真実の行方のレビュー・感想・評価
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エドワードノートンを観るための映画
展開としては、最後のドンデン返しも含めて予想の範囲内。リチャードギアやローラリニーの安定感ある演技も、期待通り。
この映画を見応えあるものにしているのは、なんといってもエドワードノートンの演技!!!
今となっては演技派で知られている彼なので、今この作品を観ても「やっぱ上手やな〜」と普通に思うだけだが、当時初めてエドワードノートンのこの演技を観た人たちは度肝を抜かれたやろうな。
アーロンからロイに変身するときの背筋がゾワゾワッとするかんじ。まるで別人、なんて表現では生やさしすぎる。それほどの、表情の変化の気味悪さ。
正直途中から、ロイが本物の人格だなと気づいてしまったので、二重人格を演技している演技(ややこし)とわかりつつ観ても、十分気味悪かった。いや〜後味悪い。
あと個人的に「25時」や「アメリカンヒストリーX」の口悪いエドワードノートンが大好きで、こっちに見慣れているので、ロイの方が本物やなってなんとなく気づいてしまった。笑
そして余談ですが、今じゃムッキムキの彼にもあんな華奢だった頃があったんやね…
エドワードノートン、好き!!!
えっまだこの映画観てない?
視点は教会の性犯罪にある‼️
被告人が二重人格だから裁判が中止になるとかは通常はほとんど考えられ...
エドワード・ノートンの飛び抜けた演技力で成立した法廷劇の主張の弱さ
マーティンの名声、自信、エゴ、過信が、有罪を無罪にしたと思う。
このレビューはあくまで私感であるのでご了承を。メディアなどで注目の的になりたがる自信満々な弁護士マーティン(リチャード・ギア)が名声のため無償で受けた弁護人にしっぺ返しを受けた。こんなケースはあるかもしれない。無罪でも有罪になるから、有罪でも無罪になってもおかしくない。しかし、最初、マーチンは弁護人、アーロン(エドワード ノートン)に自分が弁護士だから無罪になって当たり前だよと自信満々の態度で、郡の独房で言
う。恐れ入った!
その後、アーロンが『なにも覚えていない、記憶がない』と訴えてる行動に不審を抱きながらも、マーチンの弁護士チームの2人に伝えるが、大笑いされる。ここが傑作だよね。はっきいってこれじゃあ弁護にならないからね。でも、その後、アーロンと会話をしていくうちに、精神科医も含めてアーロンの両極端の二重人格(解離性同一性障害(かいりせいどういつせいしょうがい、英: Dissociative Identity Disorder ; DID))を認めてくる。
私はこの映画を何年の前に見たことがあるが、そのとき気づかなかったんだが、この弁護の過程にブラインドスポットがあったのではないかと?(あくまでも私感)19歳で、ケンタッキーの田舎出身で南部のアクセントを持ち、貧困育ち、どもりで、父親からDVを受け、母親もどこかわからない(ちょっと忘れた)。シカゴに来てからカトリックの司祭ラシュマンに拾われ、孤児院に19歳までいさせてもらい、セント マシュー教会でオルターボーイをしていたと。マーティンはいくつかの虚言も含めてだが、完全に信じ切っていたのではないか??アーロンからの一方的な話を信じていたのではないのか。ここには時々、自信がある人間から起こる同情心があったのではないか?それに、絶対に勝てるという過信が。
映画では、カトリックの孤児院でのアーロンの生活を探ろうともしていないし、もちろんケンタッキーなどに足を運んでいないようだし。それに、マーチンの焦点が土地売買の汚職問題で州の弁護士ジョン.Sが司祭ラシュマンを殺す動機を持っていたようだと裁判所で発言する(?)。それに、司祭ラシュマンが監督して撮影させた、ポルノもアーロンに対する同情になったのではないか。マーティン本人は、これを殺人動機と見做されるのを恐れ、ポルノヴィデオを検察側(DA)のジャネットに渡して検察側からの証拠にさせようと企んだ。検察側(DA)のジャネットを利用することもこころがけている野心のある弁護士だ。法廷では、最後に、他にもセクハラを受けていた少年を見つけ出し、アーロンの持っている凶暴性を(ロイ)を出させるようににマーティンはジャネットをし向け、アーロンは無罪になった。
