オーメン(2006)
劇場公開日 2006年6月6日
解説
06年6月6日という絶好のタイミングに合わせて、30年ぶりにリメイクされた名作ホラー。実子を死産させてしまったソーン夫妻は、同じ病院で6月6日午前6時に誕生した母親不明の赤ん坊を引き取り、ダミアンと名付け養子として育てる。だが、5年後ソーン一家の周辺で次々と怪事件が起こる……。監督は「エネミー・ライン」のジョン・ムーア。脚本は前作と同じデビッド・セルツァー。
2006年製作/108分/R15+/アメリカ
原題:The Omen
配給:20世紀フォックス映画
スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る
2021年6月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
オリジナル版『オーメン』は、映画館で初めて寝てしまうという苦い経験をした印象深い映画だ。 それ以来観なおすこともなく、今回30年ぶりにリメイク版を鑑賞することになった。しかも6月6日世界同時公開!惑星縦列並みに嬉しいことじゃありませんか。冒頭から、911テロやスペースシャトル爆発、大洪水などのこじ付けハルマゲドン説でワクワクさせられ、粒揃いの俳優陣にもドキドキさせられた。なんたってジュリア・スタイルズなのです。ニューヨーカーでありながら、イギリス人っぽい発音するし、横顔からは日本人にも見えるくらい愛着がわく女優さんだ。当然、入浴シーンでは眠気が吹き飛んでいました・・・
30年前、映画館で寝ていたにもかかわらず、一つ一つのシーンが甦ってきた。当時としては『エクソシスト』はわかりやすかったけど、『オーメン』はわかりにくいといった意見が多かったように思います(少なくとも、kossyの周囲では)。日本では、“ホラー映画”という言葉は70年代中頃にはまだ定着せず、宗教がらみの内容だったら“オカルト映画”とジャンル分けされてていた時代だったように思います。そして、「オカルトは理解しにくいけど、ホラーはわかりやすよね」などといった会話が飛び交っていました(うろ覚えですが)。こうして色んなことを思い出しながら観ていると、いきなりブレナン神父(当時の脇役王ピート・ポスルスウェイト)の登場で嬉しくなってきました。
映画館では何度も椅子が大きく揺れるほど驚かされるシーンの連続。目を背けたくなるほどの残虐シーン。今回は眠ろうにも眠れません。だって、懐かしのミア・ファローまで登場するんですよ。『ローズマリーの赤ちゃん』で自分の子をカルト集団に取られちゃったもんだから、今度は人の子(悪魔の子)をわが子のように可愛がってしまいます。
そんなこんなで楽しんでいると、「ユダヤがザイオンに帰るとき、人と人とを戦わせる」などと中東問題をさらりと取り入れ、大統領に名付け親になってもらったロバート・ソーン(リーヴ・シュレイバー)がダミアンと対決するわけですが、一発で髪の毛に隠された666を見つけるなんて、さすが史上最年少の大使に任命されるだけのことはありますな・・・たいしたもんだ。
【2006年6月6日映画館にて】
オーメンと666だけ知っていて有名だし観てみるか〜と視聴しました。オチがそういう感じか〜と思いましたが、ココが良いのかなとも思いました。
小さい頃にオリジナル版を震えながら見た覚えがあるのですが
今作は程よいホラー。
ラストの教会から、最後まで。
えーー❗️ こんなラスト⁉️
続きが気になるーと思ったけど続きないのか⁉️
2016年6月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
劇場公開以来10年ぶりに観た。しかも6月6日に。
それはさておきオリジナル板は観ていないので比較できないが、これはこれで良質なホラーに仕上がっていると思う。何より悪の存在が自ら直接手を下すことなく人を殺していく様がいかにも悪魔的で怖い。今度オリジナル版を観ようと思う。
すべての映画レビューを見る(全9件)