映画に愛をこめて アメリカの夜

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

フランソワ・トリュフォー監督が、映画を愛する者たちに捧げた群像劇。フランス・ニースのスタジオ“ラ・ビクトワール”を舞台に、「パメラを紹介します」という映画の撮影を行っているスタッフ・キャストたちの人間模様が描かれる。出演はジャクリーン・ビセット、ジャン=ピエール・レオほか。原題の「Day for Night」とは、カメラレンズにフィルターをかけて、夜のシーンを昼間に撮影することを指す。73年度のアカデミー賞では外国語映画賞を受賞した。

1973年製作/115分/G/フランス・イタリア合作
原題または英題:La nuit americaine
劇場公開日:1974年

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第46回 アカデミー賞(1974年)

受賞

外国語映画賞  

第31回 ゴールデングローブ賞(1974年)

ノミネート

最優秀助演女優賞 バレンティナ・コルテーゼ
外国語映画賞  
詳細情報を表示

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

4.0魔物なのは女ではなく…

2023年7月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

知的

映画の裏側。
単純にその一言だけで、胸ときめいてしまうわけですが実際に何カットか連続ではさまれる映像だけでジーンとしてしまうのはなんなんでしょう。

そうはいっても感動巨編!てわけではなくって。よくもまあと言いたくなるキャラ濃ゆいというか一クセも二クセもある人たちばかり。
そんな人たちが一つ場所に集まってるのだからスムーズに進むわけがナイ。
随所にエスプリも効いて。ああ、おフランス。一緒に観ていた家族は「なんて嫌な人たちだ」と途中で観るのをやめてしまった。潔癖な人には合わないみたい。

女に振り回された人が、作品中で女は魔物?と聞いて歩く。

この人々って絶対普通に学校の一学級ならまとまらないと思う。
それほどに困った人たちが映画をつくる!という一点のために集まって力を合わせるわけであって、実は魔物なのは女というよりそこまで人々を魅了する映画なのではないのかな~と思ったりしました。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
こまめぞう

3.0映画業界の裏方模様

2023年5月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

映画業界で働く人達のゴタゴタを明るくホンワカ描いてます。

出来事は起きるんだけど、何も起きなかったようにホンワカしてる(笑)

退屈といえば退屈かも(笑)

悪くないけど観なくても問題ないかと(笑)

劇中、日本に言及するシーンあり。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
RAIN DOG

5.0男より映画よ‼️

2023年5月4日
スマートフォンから投稿

泣ける

楽しい

興奮

この作品は「カイロの紫のバラ」「ニューシネマパラダイス」と同じく映画への愛あふれる名作だと思います。映画撮影現場の混乱を魅力的に捉えながら、映画の仕事が好きで好きでたまらない映画人の心境がスケッチ風に綴られています。トリュフォー監督は本当に映画が好きなんだなぁと痛感させられます。ハリウッド女優に扮したジャクリーン・ビセットもホント魅力的。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
活動写真愛好家

5.0鮮やかな優しさと愛が詰まった作品

2022年9月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館

幸せ

萌える

一つの作品を創り上げる為に、集まった人々のそれぞれのドラマと、その作業をいろんな角度から見つめ優しい眼差しと、その一時に愛おしさを、限りなく詰め込んだストーリー展開が素晴らしく、ジャクリーン・ビセットの美しさとジョルジュ・ドルリューの華やかさの中に切なさをも感じる音楽が、作品の魅力をさらに引き立てる‼️
作品中の一部の音楽が「イルカの日」でも使われている。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
too-ku-o