真実の行方のレビュー・感想・評価
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【カトリック教徒の長年秘匿されていた性的犯罪と共に、被疑者を演じた若きエドワード・ノートンの豹変演技の凄みが炸裂する作品。】
■シカゴの大司教が惨殺され、彼の侍者だった青年アーロン(エドワード・ノートン)が逮捕される。
名声に貪欲な辣腕弁護士マーティン(リチャード・ギア)は、無償でアーロンの弁護を引き受け、元恋人の検事ジャネット(ローラ・リニー)と対決することに。
やがて、アーロンの精神分析を担当した女医(フランシス・マクドーマンド)が驚きの事実を掴む。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・今作は序盤は、フランシス・オゾン監督の「グレイス・オブ・ゴッド 告発の時」を想起させる展開で物語は進む。
ー 大司教が、使途の若き男女に行わせていた卑劣なる事実。ー
・だが、それまで被疑者として扱われていたアーロン(エドワード・ノートン)が幼き時から父親に性的虐待を受けていたために、現れた別人格の凶暴なロイ。
<今作は法廷劇の中、真の姿を現したロイを演じたエドワード・ノートンが、全てを持って行った怪作である。>
真実とは?真犯人?動機?アリバイ?それだけでいいのか!?
3回ほど鑑賞し、強く印象に残っているが
まだ、レビューしていなかった
大司教の死体が発見された
警察の捜索の結果
19歳のアーロンという青年が逮捕される
全米の注目を集める事件の弁護に立候補したのは
目立ちたがり屋の弁護士マーティン・ベイル(リチャード・ギア)
ベイルと面談したアーロンは
その場にはもう一人誰かいたと証言し
自分の犯行を否認する
というストーリー
状況・物的両方の証拠はアーロン不利の中で
ベイルは無罪を勝ち取るべく奮闘する
裁判が進む中で
容疑者のアーロンは多重人格ということがわかり
ベイルの狙い通り、無罪を勝ち取るのだが・・・
なんと、アーロンの多重人格は芝居だった
真犯人の芝居を見抜けなくて
無罪にしてしまった、リチャード・ギア
これはマズいだろ~
最後のどんでん返しはすごかった
もし、またTV放送があったら録画しようと思う
感想メモ
ラスト真実の行方ーっ!!って感じ
その前の、正義は成された、が効いてくる
エドワード・ノートンの演技がすごい
完全に…騙されてた
人間の本質は善だと信じている、信じたいよ
こんなに判事と弁護士がプライベートで会ってていいわけないだろ!裁判長ともそんな話し合いみたいなことしていいのかよ!
大司教様、エッチな悪魔祓い
性器と目くりぬき、78回刺し、精神鑑定、無罪
真実の行方
【ピロシの映画レビュー②】
邦題 真実の行方
原題 primal fear
⚫︎主演
リチャード・ギア
⚫︎監督
グレゴリー・ ボブリット
⚫︎脚本
アン・ ビターマン
⚫︎公開
1996年
⚫︎上映時間
130分
⚫︎ジャンル
サスペンス系
欧米ムービー鉄板ジャンルと言えば弁護士モノ!
かなり前の作品で映像的に古い感じは否めませんが😂秀作であります。
セクシャル方面の問題も絡めながら、人の怖さ、嫌らしさを上~~手に描いております。
リチャードギアのエロさも際立ちますね笑
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エド最高
最近観た「ナイブス・アウト」で年をとったなぁと思ったけど、これがデビュー作?すごい!
