真実の行方

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解説

野心家の弁護士が担当した、ある事件の顛末を描く法廷サスペンス。意外性に富んだストーリーの妙と、それを生かす巧みな演出と演技が見もの。「シャーキーズ・マシーン」の原作者として知られる作家ウィリアム・ディールの同名長編小説(福武文庫・刊)を、「ハッスル」「シシリアン」のベテラン、スティーヴ・シェイガンと「コピーキャット」のアン・ビダーマンが4年がかりで脚色。監督には『ヒルストリート・ブルース』『L.A. Low/7人の弁護士』『NYPD/ブルー』などのTVドラマシリーズを手掛け、これが初の劇場用映画となるグレゴリー・ホブリットが当たった。製作のゲイリー・ルチェシとエグゼクティヴ・プロデューサーのハワード・W・コッチ・ジュニアは、「バーチュオシティ」のコンビ。撮影は「ライジング・サン」のマイケル・チャップマン、音楽は「ウォーターワールド」「陪審員」のジェームズ・ニュートン・ハワード、美術はジャニーヌ・クラウディア・オップウォール。編集はホブリットのTV時代からのコンビであるデイヴィッド・ローゼンブルーム、衣裳は「あなたが寝てる間に…」のベッツィ・コックスがそれぞれ担当。主演は「トゥルーナイト」のリチャード・ギア。共演は「コンゴ」のローラ・リニー、レオナルド・ディカプリオに決まりかけた役を射止めて本作でデビューしたエドワード・ノートン、「ザ・シークレット・サービス」のジョン・マホニー、「キルトに綴る愛」のアルフレ・ウッダード、「ファーゴ」のフランセス・マクドーマンドほか。

1996年製作/アメリカ
原題:Primal Fear
配給:UIP

ストーリー

冬のシカゴ。大司教ラシュマンが自宅で全身をナイフで刺されて殺され、事件直後、現場から血まみれで逃亡した19歳の青年アーロン(エドワード・ノートン)が逮捕された。マスコミに注目されて華々しく活躍する弁護士マーティン(リチャード・ギア)は事件を知るや、自ら彼の弁護を無償で引き受けた。アーロンは数年前、路頭に迷っていたところを大司教に拾われて以来、ミサの手伝いをする侍者として仕えてきた。彼はマーティンに、父親も同然の大司教を殺すはずはないと言う。アーロンは事件当日、何者かが現場にいたようだと言うが、彼の記憶はそこで途絶えていた。第三者が現場にいたか否かも定かでなく、マーティンは裁判に勝つためアーロンに、裁判中はただ無心な顔でただ座っているようにと指示する。初公判が開かれたが、州検事ショウネシー(ジョン・マホニー)が指名した担当検事は、マーティンのかつての弟子で恋人でもあったジャネット(ローラ・リニー)だった。彼女はアーロンを第一級殺人罪で告訴する。マーティンは完全黙秘で時間を稼ぎ、その間に精神科医アーリントン(フランセス・マクドーマンド)に、マーロンの失われた記憶の分析を依頼した。さらに彼は、死体の胸に刻まれていた“B32‐156 ”という文字からヒントを得て、大司教が川岸の宅地開発を中止に追い込んだことで投資家たちから恨まれていたことを知る。この開発には州検事も一枚加わっていたらしい。だが、それを証言しようとしたやくざ者のピネロ(スティーヴン・バウアー)は間もなく水死体で発見された。同じ頃、ジャネットは“B32‐156 ”が教会の図書につけられた記号であることを突き止めていた。該当する『緋文字』の頁には、アーロンが大司教を恨んでいたことを暗示する文が記されていた。ジャネットは次々と物証を突きつけるが、マーティンはその場に第三の人物がいた可能性を主張して立ち向かう。一方、アーリントン女医は度々アーロンと面接し、精神分析を進めていた。ある時、彼の恋人で、事件後に姿をくらましたリンダという少女の名前を出すと、彼は激しく動揺し頭痛を訴える。また、マーティンはアーロンの部屋に忍び込んでいた青年アレックスから「悪魔祓い」の模様を収めたビデオテープの存在を聞き出した。そこには、人々から敬愛されていた大司教の、法衣の下に隠された思いも寄らぬ行為が映し出されていた。不純な性行為を強要され、大司教に憎しみを抱いたアーロンが真犯人だったのか? 事件は川岸開発絡みではなかったのか、というマーティンの推測はあえなく覆された。第三者の存在を立証しようとしていたマーティンはアーロンに完全に裏切られていたと思い、拘置所の彼に詰め寄る。アーロンが再び激しく動揺した次の瞬間、彼の態度は豹変し、マーティンに暴力を振るって恫喝した。アーリントンは、彼は二重人格で、事件は“ロイ”という別の人格が現れた時に行われたのではないかと言う。争点を精神異常に切り換えることはできないため、マーティンは証拠のテープをジャネットに届け、検察側から提出せざるをえない状況に仕向け、大司教の別の顔が白日の下にさらされた。最終公判でマーティンは、わざとジャネットに激しくアーロンを追求させ、彼を追い詰めさせる。その時、“ロイ”の人格が現れてジャネットに暴力を振るい、法廷は騒然となった。ショート判事(アルフレ・ウッダード)は裁判の中止を命じ、アーロンは精神異常者として病院に収容されることになった。拘置所の彼にそのことを告げたマーティンが帰りかけた瞬間、彼は恐ろしいことに気づいた。「“ロイ”は存在しなかったのか?」と聞くマーティンに、彼は哄笑しながら「初めから存在しなかったのは“アーロン”の方だったのさ。リンダも俺が殺した」と衝撃の告白をした。二重人格は彼の巧妙な芝居だったのだ。だが、もう全ては遅い。外に出たマーティンは、呆然として立ち尽くした。

