ショーシャンクの空にのレビュー・感想・評価
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アンディ…
観る前は長い映画なんだなーって思ったけど、あっという間の時間。
展開は読めても、アンディの人格に惚れ惚れして見入ってしまった。
アンディがみんなにビールをふるまい、微笑ましく見てるその瞬間からやられてしまった。。
人の喜びが自分の喜びになるって素晴らしい。
彼の人格と頭の良さが、観ていて本当に爽快だった。
希望を持って、目の前にあることをコツコツと…何事も本気でやる。
今の自分にもありがたいメッセージでした。
映画の雰囲気や、キャストの良さも素晴らしかった。
星五つに出来なかったのは、アンディの脱獄後の落ち着いた感…あの展開以外ないのは分かるし、良かったとも思うけど…何か物足りなく感じたような…
間違いなく星五つ!とは出来なかった。
でももしかしたら、もう一度観たらまた違うかも!
20年前の映画とは思えない、とても良い映画でした。
希望は死なない
勝手にスティーヴン・キング特集その26!
今回は人間ドラマの名作『ショーシャンクの空に』をレビュー。
この特集は『ミスト』と本作とあと1本で締めようとずっと考えていたが……
6年かけてようやっとこの作品に辿り着けました……(かかり過ぎ)。
原作は1982年発表の中篇『刑務所のリタ・ヘイワース』。
映画化に際し、原作からは様々な追加・改変が施されている。
数名のキャラを1人にまとめたりして流れをシンプルにしている他、
レッドと老ブルックスの出所後の様子や、『フィガロの結婚』、
レッドが『希望』への警告を述べる場面、トミー青年の最後、
アンディが自殺を図るのではというサスペンスなどなど、
物語をドラマチックにする追加が多々。
リアルで泥臭い原作よりドラマチック過ぎるきらいはあるものの、
裁かれるべきでない者が裁かれ、裁かれるべき者が裁かれない世の不条理、
罪を購うということの意味、終身刑というものの持つ重みは原作以上。
そして何より、あのラストがもたらす巨大な感動は唯一無二のものだ。
...
この映画を観るまで、終身刑は死刑よりも生ぬるいものと思っていた。
しかし、考えようによっては終身刑は死刑以上のものなのだろうか。
世の中には一生刑務所から出て来なくてもいいような悪人がいると思う。
だけど、自分の犯した罪を心の底から悔いている罪人もいるとも思う。
そういう人間はきっと、来る夜も来る夜も自分を責め、
あの日に戻れることならと悔い続けるのだろう。
自分が人から奪った年月と同様、失った年月の重みを自身の身で
思い知らされることは、やはり贖罪と呼べるのかもしれない。
主人公レッドも老ブルックスも重罪人ではあったが……
赦しを乞う権利くらいはある人間だったと思う。
育てたカラスをいとおしみ、別れを告げる姿。
暗闇でハーモニカを一吹きし、失われた歳月を思う姿。
社会に、時代に取り残され、自分が何より
無価値な存在に思える苦しみと悲しみ。
赦されたいと願う人間が赦されるには、
一体どれだけの歳月と後悔が必要なのだろう。
...
レッドはアンディに「希望は危険な代物だ」と諭す。
それはきっと、希望が叶わなかった時の絶望ほどに
深く暗い場所は無いからだし、レッド自身はもう自分は
何の希望も抱けないと考えていたからだと思う。
アンディは違った。
冷たいビールを振る舞い、美しい音楽を流し、
束の間でも人間らしい心を思い出させてくれた男。
世の理不尽さに打ちのめされ、人の悪意に打ちのめされ、
絶望の淵に立たされても、人間らしくあることを貫いた男。
彼が友に宛てた手紙の言葉には、僕は何度聞いても涙してしまう。
思い出してくれレッド、
希望は良いものだ、
きっとなによりも良いものだ、
そして、良いものは決して死なない。
あれはレッドにとっての赦しだったのかも。
俺もまた希望を抱いても良いのだという赦しだったのかも。
...
不屈の男アンディ・デュフレーン。
自分の罪で投獄されたのならまだ納得はできるが、
無実の罪で終身刑というのはあまりに辛すぎる。
19年間、檻の中と檻の外の悪人たちに叩きのめされた彼は、
誰より人間性を失っていてもおかしくなかったはずなのだ。
だが彼は負けなかった。
彼を支え続けたのは石ころひと欠片の小さな希望だった。
ちっぽけなロックハンマーで穴を堀り続けてここを出るという希望。
暗い穴を抜け、“記憶のない海”でホテルを営み、舟釣りをするという希望。
(原作では「ハネムーン用のホテル」と語っている。
理由はきっと、亡くした妻への想いだろう)
アンディは塀の中から、いつもあの途方もなく大きな青い空を夢見ていて、
レッドや他の囚人にも、空を見上げることを思い出させたかったんだと思う。
そして、アンディとレッドが青空の下で再会を果たすラストシーン――
...