こんなにすごい俳優さんだったとは。
ホントに最後にまんまと騙された。
この後の作品も観たくなった。
(と言いながら…実はいくつか観てたのに、これほどの印象がなかったらしい汗)
タイトルだけはずっと知っていたが、観たのは初めて。
裁判ものは感情移入してしまうし、小憎らしく思えてしまうのよね〜。
被告が無実かどうかはどうでもいいみたいに言っていたけど、そんな風に割り切れるものなのかなぁ。
聖職者の性犯罪について追及はないのが残念。
よくあるサスペンスかと思いきや
なかなかのラストのホラー展開は面白い。
公共事業ストップのくだりはもっと事件と密接に繋がってるかと思いきや、ただのミスリードっぽいのは残念。
あとリチャード・ギアだから!と言うだけでの女たらし要素ね…
「プロボノ・パブリコ」
本当に野心家だったのですね。ベイル弁護士は。ひろく顧客を得るためには、世間の耳目を集めるような事件を受任することが大事ですし、一見すると有罪は疑いようもないような事件で無罪を勝ち取ったりすることは、「営業上」どうしても必要なことだったのだろうと思います。「敏腕弁護士」としての看板を得るために。
同じく法曹と言っても、国(アメリカの場合であれば州?)からの給料で食べている判事(裁判官)、検事(検察官)とは違い、弁護士は依頼人からの報酬で食べている、いわば…というか…文字通り「自営業者」な訳ですから。
アーロン/ロイにしてみれば、多重人格(心神喪失)として刑事免責を得て病院送りになったあと、病院では普通に過ごして、「治癒」とか「寛解」とかのお墨付きを得て、社会に復帰する計算だったのかも知れません。
さっくり言ってしまえば、名望を得たいという「欲」から、プロボノ・パブリコ(専門的な技能を活かしたボランティア活動)を買って出たベイル弁護士は、その欲の深さゆえの盲目から、アーロン/ロイに、まんまといっぱい食わされてしまったというのが、本当のところでしょう。本作のストーリーとしては。
その点では、胸に痛い一本でもありました。評論子には。
(追記)
<映画のことば>
「検事局を辞めたのは?」
「未来がない。検事の終点は判事職だ。審判より選手の方がいい。」
ベイル弁護士が検事の職を退いたのは、何か不祥事があってのことのようでした。そうとハッキリと描かれていた訳ではありませんが、会話(セリフ)の内容からすると。それにも関わらず、こういうセリフが吐けるということは、いかにベイル弁護士が、法律家(弁護士)としての見栄に拘っていたかの証左だろうと思います。「プロボノ・パブリコ」を標榜したアーロン/ロイの弁護についても、その「下心」は、そんな言葉からも垣間見ることができないでしょうか。
ただ、弁護士という稼業は、本当に面倒見の良い人でなければ勤まらない職業であることも、実際であると考えています。評論子は。他作『クレイマー・クレイマー』に登場するショーネシー弁護士や、『依頼人』(1994)のレギー弁護士の例を引くまでもなく。
この点、多くの弁護士さんの名誉のために付言しておきたいと思います。
どんでん返しなのは知ったうえで
思ったより、、、だったかな🤔
どんでん返し系では評価の高い作品だとは思いますが、二重人格というオチで、『え、そんなオチ、、??』って思ってしまいました。
二重人格の演技力はとてもすごいと思いましたが、内容についてはそこまで良作とは思えませんでした😭
多分、個人的に古めの映画そのものがそんなに好きじゃないのかも😫
引き込まれる
どんでん返しもので、エドワード・ノートンの演技力がすごいっていう事前知識があってから見たから、オチがすぐ読めたところが残念。
何も知らずに見たらもっと面白かったと思う。
ただ、オチに行くまでのお話も見応えがあった。
これがデビュー作だなんて、、
初めてロイの人格が出てきた時ゾクッとした。
最後の法廷シーンで、ロイ早く出ないかな〜って思うくらい演技を待ち望んでる自分がいた。
記憶を消してもう一度見たい!
事前知識なかったら騙されていたのだろうか、、?
周到な計画
ロイは逃げたとき、捕まった時の対応から心神喪失の計画をもっていたことが推察される。最後に明かしたのはマーティンが自己保身のためそれを公にしないことを理解しての発言か。法廷、マーティン、ジャネット全員ロイに任される結果となった。
エドワードノートンを観るための映画
展開としては、最後のドンデン返しも含めて予想の範囲内。リチャードギアやローラリニーの安定感ある演技も、期待通り。
この映画を見応えあるものにしているのは、なんといってもエドワードノートンの演技!!!
