フライ,ダディ,フライ

劇場公開日:

解説

娘を傷つけた男に復讐を誓った平凡なサラリーマンが、高校生たちの特訓を受け逞しい父親へ変貌していく姿を描いた青春ドラマ。監督は「油断大敵」の成島出。金城一紀による同名原作を基に、金城自身が脚色。撮影を「プレイガール」の仙元誠三が担当している。主演は、「Tokyo tower」の岡田准一と「着信アリ2」の堤真一。

2005年製作/121分/日本
配給:東映
劇場公開日:2005年7月9日

ストーリー

郊外のマイホームで家族と幸せに暮らし、仕事も順調だった平凡なサラリーマン・鈴木一。だがある日、彼は衆議院議員の息子で高校総体2年連続制覇中のボクサー・石原に、高校生の愛娘・遥を傷つけられてしまう。反省の色を見せない石原に対し復讐を誓う鈴木だったが、情けないことに勇気も腕力もゼロ。そこで、彼は40日間の長期休暇を取って、偶然知り合った高校生・朴舜臣とその仲間・ゾンビーズに戦い方を教えて貰うことになる。基礎体力作りから地獄のような猛特訓。しかし一日も休まずやって来る鈴木を見て、やがて舜臣も本気モードになっていく。そして決戦の時、石原の通う高校に乗り込んだ鈴木は、果敢に強敵に立ち向かって行き、見事、石原を倒し、頼もしい父親の姿を見せるのであった。

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映画レビュー

3.5設定的にどうかと思いますが、 この映画、こっぱずかしいほどのまっす...

2024年5月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

設定的にどうかと思いますが、
この映画、こっぱずかしいほどのまっすぐさ
好きな映画です。

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カネナカ

3.5岡田准一の出世作

2023年9月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

堤真一のだめ父っぷり。

謎の少年、岡田准一の不思議なハートの強さ。

悪役の、須藤元気は怪演。というより、本当の変質者っぽくて気持ち悪い。

最後までさらっと見れて、たのしめました。

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うそつきカモメ

3.5【愛する娘を持つ男には響く作品。岡田准一さんの身体能力及び父を演じる堤真一さんの熱演が沁みます。漢だったら、売られた喧嘩にはキッチリと応える体力や、喧嘩のスキルは身に付けたいモノである】

2023年4月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

幸せ

■家族と平凡ながら幸せな日々を過ごしていたサラリーマンの鈴木(堤真一)。
 ある時、娘の遥がボクサーの男子高校生・石原(須藤元気)に傷つけられた。
 鈴木は復讐を誓うが、勇気も腕力もオジサンだから敵いっこない。
 そこで、偶然知り合った高校生・スンシン(岡田准一)と仲間たちに戦い方を教わることになる。

◆感想

・今作の魅力は、娘を傷つけられた鈴木を演じる堤真一さんの身体を張った熱演に尽きると思う。帰宅時に何時も乗るバスに敢えて乗らずに、競争するシーン。
 最初は無関心を装っていた乗客たちが、徐々に鈴木を応援するシーン。

・若き、岡田准一さんの身体能力も見所であるが、彼自身も家族(一切映されない)を持ちながら、毎日一人で食事を摂るシーンから、スンシンが鈴木を厳しく支援して行くシーンが説得力がある。

<ラスト、鈴木が、石原(須藤元気)に対し決闘をするシーン。
 そして彼が石原に言った言葉。
 男親であれば、娘を守るための矜持をコミカル要素を絡めて示した作品である。>

■どーでも、良い事。
 ・私は幼少時から剣道、サッカー、バスケ、テニス、(死ぬかと思った事数知れず・・)の極所登山、そして最近はスポーツサイクルを続けている。
  因みに喧嘩は昔から強い。(数年前、京都で酔った際に4人組に絡まれたが撃退。但し、前歯を一部欠損。で、血だらけで歩いていたら職質・・。で、反省し身体を鍛え直した。)
  何が言いたいかと言うと、自分からは絶対に喧嘩はしないが、絡まれた喧嘩にはキッチリと応える体力や、喧嘩のスキル(結構、簡単である。先手必勝。相手のボスの鼻っ柱を左ストレートで折れば、血に慣れていない連中はへっぴり腰で逃げていく。)は身に付けたいモノである。因みにプロは素人には手を出しません・・。

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共感した! 2件)
NOBU

3.5細かく考えなければ、良い作品

2022年8月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

こんな風に生まれ変わることを、誰もが夢見ているのかもしれない
段々成長していく様に、バス停のサラリーマン同様応援したくなる

岡田准一は何者だったのか
堤真一は戦いが終わったら復習されそう
あの高校はなんだったのか

細かく考えれば疑問は少なくない。堤真一目線以外に他の人に注目して欲しい気もするが、堤真一目線だけだったからこそシンプルで爽やかに感動出来る作品になったのかもしれない

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Daiki Sugiyama