ああ、これほどまでに喜びと希望に
満ち溢れた物語に出逢えることはきっと稀だ。
あんなにも大きく美しく青く澄んだ空と海を、
生涯の友と交わす一点の曇りもない微笑みを、
どうしてどうして忘れられるだろうか?
この映画は人間の最良の部分を思い出させてくれる。
どんな時でも希望を抱き続けて進むことが、
そして、人に喜びと希望を与え続けることが、
どれほどに気高いことなのかを思い出させてくれる。
「人生はふたつにひとつだ。必死に生きるか、必死に死ぬか。」
何があっても人生は続く。そして人生は、
何の前触れも理由も無しに、情け容赦なく
拳を振り上げてこちらを打ちのめそうとしてくる。
理不尽で無情な人生にどこまで抗えるかは分からないが、
そんな奴にただただ負けっ放しなんてまっぴらじゃないか。
それなら、歯を食いしばってでも人間らしく笑ってやるのだ。
高校時代に初めて観て以来、
ずっと心の中で大事な場所を占めている作品。
この映画を観ると、いつも元気と笑顔をもらえる。
それが物語の力だと思う。それが映画の力だと思う。
人間のイマジネーションが持つ、巨大な力だと思う。
映画って本当に良いものだ。
<2018.11.09鑑賞> 2018.11鑑賞
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余談:
なお、主人公レッドは赤毛のアイリッシュ系という原作設定から
アフリカ系アメリカンのモーガン・フリーマンに変わっているが……
彼の深みのある演技を一度観てしまえば、そんなことは些細な違いだろう。
最後の、消え入るほどささやかで嬉しそうな「I hope.」の響きが忘れられない。
何度も見たくなる作品
すごい先のことが予想できる作品ではありました。でもラストのどんでん返しが魅力満載です。
アンディが有罪か無罪かが最後までわかりません。そこが面白いところです!人によってはアンディは本当は罪を犯していて最後は他人を自殺まで追い込み、脱獄するというサイコパス気質を感じるのもありです。アンディは本当に無罪で長い刑務所生活を罪を着せられながら切り抜け、脱獄するというただただ感動を感じるのもまたあり。
人それぞれ想像ができて多くの楽しみ方ができると思います😊
この作品の素敵なところは希望を持つことの素晴らしさです。そしてどんなつらいときも芸術(この映画では音楽ですね)が心の糧になってくれること。とても多くのことを学ばせてもらいました。
さすが名作!じわーっと沁み渡る良さ。
かなり有名な作品なのに今まで見たことがなく、Amazonプライムに上がっていたので初めて視聴。
刑務所ものっていうと、私にとっては「グリーンマイル」やドラマの「プリズン・ブレイク」が代表的な作品だったけど、この作品もまた刑務所内の環境の厳しいこと。。普通なら心が折れてもおかしくない状況で希望を持ち続けたアンディは本当にすごいし、周りにも観てる側にも希望を与えていました。
アンディがすごいのは勿論なんだけど、それもレッドが居てこそというか、彼のアンディへの思いやりや友情がまた沁みました。
ワクワクしたり、可愛そうでつらくなったり、胸糞悪くなったり、温かい気持ちになったり、涙がボロボロ出るような映画ではないけど観てる側の心が忙しくて観終わったあとの満足感が半端ない映画でした。
「必死に生きるか、必死に死ぬか」そうアンディが残した言葉へのレッドの答えも素敵でした。
生涯ベスト1級の不朽の名作。何度見ても面白い。
生涯ベスト1。何度見たことか。
牢獄の中という絶望的な環境下で、どんなに辛いことがあっても決して諦めない、希望を失わない、頭の中の音楽は誰にも奪わせない、そんなアンディを見るたび、勇気をもらえる。
最後にあっと驚く展開、そこに至るまでの苦悩、各キャラクターたちのユニークさ、俳優の演技、物語のまとまり、心に響くセリフたち、その全てが素晴らしい。
自分の一番好きなセリフは、「希望はいいものだ。多分最高のものだ。いいものは決して滅びない。」というアンディの言葉だ。彼はある意味希望は滅びない、という信念があったからこそ、正気を保てたし、なんとか生きていたんだろうと思う。いつかは脱獄できる、いつかはここから抜き出せる、そういう希望にすがってあの地獄を生きていたのだ。
レッドの言うように、希望は危険なものだ。期待して裏切られると、そのギャップに苦しめられる。でも、そうじゃない、希望を持つことこそが生きることだ、とアンディは教えてくれているのだ。彼のように生きていきたい、と本気で思っている。
心が震える名作
泣けるところたくさんありすぎて、涙腺がもたない
間違いなく一番泣いたのは
『ブルックスここにありき』のくだり。切な過ぎます。
ラストシーンの感動と言ったらなかった。
あの海の青さも手伝って、切ないくらい感動する。
初めてこの作品を見たのは今から15年前。
年に1回は必ず見てしまう。
