ショーシャンクの空にのレビュー・感想・評価
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何度も観たくなる魅力
間違いなく名作
太陽を浴びてビールを飲む。まるで自由な人間だ
千里の道も一歩から
主人公アンディは偉人だと思う。無実の罪で収監され、10年も異常に辛い環境下なのに、常に周りの人のために貢献する生き方をできる精神、決して希望を捨てずに前を向き続ける精神。聖書のような人だと思った。ただ脱獄を企てるだけでなく、自分の持つ力を人のために存分に発揮した上での事だから感動する。
犯罪者と言えども人間で、償いの気持ちは必要だが、その心の中に希望を絶やさずに豊かな心でいるのは自由だし、時間の使い方次第で人生を変えていけると証明し、周りにも高卒資格を取らせたり貢献し続けた主人公は本当に素晴らしいと思う。真面目な元銀行マンが、刑務所にいるときの方が悪さをするという皮肉。
そして、対極にいて、聖書の神にでなったような気分で権力に溺れ、利益を分かち合わないのが刑務所の所長。人を利用するだけした代償として、命を捧げる羽目に陥った。勉強と人柄は裏切らないし、人を守り人の役に立てるから、必要なんだなと痛感。
ただ、レッドが賭事をしたせいで、レッドの仲間がからかったデブが刑務所の見回りに殺されてしまった事、主人公が冤罪の証人がいると騒いだ事で所長命令で殺されてしまった子持ちのトミーがいた事は、軽視されてしまっていて残念。長い刑務所生活が人生の居場所となり、出所していない生活の方が苦痛になり自殺したブルックスには、名を冠した図書館まで建てているのに。
終始、私の大好きなモーガンフリーマンが扮するレッドの視点で描かれているが、レッドも主人公を通して真の更生をしていくところもとても良かった。そして、2人の年齢を超えて人間性を認め合って結ばれていく堅い友情が温かい。メキシコでハーモニカを吹いて欲しかった。
ティムロビンスもモーガンフリーマンも、心情の変化だけでなく、長い時と共に老いていく演じわけが本当に絶妙で、すごかった!
希望とは日々の努力を紡いでいくこと
大学生の娘から勧められて、二度目の鑑賞。不覚にも最後のメキシコのシーンで。。泣いてしまった。
映画はモーガン・フリーマン扮する「レッド」の淡々とした語りで進行していく。冤罪で刑務所に入った主人公が、自分の陥った落とし穴から抜け出すために、一つ一つできることを日々紡いでゆく。
大事なのは、周りの人にとって何が重要かをゴールに据えて、そこから何をやるかを組み立てること。今仕事を仕上げる年齢になって、同じようなことを考えている。「受験勉強で苦しい時にこの映画を見て救われた」という方の映画評があった。仕事にも共通すると思う。
「人生万事塞翁が馬」。お客様のために働き、最後には楽園で笑おう、お客様と一緒に。そう思った。勇気をもらった。
名作
素晴らしい雰囲気とあたたかさ
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