裸で御免なさい

劇場公開日:

裸で御免なさい

解説

ブリジット・バルドーのキャリア初期の代表作のひとつで、小説家志望の女性がストリップ大会で一獲千金を狙う姿を描いたコメディ。

ヴィシーの町に暮らすアニエスは匿名で際どい内容の小説を発表し話題を呼ぶが、堅物で知られる父デュモン将軍は彼女が小説を書くことに反対し、寄宿学校に入れようとする。駅へ連れて行かれたアニエスは隙を見てパリ行きの電車に飛び乗り、同じく父と衝突して家を出た兄のもとへ向かう。兄が住み込みで働く「バルザック博物館」を彼の家だと勘違いしたアニエスは、本棚から1冊の本を抜き取って古書店に売ってしまう。その本はバルザック自筆のサインが入った「谷間の百合」の初版本だった。気づいた時には買い戻すためのお金も使い果たしており途方に暮れたアニエスは、多額の優勝賞金を獲得できる「素人ストリップ・コンテスト」のポスターを見つけ、ウィッグと仮面で変装して出場するが……。

バルドーが映画界に入るきっかけをつくったマルク・アレグレが監督を務め、バルドーの当時の夫ロジェ・バディムが脚本に参加。「ブリジット・バルドー レトロスペクティヴ BB生誕90年祭」上映作品。

1956年製作/102分/G/フランス
原題または英題:En effeuillant la marguerite
配給:キングレコード
劇場公開日:2024年9月13日

その他の公開日:1959年10月24日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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映画レビュー

3.0ブリジット・バルドー。現在の写真からは想像出来かねるほどスタイルが...

2018年11月2日
PCから投稿

ブリジット・バルドー。現在の写真からは想像出来かねるほどスタイルが良くってすごく可愛い人・・だったんですね~♡。 コメディ作品ですが、この頃の作品郡と比較するとレベルは落ちます。 2014.4.6

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miharyi

3.0バルドーのためだけの映画

2013年3月10日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

総合:60点 ストーリー: 60 キャスト: 75 演出: 55 ビジュアル: 55 音楽: 60  ブリジット・バルドーの魅力を引き出すためだけに作られた作品のようである。ところどころにある滑稽な場面も古くささを感じて、今となってはあまり可笑しいものではない。物語は恋愛部分も含めて軽薄でそんな馬鹿なというようなかなりのいいかげんなものだったが、それでも徐々には後半に向けて盛り上がりは見せるものの、あくまで軽いのりのまま突っ走る。せっかくパリを舞台にした映画なのに、綺麗な風景は殆ど出ては来ない。どうでもよい街角か、あるいは室内での場面ばかり。  やはりこの映画の見所はバルドーの魅力。世間知らずで無意識のうちにしてしまう不法侵入やら窃盗やらやることなすこと無茶苦茶なのに、それでも可憐な美しさを振りまきながら自分が引き起こした問題全てをひょいひょいと乗り越えていく。残念ながら白黒映像、これが天然色だったらさぞその美しさが映えたことだろう。ストリッパー役をやるし裸で御免なさいという題名にはよこしまな下心がそそられる。しかし残念ながらこちらのほうは期待に答えてはくれず下着姿までしか見せてくれないのだが、それでも彼女の魅力は伝わってきました。そこにいるだけで男が自然に寄ってくるような彼女の魅力、それだけを楽しめればいいと割り切った映画だと思います。

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Cape God