ノーウェア

劇場公開日:2024年11月15日

ノーウェア

解説・あらすじ

1990年代の「ニュー・クィア・シネマ」ムーブメントを牽引したアメリカの映画監督グレッグ・アラキによる「ティーン・アポカリプス・トリロジー」の第3作で、真実の愛を求めて街をさまよう若者たちの“終末の日”をスピード感あふれるタッチで描いた青春群像劇。

18歳の青年ダークにはメルという恋人がいるが、メルは同性のルシファーとも付きあっている。ダークもまた、同じ学校の青年モンゴメリーに心ひかれていた。周囲の友人たちもそれぞれの愛を求めるなか、謎のエイリアンが街に現れ、次々と異変が起こりはじめる。

アラキ監督作の常連俳優でロックギタリストとしても知られるジェームズ・デュバルがダーク、「ザ・クラフト」のレイチェル・トゥルーがメル、テレビドラマ「ビバリーヒルズ青春白書」のキャスリーン・ロバートソンがルシファーを演じた。2024年11月、デジタルリマスター版にてリバイバル公開。

1997年製作/83分/R15+/アメリカ
原題または英題:Nowhere
配給:パルコ
劇場公開日:2024年11月15日

その他の公開日:1998年8月3日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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映画レビュー

4.0 真夜中営業のヴィレッジヴァンガード的?

2025年10月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

90'sのイケイケで、男も女も最高に顔もからだもエロティック、キッチュ、一晩のアドベンチャーだ。
グレッグアラキは、雑誌のように、ワンカットを見事に魅せる魅せる。挿入曲がやばいくらいに豪華すぎ。ナインインチ、ジーザス、ソニック、オルタナ地獄?いや天国。

コラージュみたいに美味しい画を切り貼りして、ヤバいスピードで引きつける。
もうC級としかいえない展開を逆手にとり、
ミッドナイトムービーとしては最高のクライマックス。バカバカしく、楽しい。かっこいい。

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青樹礼門

3.5 オッドアイ

2025年8月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ダーク(ジェームズ・デュバル)は世界の終わりに憧れ自分の死を撮影するためにいつもカメラを抱えている高校生。その一方で「永遠の愛」を見つけたいとも思っている。

この映画に出てくる若い子達はなんだかとっても生き急いでいて、キスしてセックスしてドラッグやっての繰り返しでなんだかカオス。でもダークはモンゴメリー(オッドアイがキュート)と見つめあってキュンとしたり、メルに振り回されて傷付いたり、なんだか純愛求めてる感じがかわいいんだよな。

途中で出てくるエイリアンとかなんだか不思議なテイスト挟み込んでくるな〜って思ったけど、やっと永遠の愛を手に入れた瞬間そうくるか〜って!私は好きでしたよ。エンドロール後までちゃんと観てね。

いつも思うんだけど若い時って無敵でエネルギーに満ち溢れていて、でも破滅に向かって一直線みたいな儚さもあって。そういうのがめちゃくちゃ伝わってきてよかった。

あと、ちょっとだけSPUN思い出したかも。あれはドラッグ映画として大好き。

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ゆみな

3.5 【”人間は愛とセックスのために作られた。”今作は、変態さん、集まれ!のセックス、セックス、そして血塗れエイリアンを90年代ポップをバックに描いた作品である。】

2025年8月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

難しい

驚く

■世界の終わりと真実の永遠の愛を見つけることに夢中になっている18歳のダーク・スミス。ダークの恋の対象であるメルは、ダークとガールフレンドのルシファーとの間で二股をかけている。一方ダークも、美しい目を持つ青年・モンゴメリーに心惹かれていた。

◆感想

・てな、感じなのだが、監督がグレッグ・アラキなので、そんなに簡単には終わらない。

・90年代ポップも背景に流れるのだが、とにかくセックスシーンが満載である。オーラルセックス。そして・・。

・途中からエイリアン迄、頻繁に登場する訳の分からない展開に、アークラクラするよ。

<分かった音楽は、Radiohead, The Chemical Brothers ,Massive Attack,Marilin Mansonかなあ。グレッグ・アラキ監督って、今何やってるんだろう・・。>

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NOBU

2.5 ゆるめのデビッド・リンチ風味?

2025年4月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

イマイチ内容が良くわからなかった。
ちょっとデビッド・リンチみを感じた。

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Kei6