バタリアン

劇場公開日:

解説

不死者(アンデッド)が人間に襲いかかり、その脳を食べるというホラー・コメディ。ヘムデール・フィルムが提供。同社の社長ジョン・デイリー、副社長デレク・ギブソンがエグゼクティヴ・プロデューサーをつとめる。製作はトム・フォックス、共同製作者はグレアム・ヘンダーソン。68年のジョージ・A・ロメロ作品Night of the Living Deadの脚本を書いたジョン・ルッソ、それにルディ・リッチ、ラッセル・スタイナーの原案に基づき、ダン・オバノンが脚色し、監督としてデビュー。撮影はジュールス・ブレンナー、音楽はマット・クリフォードが担当。アメリカでの題名はThe Return of the Living Dead。出演はクルー・ギャラガー、ジェームズ・カレンなど。

1985年製作/アメリカ
原題または英題:Battalion
配給:東宝東和
劇場公開日:1986年2月1日

ストーリー

ケンタッキー州ルイヴィル。フレディ(トム・マシューズ)はユニーダ医療会社で働くことになり、倉庫長のフランク(ジェームズ・カレン)に説明を受けた。フランクは、「Night of the Living Deadって映画を見たか?あれは実話なんだぜ」という。軍の細菌兵器が誤って死体を蘇生させ、しかもそのゾンビが秘密裡に処理される途中に移送ミスで、ここに運ばれたのだそうだ。地下室でフランクがゾンビの入ったケースを叩いてみせた時、突然ガスが吹き出した。一方、フレディの悪友たちは倉庫の隣りにある墓地で乱痴気パーティを始めた。ガスのために医学用の死体が雌った。フランクの電話でかけつけた社長のバート(クルー・ギャラガー)は秘密裡に処理しようと映画の通り脳を破壊するが、死体は死なない。そこで火葬場をやってるアーニー(ドン・カルファ)に頼んで焼いてもらった。煙は空へのぼる。雨が降り出し煙は墓地の地面にしみこんでいき、死体が生き返り始める。フランクとフレディの様子がおかしい。駆けつけた救急隊の診察では2人は血圧ゼロ、体温は室温と同じ、脈拍数もゼロ、つまり理論上は死人と同じであった。恋人フレディを迎えに倉庫に入ったティナ(べヴァリー・ランドルフ)は、蘇生した死人に襲われた。墓地でもゾンビが若者たちに襲いかかった。ゾンビの求めるのは人間の脳ミソ。しかも、ゾンビにくわれた者もゾンビになってしまう。ゾンビは救急隊員、警察官を襲い、その肉体をくいちぎる。火葬場にもゾンビがおし寄せ、フレディの仲間もやられ、そのフレディまでゾンビになっ.て恋人のティナに迫ってきた。バートは一縷の望みを託して、ゾンビの入れられていたケースに記されている電話番号を回した。国防省のグローヴァー大佐(ジョナサン・テリー)につながった。長年、この連絡を待っていた大佐はルイヴィルに核ミサイルを発射し、ゾンビを一掃するのだった。

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映画レビュー

4.0原題で言うと

2024年10月18日
iPhoneアプリから投稿

リターンオブザリビングデッドというタイトル通りで
ジョージAロメロのナイトオブザリビングデッドの正統では無い続編みたいなノリで作られていましたね。
なんかコメディチックでよくテレビで放送されてたイメージが強いです😎
 タールマンとかオバンバとか勝手に名前付けてて笑ったわ🤣

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お主ナトゥはご存じか2世

3.0z級と見せかけて…

2024年7月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

やっぱりZ級でしたあ。いやいやそうでもない。
子供の頃はいっぱいあったホラーの一つとしか思っていなかったが、今から見るとなかなか新しさもあったのかと思う。

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なお

3.0日比谷劇場で鑑賞

2024年6月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

おバカ映画と思いきや、内容はしっかりしている。

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ムーラン

4.0Blu-rayで復活!個性豊かなゾンビたち!

2024年5月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波

楽しい

やっとBlu-ray発売だ~。もちろん購入し届いて即見ました!

なぜか一昔前に流行った映画。TVでもバンバン放映していました。“オバタリアン”や“の~みそをくれ~” と日本中にこのフレーズが流行し、中年といわれるおじちゃん、おばちゃん時代の方には懐かしい響き。

今のご時勢、絶対にTVで見れないジャンルですね。コメディゾンビと言えども、エグ系もかなり入っていますから。ホラーファンとしては最近のTVでほとんど怖い映画が流されないので寂しいものです。

子供のころ、この映画をTVで観て、すっごく怖かった覚えがあります。特に“タールマン”が非常に怖くてトラウマとなり、しばらく夜トイレもお風呂もビクビクでした。結構そのトラウマが、大人になっても引っかかっていたので、社会人になって克服!ってことで再度観たのすが、なんてこたぁ~ない、全然怖くないのでした。チャンチャン。タールマンなんて愛らしいキャラ!(←言いすぎ?)ま、子供の私は純粋で綺麗な心の持ち主だったてことですね!(←さらに言いすぎ??)

バタリアン、やっぱり面白いぃ~!が改めて鑑賞しての感想。怖さ、笑い、エロありで音楽もゾンビドタバタ劇にスパイスを効かせております。オバンバ、タールマン、裸女ゾンビ、バラバラでも動くゾンビなどキャラも印象的。生きながらに徐々にゾンビに変わっていく姿なんかもとっても面白い。

ゾンビの生みの親、ジョージ・A・ロメロの映画は、ゾンビが残ったままで映画が終わってしまい、中途半端ですっきりしなのですが、こちらは衝撃のゾンビ処理ですからね。

印象的な場面ですが、バタリアンになってしまう前に自ら焼却炉で指輪にチュってとこですね、しぶいわぁ~。それに対し、「本当に愛しているなら、脳みそかじらせて」ってやつも居ましたよね。もし、愛している人からそういわれたら、あなたならかじらせる?かじらせない?

今となっては、子供の頃のいい思い出になってしまった映画です。

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だいふく

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