ティム・ロビンスからの生き方について
笑い・スリル・感動、全部が良かった
「ショーシャンクの空に」は名作だと、どこかで聞いたので軽い気持ちで観ました。
観てみたところどうやらハマってしまったようで、そのままもう一度観ました。
何が良かったのか考えてみましたが、全部が良いとしか結論出ませんでした。
アンディやレッド、刑務官や所長、あとホモのおっさんなど、個性豊かなキャラクターは話を盛り上げ、
小話と言うのでしょうか、簡潔かつ明瞭、それでいて勝手に感情移入してしまう細かな話は最後まで飽きず、
本当に時間があっという間に過ぎてしまう最高の作品でした。
語彙力がなく、良さを表現出来ない自分が情けないくらいです。
好きな映画は?と聞かれた時は、「ショーシャンクの空にだよ。」と即答したいなと思います。
名作を観る月間
最近過去の洋画で名作を見漁っている。8月の鯨に行きたくなって来た。良いとは聞いてたけど、刑務所の話という事しか頭に入れず見始める。グリーンマイルよりも私はこっちが好みだった。
アンディの頭の良さ、希望という言葉、牢屋の中の磨かれた石とポスター、整備されて行く図書室。
屋上のタール塗りのあとにダラダラとみんなで飲む冷たいビール。
刑務所の中なんだけれど、不思議と、なんかいいなぁと思うものがたくさんある。
そして、長いことその壁の中にいた囚人の、釈放後の苦悩。
レッドとアンディのやり取りがほんといい。アンディの最後全部持っていってしまう快進撃と、最後の海辺のシーンなんか爽快。
どんな状況でも希望は奪えないということ。時間がかかっても手に入れられること。いい映画だほんとに!
ョーシャンクの空に:希望は永遠の命だ【洋画名言名セリフ】
【ショーシャンクの空に:個人評価=★★★★★】
★★★★★:今すぐ観るべき‥人生を生きる為の何かを教えてくれる貴重な映画
★★★★:早めに観るべき‥観る人だれにでも何かを与えてくれる大事な映画
★★★:まあ観ても良し‥観る人によっては全く意味を持たない普通の映画
★★:観なくても良し‥単に時間だけを浪費してしまう可能性が高い映画
★:観てはいけない‥観た後に非常に残念な気持ちを感じてしまう映画
【ショーシャンクの空に:おすすめポイント(個人評価理由)】
1.こんな人生はあり得ない!!!希望とは何かを本当の意味で教えてくれる最高傑作!!!
2.ティム・ロビンスとモーガン・フリーマンの真の友(ソウルメイト)の関係が素晴らしい!!
3.どんなにつらいことあっても元気が出てくる奇跡の映画!
【ショーシャンクの空に:名言名セリフとその場面】
・「希望は永遠の命だ」
→ラストシーン手前のモーガン・フリーマンが木陰で、ティム・ロビンスが隠した手紙に書いてある名言名セリフ。
どん底からのサクセスストーリー
妻とその愛人を殺したとされ、冤罪を主張するもショーシャンク刑務所に服役された銀行員のアンドリューデュフレーン。
囚人からのイジメ、腐敗し切った刑務所所員の面々に囲まれながらも、調達屋のレッドを始めとした仲間たちと持ち前の頭脳と希望を諦めない精神で生き抜いて行く姿を描いたヒューマンドラマ。
お恥ずかしながら2018年春、初見でございました。
90年代の感動する系の名作って観れば確実にいいと感じるんだろうけど洒落にならないレベルにシチュエーションがキツかったり、描写が重かったりするなどの謎の偏見と上映時間の長さになかなか手出せずにいた作品のうちの一本です。そう言った作品がまだまだたくさんありますが笑。
内容としてはよくある友情モノだが刑務所という閉塞的かつ不自由な環境も相まって、一つ一つの出来事がとても心に残り、感動するものになっている。
中心としてはアンディとレッドの2人の関係だが、ユニークな仲間たちや厳しいながらもアンディの銀行員としての能力の高さを悟り、一目置いている刑務所所員らとの交流も人間性の溢れる描写で描かれている。
また2時間超のヒューマンドラマを見せたのちに大どんでん返しと言わんばかりに脱獄を企てていたアンディの更なる有能さが露見し、もはや感心するほど有能な人物なんだなと思わせる笑。
ラスト20分くらいのテンポの良さ、伏線の回収、全てが解決する完璧なるハッピーエンドなどにより、正直観る前の暗い印象の映画から大いに希望に満ち溢れた作品だと感じるようになった。
ティムロビンスの眉間にしわ寄せながら、ふてくされたように口を尖らせる表情が好き笑。
こりゃ名作になるわ!
「頑張って生きるか、頑張って死ぬか。」
「希望は良いものだよ。良いものは消して滅びはしない。」
映画に出てくるセリフが何度も心に響いた。
ラストに、アンディーと出逢えたシーンではとても感動した。
刑務所のドラマにプリズンブレイクがあるけど、あれとは全く違う面白さがあった。
名作になる理由も、評価が高い理由も納得できる映画でした。
全557件中、301~320件目を表示