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映画レビュー

3.0エドワード・ノートンの飛び抜けた演技力で成立した法廷劇の主張の弱さ

Gustavさん
2021年1月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

リチャード・ギアが切れ者の弁護士を演じる法廷劇。容疑者を演じたエドワード・ノートンの巧妙な演技力が鍵になり、その19歳の青年の実像を謎かけにした推理劇の面白さがある。ただ、被告人を信じて真実を追求する弁護士の曖昧さが、互角の対決や火花を散らす会話劇にはならず、結果騙された弁護士の哀れさを描き切れずに終わる。原作の良さや脚本の狙いは分かるのだが、その上で映画としての主張が演出に感じられない。もっといい映画に出来る題材と思った。

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Gustav

5.0マーティンの名声、自信、エゴ、過信が、有罪を無罪にしたと思う。

2020年12月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

このレビューはあくまで私感であるのでご了承を。メディアなどで注目の的になりたがる自信満々な弁護士マーティン(リチャード・ギア)が名声のため無償で受けた弁護人にしっぺ返しを受けた。こんなケースはあるかもしれない。無罪でも有罪になるから、有罪でも無罪になってもおかしくない。しかし、最初、マーチンは弁護人、アーロン(エドワード ノートン)に自分が弁護士だから無罪になって当たり前だよと自信満々の態度で、郡の独房で言
う。恐れ入った!

その後、アーロンが『なにも覚えていない、記憶がない』と訴えてる行動に不審を抱きながらも、マーチンの弁護士チームの2人に伝えるが、大笑いされる。ここが傑作だよね。はっきいってこれじゃあ弁護にならないからね。でも、その後、アーロンと会話をしていくうちに、精神科医も含めてアーロンの両極端の二重人格(解離性同一性障害(かいりせいどういつせいしょうがい、英: Dissociative Identity Disorder ; DID))を認めてくる。

私はこの映画を何年の前に見たことがあるが、そのとき気づかなかったんだが、この弁護の過程にブラインドスポットがあったのではないかと?(あくまでも私感)19歳で、ケンタッキーの田舎出身で南部のアクセントを持ち、貧困育ち、どもりで、父親からDVを受け、母親もどこかわからない(ちょっと忘れた)。シカゴに来てからカトリックの司祭ラシュマンに拾われ、孤児院に19歳までいさせてもらい、セント マシュー教会でオルターボーイをしていたと。マーティンはいくつかの虚言も含めてだが、完全に信じ切っていたのではないか??アーロンからの一方的な話を信じていたのではないのか。ここには時々、自信がある人間から起こる同情心があったのではないか?それに、絶対に勝てるという過信が。

映画では、カトリックの孤児院でのアーロンの生活を探ろうともしていないし、もちろんケンタッキーなどに足を運んでいないようだし。それに、マーチンの焦点が土地売買の汚職問題で州の弁護士ジョン.Sが司祭ラシュマンを殺す動機を持っていたようだと裁判所で発言する(?)。それに、司祭ラシュマンが監督して撮影させた、ポルノもアーロンに対する同情になったのではないか。マーティン本人は、これを殺人動機と見做されるのを恐れ、ポルノヴィデオを検察側(DA)のジャネットに渡して検察側からの証拠にさせようと企んだ。検察側(DA)のジャネットを利用することもこころがけている野心のある弁護士だ。法廷では、最後に、他にもセクハラを受けていた少年を見つけ出し、アーロンの持っている凶暴性を(ロイ)を出させるようににマーティンはジャネットをし向け、アーロンは無罪になった。

マーティンの名声、自信、エゴ、過信、ジェネットの利用などが、有罪を無罪にしたと思う。

賛否両論があろうが、この映画は真実の行方がどうなろうと問題には見えなかった。ただ、エンターテイメント性を持たせるためにこういう映画にしたと思った。
問題は英題のPrimal Fear といって人間が持っている恐れなんだけど、蛇とかゴキブリの物質の恐れではなく、感情の根本的な恐れである、有能な弁護士が経験した、恥、屈辱なんだとおもう。

私個人もある分野のプロフェッショナルで働いているが、この映画はテーマ『屈辱』がジーンと伝わってきて、後味の悪い映画になった。

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Socialjustice

4.5一見の価値あり。

猫柴さん
2020年11月10日
iPhoneアプリから投稿

いやー、20年以上前の作品とは思えない構成❗️
ドンデン返しのドンデン返し
そして若きエドワードノートンの演技力。
脱帽❗️

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猫柴

4.0予想はつくかも・・

ちーさん
2020年10月1日
iPhoneアプリから投稿

どんでん返し系の作品と名が出過ぎて、
若干ラストは想像がついてしまうかも‥

ラストに期待しすぎて、
途中ちょっと長いな、、
とすら思ってしまいました(笑)

なにも前情報なしで見たら、
もっと驚けたかもしれない〜

しかし
このエドワードノートンを見るだけでも価値がある!!
ってくらいすごかった。。
(ので、星+0.5!!)

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ちー
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