オーメン2 ダミアン
劇場公開日:1979年2月10日
解説
悪魔の子ダミアンが捲き起こす超自然的な惨劇を描いた恐怖映画で「オーメン」の続篇。製作は前作同様ハーベイ・バーンハード、共同製作はチャールズ・オーム、監督は「新猿の惑星」のドン・テイラー、ハーベイ・バーンハードの原案をスタンリー・マンとマイケル・ホッジスが脚色。撮影はビル・バトラー、音楽はジェリー・ゴールドスミス、編集はロバート・ブラウンが各々担当。出演はウィリアム・ホールデン、リー・グラント、ジョナサン・スコット=テイラー、ロバート・フォックスワース、ニコラス・プライア、ルー・エイヤース、シルビア・シドニー、ランス・ヘンリクセン、エリザベス・シェパード、ルーカス・ドナット、アラン・アーバスなど。
1978年製作/107分/アメリカ
原題または英題:Damien: Omen II
配給:20世紀フォックス
劇場公開日:1979年2月10日
ストーリー
ダミアン(ジョナサン・スコト=テイラー)は聖書に書かれてあるというジャッカルの腹から生まれた悪魔の申し子である。外交官をしていたロバートが実子が死産した時引き取った子だったがロバート夫妻はこのダミアンのために血なまぐさい事件に捲きこまれ、遂にはその犠牲になったのだった。工業会社の社長であるロバートの弟リチャード(ウィリアム・ホールデン)がダミアンを養子として迎えてから7年、ダミアンはリチャードの実子でダミアンと同年のマーク(ルーカス・ドナット)とシカゴに近い陸軍学校に通っていた。ある日、リチャードの伯母で、ロバートがダミアンを殺そうとしていたことを知っていたマリオン(シルビア・シドニー)が不思議な死を遂げた。それから、しばらくしてリチャードの経営する博物館の館長ウォレン(ニコラス・プライア)の友だちで、ダミアンにまつわる秘密を知っているジャーナリストのジョーン(エリザベス・シェパード)が死んだ。陸軍学校におけるダミアンの成績は抜群だった。上官のネフ軍曹(ランス・ヘンリクセン)に忠告され、聖書の黙示録を続み、自分の頭髪の下の666という数字の謎を知ったダミアンは自分が悪魔の子であることを知りショックを受ける。こうして、ダミアンの周囲では次々と死亡事故が続き、遂にウォレンは考古学者ブーゲンヘイゲンの遺品からダミアンの正体を知り、リチャードに伝えた。悪魔の子がダミアンと生き写しである証拠のイガエルの壁画を見て、ダミアンを手にかける決心をしたリチャードは、博物館で呪いにかかった自分の妻アン(リー・グラント)に逆に殺され、アンもダミアンのために死んだ。炎につつまれる博物館には平然と立つダミアンの姿があるのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ドン・テイラー
- 脚本
- スタンリー・マン
- マイク・ホッジス
- 原作
- ハーベイ・バーンハード
- 製作
- ハーベイ・バーンハード
- 撮影
- ビル・バトラー
- 音楽
- ジェリー・ゴールドスミス
- 編集
- ロバート・ブラウン
- アソシエイト・プロデューサー
- チャールズ・オーム
- 字幕
- 岡枝慎二