ルート225
劇場公開日:2006年3月11日
解説
不思議な世界に迷い込んだ姉弟を軽やかなユーモアとみずみずしい情感で描いたファンタジックストーリー。主演は「HINOKIO」の多部未華子とオーディションで大抜擢された岩田力。監督は「ローカルニュース」「ブース」の監督作品のほか、「刑務所の中」などの脚本家としても活躍する中村義洋。原作は藤野千夜の書き下ろし長編。
2005年製作/101分/日本
原題または英題:Route 225
配給:オフィス・シロウズ
劇場公開日:2006年3月11日
ストーリー
中学2年生のエリ子(多部未華子)は、ある日、帰りの遅い弟ダイゴ(岩田力)を迎えに行った。ダイゴは公園のブランコにいた。弟をからかいながらの帰り道。通ってきた国道が海に変わっていることに気づく。「海なんてうちの近くにないはずだよね」呆然とするふたり。海だけじゃなく周りの風景も一変している。ここはどこなのか。運良くダイゴの同級生だったクマノイさん(市川春樹)という少女に会うも、何故かダイゴが固まっている。「僕たちもう家に帰れないかもしれない」「なに、それ」「だってクマノイさん死んでるもん」不安になって歩くうち公園に戻ることができたので、今度こそちゃんと家に帰ろうと公園を出たふたり。海はなくなっていたので安心するが、なにかが違うような気がしている。翌朝、学校に行くと、学校はいつもの通りだが、仲違いしたはずの元親友・大久保ちゃん(小南千明)が親しげに話しかけてきた……。