カフェ・ブダペスト

劇場公開日:

解説

社会主義崩壊直後のブダペストを舞台に、“西”を目指すロシア青年とそこに集う人々の姿を描いた群像劇。監督・脚本は本作が長編劇映画デビューとなるフェテケ・イボヤ。製作はダールダイ・イシュトバーン。撮影はサライ・アンドラーシュ。音楽は主演もつとめた実際にロシアから英国へ渡ったシンガーソングライターのユーリ・フォミチェフとムク・フェレンツ。編集はマヨロシュ・クラーラ。共演はイーゴリ・チュルニエヴイッチほか。

1995年製作/101分/ハンガリー
原題または英題:Bolse Vita
配給:エスパース・サロウ配給(新日本映画社提供)
劇場公開日:1998年11月28日

ストーリー

ロシア人ミュージシャンのユーリ(ユーリ・フォミチェフ)とワジム(イーゴリ・チェルニエヴィッチ)は、自由な世界に憧れ、“西”を目指すべくブダペストを訪れ、英国人のマギー(ヘレン・バクセンデール)と米国人のスーザン(キャロリン・リンケ)と知り合う。言葉はほとんど通じないながらも、ユーリはマギーと、スーザンはワジムといい仲になり、同じロシアから来た元機械工セルゲイ(アレクセイ・ルブリョフ)らと語らう。自由市場にある行きつけのカフェ“ボルシェ・ヴイータ”での自由を謳歌した楽しい日々。だがは幸せは長くは続かず、やがて気持ちのすれ違いが生まれた。セルゲイは挫折の末に死ぬ。ワジムはひとりブダペストに残り、ユーリはマギーと英国で新生活を始めた。

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