今となっては演技派で知られている彼なので、今この作品を観ても「やっぱ上手やな〜」と普通に思うだけだが、当時初めてエドワードノートンのこの演技を観た人たちは度肝を抜かれたやろうな。
アーロンからロイに変身するときの背筋がゾワゾワッとするかんじ。まるで別人、なんて表現では生やさしすぎる。それほどの、表情の変化の気味悪さ。
正直途中から、ロイが本物の人格だなと気づいてしまったので、二重人格を演技している演技(ややこし)とわかりつつ観ても、十分気味悪かった。いや〜後味悪い。
あと個人的に「25時」や「アメリカンヒストリーX」の口悪いエドワードノートンが大好きで、こっちに見慣れているので、ロイの方が本物やなってなんとなく気づいてしまった。笑
そして余談ですが、今じゃムッキムキの彼にもあんな華奢だった頃があったんやね…
エドワードノートン、好き!!!
産まれつきの善と悪
記者のインタビューシーンが3回あった。「人間は産まれつきに善良であることを信じ、誰でも最高な弁護を受ける権利がある」とカッコよく語ったR・ギアに、思い知らせるかのようにこの犯人に出会った。そして最後の結末を引き立てるポイントともなった。
たしかに過去のつらい経験で非道に走る少年が多いが、本心に少しでも善の部分が残っていれば、つかまって弁護してもらう間多少なり反省があるはず。映画中のE・ノートンは明らかに違うため、彼が産まれつきの悪魔だと感じた。こんな悪魔の正体がわかっていれば、大司教は絶対変なプレイなんかさせないだろうなと思った。
一点だけ分からないのは、こんなずる賢い強い子なら、なぜ路頭に迷うほど困窮していたか…主人格のアーロンはやはり存在していたのではないかと…
原題の意味するところは?
やっぱり一番の見どころは、ラスト5分のどんでん返し!。。なんですが、直前にビリー・ワイルダーの「情婦」を鑑賞していて、同じ法廷論争もので、同じどんでん返しテーマの作品だったので、このオチ(ロイが主人格で、真犯人)は少し予測がしやすかったです。アーロン人格は存在しなかった展開はなかなかの驚きでしたが。登場人物たちもそこまで魅力的には映らず、キリスト教徒じゃないので、大司祭の所業に対しての衝撃度もあまりなく、どんでん返しのひっくり返し方も、「情婦」のような今までストーリー全てがひっくり返る衝撃、爽快さに比較すると、けっこう平凡な作品と感じてしまいました。同じジャンルの作品を連続して鑑賞するときには、注意が必要ですね(汗)ロイの最後の真相告白の時のある種の恐怖を引き立てる雰囲気はよかった。
邦題は、「真実の行方」と直球でしたが、原題は、「PRIMAL FEAR(根源的な恐怖)」。この題名の意味することはなんでしょうかね?「今見ている感じている現実は、根本的に間違ったいるかもしれない恐怖」?「明らかになった真相すらも、真相ではないかもしれない恐怖」?このあたりを掘り下げて考えてみてもおもしろいかも♫と思いました。
容疑者のアーロンの演技に
圧巻される。
結末から言ってしまうと殺人容疑をかけられてたアーロンは、凶暴な性格のロイという別人格があり、人格障害で精神鑑定となり無罪で1か月で釈放されることになった。
弁護していた敏腕弁護士マーティンはアーロンを助けることが目的だったので裁判には勝った。
が、アーロンは二重人格を演じていて、そもそもアーロンなんていなかった、と、マーティンとわたしたち観客を騙したのだ。
気の弱いアーロンに殺人なんてできるわけがない、とマーティンも同情して助けていたのに。
ただ二重人格を演じていたというオチではなく、2時間ずっと見てきた、アーロンそのものが嘘だったというところがおもしろい。
アーロンの演技とロイの演技、そして最後のぜんぶ嘘でしたを告白する演技。演じ分けがすごい。これが真の役者なんだと思う。
