ルート225

劇場公開日:

解説

不思議な世界に迷い込んだ姉弟を軽やかなユーモアとみずみずしい情感で描いたファンタジックストーリー。主演は「HINOKIO」の多部未華子とオーディションで大抜擢された岩田力。監督は「ローカルニュース」「ブース」の監督作品のほか、「刑務所の中」などの脚本家としても活躍する中村義洋。原作は藤野千夜の書き下ろし長編。

2005年製作/101分/日本
原題:Route 225
配給:オフィス・シロウズ

ストーリー

中学2年生のエリ子(多部未華子)は、ある日、帰りの遅い弟ダイゴ(岩田力)を迎えに行った。ダイゴは公園のブランコにいた。弟をからかいながらの帰り道。通ってきた国道が海に変わっていることに気づく。「海なんてうちの近くにないはずだよね」呆然とするふたり。海だけじゃなく周りの風景も一変している。ここはどこなのか。運良くダイゴの同級生だったクマノイさん(市川春樹)という少女に会うも、何故かダイゴが固まっている。「僕たちもう家に帰れないかもしれない」「なに、それ」「だってクマノイさん死んでるもん」不安になって歩くうち公園に戻ることができたので、今度こそちゃんと家に帰ろうと公園を出たふたり。海はなくなっていたので安心するが、なにかが違うような気がしている。翌朝、学校に行くと、学校はいつもの通りだが、仲違いしたはずの元親友・大久保ちゃん(小南千明)が親しげに話しかけてきた……。

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映画レビュー

3.0ダイオキシン8倍

2023年1月14日
スマートフォンから投稿

はじめの方は子供向けの作品なんかなぁなんて思ってたけど、このラストだとそんな事もないか。
姉弟パラレルワールドから戻れなくなり、高橋由伸テレカを使って家に電話をかけることだけが元にいた世界と唯一繋がれる方法。
そこから帰る方法を見つけ出そうとするが、帰れない二人。それだけで最後までいく。
ちょっと太めの弟ダイゴが名演技。世界の異変にもいち早く気づき姉に教え、警戒して、平行世界へ移行してきたことを理解して説明した。
高橋由伸選手のテレホンカード、高橋由伸選手のキーカバー、指摘してツッコミを入れる姉。パラレルワールド内で高橋由伸選手がちょっと太ったことに気が付く弟。などはじまりのあたりは軽めのタッチなのだけれど、後半からシリアスになっていく。
どの世界で会っても、お互いに元の世界の自分たち、本人だと確かめられるように姉弟間のみ通ずるサインを決めるあたりから悲しい予感がする。
原作は有名な小説らしいのだけれど今まで知らずにいた。

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collectible

3.5必見‼️多部未華子

2022年1月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

多部未華子が沢山観れます。
既に今に至る姿が彷彿とされます。満足度高くファン必見です。

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tuna

2.5亜空間

2021年11月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

主人公(多部未華子)は中学2年生、弟と両親の4人家族だ。
ある日、弟を迎えに行き、帰ろうとすると家がなくなっていて海が広がっていた。
なんとか家を見つけるが、両親がいない。
パラレルワールドの亜空間物語だが、果たして・・・。
ちょっと退屈だが、多部未華子で観続けることに。

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いやよセブン

3.0パラレルワールドに迷い込んでしまう話、緊迫感はないがおもしろい。 ...

2021年11月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

パラレルワールドに迷い込んでしまう話、緊迫感はないがおもしろい。
最後まで元の世界には戻れないというのは意外。
別れ際に弟が発した意味深なセリフは何だったのだろう。
姉もそれを理解したような感じだったが。
最初に突然出てきた海は2回目以降はなくなってしまった。
あとパラレルワールドは少なくとも2つはあったはずだが、その話も回収されていない。
死んだはずの少女が生きていた世界の中でも、犬が存在する世界と死んでしまった世界とに分かれていたはず。

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省二
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