるシーンあったんだけど、「このシーンどこ向けやねん…」と思わずつぶやいてしもうた。
パルプは、3回くらい見るかwikiのネタばらししないと訳わかめだし、普通に評価高い作品なので私が語るまでもないです、でもオススメですし見てほしい……
勧めてくれてありがとう!
友人に勧められ映画館(午前10時のやつ)で鑑賞。
鑑賞後、チーズバーガーとスプライトを食べて帰った。家に着き1人で音楽に合わせてツイストダンスを踊った。
アメリカが詰まった映画だなと高校生ながらに思った。
とにかく、面白い映画
くだらない作り話(読み捨て小説)を意味するタイトル。
初めて観たときは、襲撃を受けた。
面白さに思わず手を打つほどだった。
まだ、イニャリトゥの「アモーレス・ペロス」を知る数年前だった。
カンヌもこういう映画をパルム・ドールに選ぶんだ、という驚きもあった。
審査委員長はクリント・イーストウッドだった。
因みに、タランティーノが審査委員長を務めた時は「オールド・ボーイ」にグランプリ(審査員特別賞)を与えている。
登場人物はイカレた奴等ばかり。
その後のタランティーノの仕事結果を経験すると、もはや激しさはないが、あの当時は極めて刺激的な映画だった。
貫禄が出てきたトラボルタを踊らせたり、ブルース・ウィリスに日本刀を振らせたり、映画ファンの泣かせ所を押さえた心憎さ。
何回見ても面白い
TOHOシネマズの朝の名画で最近やっていたので、見に行こうと近所の東宝シネマズ新宿の席を予約しようとしたら、連日満員。ここの支配人はバカだな。もっと席数の多い部屋で上映しろよ!同時刻に上映してる閑古鳥が泣いている映画はいっぱいあるだろう、ボケ!
そんなわけで、お家で見ましたが、やっぱりセリフが秀逸だな。
「タランティーノだなぁ笑」って言える
『運命じゃない人』っていう映画と似てるような構造かな。バラバラがつながる系。そういうの大好きなんで面白かったけど、グロが苦手なので(タランティーノなら仕方ないが)☆4で…。笑
当時はこういう脚本が斬新だったようで。リアルタイムで観たら衝撃だっただろうな。
『バックトゥザ・フューチャー』、『インセプション』とならぶ、「映画最高!」って毎回観るたびに思わせてくれる傑作。音楽も超カッコイイしね〜。
くだらない、なのにそこがいい。
3つの出来事が交差して繋がりを持つ作品、クスリ、銃声、ギャング映画としては少しパンチも薄い気がするが、ものすごいくだらない言い合いや f**kが反発する会話もなんとも面白い。
そもそもパルプ•フィクションって言う題名もくだらない話って意味だもんね。
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