マーティンの名声、自信、エゴ、過信、ジェネットの利用などが、有罪を無罪にしたと思う。
賛否両論があろうが、この映画は真実の行方がどうなろうと問題には見えなかった。ただ、エンターテイメント性を持たせるためにこういう映画にしたと思った。
問題は英題のPrimal Fear といって人間が持っている恐れなんだけど、蛇とかゴキブリの物質の恐れではなく、感情の根本的な恐れである、有能な弁護士が経験した、恥、屈辱なんだとおもう。
私個人もある分野のプロフェッショナルで働いているが、この映画はテーマ『屈辱』がジーンと伝わってきて、後味の悪い映画になった。
予想はつくかも・・
産まれつきの善と悪
記者のインタビューシーンが3回あった。「人間は産まれつきに善良であることを信じ、誰でも最高な弁護を受ける権利がある」とカッコよく語ったR・ギアに、思い知らせるかのようにこの犯人に出会った。そして最後の結末を引き立てるポイントともなった。
たしかに過去のつらい経験で非道に走る少年が多いが、本心に少しでも善の部分が残っていれば、つかまって弁護してもらう間多少なり反省があるはず。映画中のE・ノートンは明らかに違うため、彼が産まれつきの悪魔だと感じた。こんな悪魔の正体がわかっていれば、大司教は絶対変なプレイなんかさせないだろうなと思った。
一点だけ分からないのは、こんなずる賢い強い子なら、なぜ路頭に迷うほど困窮していたか…主人格のアーロンはやはり存在していたのではないかと…
原題の意味するところは?
やっぱり一番の見どころは、ラスト5分のどんでん返し!。。なんですが、直前にビリー・ワイルダーの「情婦」を鑑賞していて、同じ法廷論争もので、同じどんでん返しテーマの作品だったので、このオチ(ロイが主人格で、真犯人)は少し予測がしやすかったです。アーロン人格は存在しなかった展開はなかなかの驚きでしたが。登場人物たちもそこまで魅力的には映らず、キリスト教徒じゃないので、大司祭の所業に対しての衝撃度もあまりなく、どんでん返しのひっくり返し方も、「情婦」のような今までストーリー全てがひっくり返る衝撃、爽快さに比較すると、けっこう平凡な作品と感じてしまいました。同じジャンルの作品を連続して鑑賞するときには、注意が必要ですね(汗)ロイの最後の真相告白の時のある種の恐怖を引き立てる雰囲気はよかった。
邦題は、「真実の行方」と直球でしたが、原題は、「PRIMAL FEAR(根源的な恐怖)」。この題名の意味することはなんでしょうかね?「今見ている感じている現実は、根本的に間違ったいるかもしれない恐怖」?「明らかになった真相すらも、真相ではないかもしれない恐怖」?このあたりを掘り下げて考えてみてもおもしろいかも♫と思いました。
容疑者のアーロンの演技に
圧巻される。
結末から言ってしまうと殺人容疑をかけられてたアーロンは、凶暴な性格のロイという別人格があり、人格障害で精神鑑定となり無罪で1か月で釈放されることになった。
弁護していた敏腕弁護士マーティンはアーロンを助けることが目的だったので裁判には勝った。
が、アーロンは二重人格を演じていて、そもそもアーロンなんていなかった、と、マーティンとわたしたち観客を騙したのだ。
気の弱いアーロンに殺人なんてできるわけがない、とマーティンも同情して助けていたのに。
ただ二重人格を演じていたというオチではなく、2時間ずっと見てきた、アーロンそのものが嘘だったというところがおもしろい。
アーロンの演技とロイの演技、そして最後のぜんぶ嘘でしたを告白する演技。演じ分けがすごい。これが真の役者なんだと思う。