大どんでん返し系でおすすめされた映画だが、たしかにアーロンそのものが嘘という意味ではどんでん返しだったと思う。
裁判は詳しくないが、これを真似して罪を逃れるひとはでてこないのだろうか。
まあこの演技はできないだろうけど。。。
高評価にビックリ素直に驚けなかったラスト
面白い確かに面白いんだよ、観ていてアッと言う間に時間が過ぎるから私が個人的に重要視しているテンポの良さはgood。
その位話としては面白いのにオチがさぁ…残念。
事件の要は聖職者による性的虐待か金の絡んだ陰謀か?そして犯人は誰なのさと何となく先は読めるものの、スリルもそこそこ感じられサスペンスとして見所充分でも有った。
ラスト二重人格の犯人が実は二重人格なんかじゃなく演技をしてただけですよーのオチに『はい??それいらなくね??』
他の方何名かが書いていたが出尽くした感聞いた事が有りそうだねそのオチ感が凄まじい(笑)
終盤近く迄それなりにドキドキしながら観ていただけに『なんだよーそんなオチかよー』というガッカリ感の方が強かったのは私だけじゃなくてちょっぴり安心してしまった映画でした。
今となっては・・・
古い映画だがテレビで鑑賞。聖職者の性犯罪は実話として映画にもなっているし多重人格者のサスペンス映画もブームになったことがある。今や法廷ものも映画、テレビの定番だ。法廷サスペンスの醍醐味は最後のどんでん返しだろう。本作は当時としては全部を盛り込んだ傑作なのだろうが、その種の映画やテレビを見過ぎたせいか素直に驚けない自分がいる。良く言えば目が肥えると言うことなのだろうが感性が麻痺していくようで情けなくもある、出尽くした感があるサスペンスもの、作り手の苦労は増すばかりだろう・・・。
みんな騙されちゃったね
最期の最期に大どんでん返し・・・
昔ながらの手法にすっかり騙されちゃいました。
心療内科の先生役の女優さんは最近見た、スリービルボードの主演の俳優さんでした。
それにしてもみんな若い(笑)
演技がっ、、、!!
どんでん返し系。
これで終わるわけないでしょ〜って先読みしながら見たのでそこまでええっ!という驚きはなかったです笑
でも最初から最後まできちんと見ると面白いストーリーでした!!!もう一回みたいな、、ってなる!
アーロンは二重人格でもなくまたアーロンという人格が演技だったのには本当に驚き。
どのレビューにも書かれてましたがアーロン役の演技が素晴らしすぎる!!
無名だからこそあの弱気な青年を完璧に演じて観客を圧倒させることができたのかなって思う。
デカプーがやったらどうなってたんだろうな。
リチャード・ギアもまあまあ良かったけど女たらし感でてますね、やはり彼はプレイボーイだ(;▽;)
真実が行方不明
今観れば二重人格の演技は使い古されたギミックだが公開当時は驚かされた人が多かったに違いない。
評価が高い作品だが、よく考えるとおかしな点がある事に気付く。
犯人の本性がロイ(凶悪)であるとすると、なぜ検察側は犯人の気性が荒いという証言をもってこないのか。普段からずっとアーロン(オドオド)を何年も装っていたのか。
もし、何かしらの理由があってアーロン(オドオド)を長年装ってきたとして、大司教のビデオに幾度も素直に応じていた理由がわからない。
なにより二重人格で無罪を勝ち取るつもりなら、これほどの綱渡りをする必要がどこにあったのか、映画の観客をドギマギさせるためにロイが命を危険にさらしたとでも言うのだろうか。
そもそもロイ(凶悪)がこれほど賢く知能が高いなら、証拠を残さずに犯行を行う事も難しくはなかったはず。
こういう不整合をそのままにするなら、最後のシーンはあんなに断定的にするべきではなかったと思う。ぼかしておけば、色んな解釈が出来るという方向に持って行けたのに。
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