エクソシスト2
劇場公開日:1977年7月16日
解説
1作目から4年、再びリーガンを襲った恐るべき異変に、新たなエクソシストが立ち向う姿を描く「エクソシスト」の続篇。製作はジョン・ブアマンとリチャード・レデラー、監督は「未来惑星ザルドス」のJ・ブアマン、脚本はウィリアム・グッドハート、撮影はウィリアム・A・フレーカー、特殊効果はチャック・ガスパー、ウェイン・エドガー、ジム・ブラント、ジェフ・ジャーヴィス、ロイ・ケリー、特殊メーキャップはディック・スミス、音楽はエンニオ・モリコーネが各々担当。出演はリンダ・ブレア、リチャード・バートン、ルイーズ・フレッチャー、マックス・フォン・シドー、キティ・ウィン、ポール・ヘンリード、ジェームズ・アール・ジョーンズ、ネッド・ビーティなど。
1977年製作/アメリカ
原題または英題:Exorcist2 The Heretic
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:1977年7月16日
ストーリー
あの恐るべき事件から4年。メリン神父(マックス・フォン・シドー)の悪魔払いにより救われたリーガン(リンダ・ブレア)も、今はニューヨークで平凡な学生生活を送っていた。女優の母はアイスランドへ行っており、秘書シャロン(キティ・ウィン)がリーガンの世話をしていたが、彼女に再び異変がおこった……。その頃、教会中央当局ではメリンに疑惑が集中、つまり彼は悪魔と手を結んだ異端の徒では、というのだ。早速、枢機卿の依頼を受け、ラモント神父(リチャード・バートン)がやって来た。彼はリーガンを精神病医師タスキン(ルイーズ・フレッチャー)に検査してもらう一方、彼女の記憶の中のメリンの生涯を調べ始める。なんと、メリンは昔アフリカで、今や成人となった男の子に悪魔払いをしたことがあったのだ。ラモントは、リーガンの記憶を追い、ワシントン、ローマ、そしてアフリカへ飛ぶ。その男の子コクモ(ジェームズ・アール・ジョーンズ)に会うためだ。彼は今や成人となり、イナゴの品種改良の研究をしていた。やがて、彼と会ったラモントは、メリンが立派な神父であることを確信した。やがて、アメリカに戻ったラモントは、リーガンと共にあのジョージ・タウンの彼女の部屋へと向うのだった。そしてそこには恐るべき悪魔が待っていたのだ。想像を絶する悪魔との戦いが始まった。部屋にはどこからともなくやってきた、イナゴの大群が群がり、突風が吹きあれた。建物が崩れ、ついに悪魔はラモントの前に倒れた。そしてリーガンとタスキンはお互いの無事を確認し合い、抱き合うのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジョン・ブアマン
- 脚本
- ウィリアム・グッドハート
- 製作
- ジョン・ブアマン
- リチャード・レデラー
- 撮影
- ウィリアム・A・フレイカー
- 美術
- ジーン・ルドルフ
- 音楽
- エンニオ・モリコーネ
- 編集
- トム・プリーストリー
- 特殊効果
- チャック・ガスパー
- ウェイン・エドガー
- ジム・ブラント
- ジェフ・ジャーヴィス
- ロイ・ケリー
- 特殊メイク
- ディック・スミス
- 字幕
- 高瀬鎮夫