大どんでん返し系でおすすめされた映画だが、たしかにアーロンそのものが嘘という意味ではどんでん返しだったと思う。
裁判は詳しくないが、これを真似して罪を逃れるひとはでてこないのだろうか。
まあこの演技はできないだろうけど。。。
信念を持って生きれば
衝撃的デビュー
どんでん返し系の作品というのは知ってたので、いろんなラストを想像してました。
なので、ラストはそこまで仰天しなかった。
結末は置いといて、エドワードノートンの演技が最高すぎた。
しかもこれがデビュー作とは。本当に衝撃的なデビューですね。
俳優さんって、エネルギー発散系の方もいれば、うちに秘めているものがにじみ出るタイプの方もいて、エドワードノートンは後者だなと勝手に思ってます。(大好きなアルパチーノはもちろん発散系笑)
にじみ出る系は吸引力が半端ないのです。
まさにダイソンの掃除機のよう。
だから、彼が次に何を言うのか、何を考えてるのかをこちらサイドから近寄って耳をすませて聴きに行きたくなる。ついつい吸い寄せられるように、目が離せなくなる。すごく不思議な魅力を持ってるエドワードノートン。本当にこの作品でより一層大好きになりました。
エドワードノートン作品ハシゴしたくなるなー。
高評価にビックリ素直に驚けなかったラスト
面白い確かに面白いんだよ、観ていてアッと言う間に時間が過ぎるから私が個人的に重要視しているテンポの良さはgood。
その位話としては面白いのにオチがさぁ…残念。
事件の要は聖職者による性的虐待か金の絡んだ陰謀か?そして犯人は誰なのさと何となく先は読めるものの、スリルもそこそこ感じられサスペンスとして見所充分でも有った。
ラスト二重人格の犯人が実は二重人格なんかじゃなく演技をしてただけですよーのオチに『はい??それいらなくね??』
他の方何名かが書いていたが出尽くした感聞いた事が有りそうだねそのオチ感が凄まじい(笑)
終盤近く迄それなりにドキドキしながら観ていただけに『なんだよーそんなオチかよー』というガッカリ感の方が強かったのは私だけじゃなくてちょっぴり安心してしまった映画でした。
今となっては・・・
古い映画だがテレビで鑑賞。聖職者の性犯罪は実話として映画にもなっているし多重人格者のサスペンス映画もブームになったことがある。今や法廷ものも映画、テレビの定番だ。法廷サスペンスの醍醐味は最後のどんでん返しだろう。本作は当時としては全部を盛り込んだ傑作なのだろうが、その種の映画やテレビを見過ぎたせいか素直に驚けない自分がいる。良く言えば目が肥えると言うことなのだろうが感性が麻痺していくようで情けなくもある、出尽くした感があるサスペンスもの、作り手の苦労は増すばかりだろう・・・。
theory of illusion of truth
素晴らしい演技力
みんな騙されちゃったね
最期の最期に大どんでん返し・・・
昔ながらの手法にすっかり騙されちゃいました。
心療内科の先生役の女優さんは最近見た、スリービルボードの主演の俳優さんでした。
それにしてもみんな若い(笑)
一杯食わされた。
「真実の行方」字幕版 DVDで鑑賞。
*概要*
野心家の弁護士が担当した、ある事件の顛末を描く法廷サスペンス。
*主演*
リチャード・ギア
*感想*
リチャード・ギアの作品を見るのは久しぶり。でも、一番演技が上手かったのは、まだ若い時のエドワード・ノートンでしょう!(^^)
ある大司教が殺されて、容疑者として逮捕された一人の青年を弁護士のベイル(リチャード・ギア)が弁護することになるんですが、最後はあるどんでん返しがあって、まんまと一杯食わされましたw 僕は呆然としちゃいましたw
物語全体が地味で、テンポが悪くて、何度も眠たくなりましたが、面白かったです。
ネタバレになるのでここまでにしときますが、.きっと驚きます!
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