雲のむこう、約束の場所

劇場公開日:

解説

2002年に発表したフルデジタルの個人制作アニメーション「ほしのこえ」で一躍脚光を浴びた新海誠が、初めて挑戦した長編監督作。津軽海峡を挟んで南北に分断された戦後の日本を舞台に、世界の謎を背負った1人の少女を救うため葛藤する少年たちの姿を描いた。米軍統治下の日本。青森に暮らす中学生の藤沢浩紀と白川拓也は、海峡を挟んだ北海道に立つ巨大な塔に憧れ、いつかその塔を目指そうと廃駅跡でひそかに飛行機の組み立てにいそしんでいた。ある夏休み、2人はもうひとつの憧れの存在・同級生の沢渡佐由理に飛行機の秘密を打ち明ける。3人は一緒に塔を目指す夢を共有し、ひと時の幸せな時間を過ごすが、中学3年の夏、佐由理は理由を告げることなく転校してしまう。飛行機で塔を目指す夢もそのまま立ち消えとなり、3年の時が過ぎる。それぞれの道を歩んでいた浩紀と拓也だったが、世界情勢に暗雲が漂い、塔の秘密が次第に明らかになったことをきっかけに、2人は再会する。声の出演に俳優の吉岡秀隆、萩原聖人。

2004年製作/91分/日本
配給:コミックス・ウェーブ
劇場公開日:2004年11月20日

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(C)Makoto Shinkai/ CoMix Wave Films

映画レビュー

3.5約束を果たして

2024年11月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

知的

難しい

ストーリーの内容は難しいけど、要するに浩紀と拓也が佐由里と一緒にあの塔に行くという約束を果たす為に飛行機を作って塔まで目指すというのは理解できた。 そして塔に行かないと佐由里が目覚めないし、塔を破壊しないと世界が破滅するということでしょうかな!?

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Y&M

5.0日本が分断されやがて戦争に突き進んでいく暗い展開とも取れる映画だけ...

2024年10月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

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キウイジャム

2.5観念的で変に難しい

2024年10月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

雲のむこうに彼女との約束の場所があった。 巨大な塔が昔から見えてれば、そりゃあいつかは行きたいと思うだろうね。でも初っぱなからちょっと取っ付きが悪い感じで、分かりにくそうだなと感じたよ。そんなに中学生時代の事なんか大人になったら覚えてないけどな。新海監督作品は君の名はを別にしてちょっと合わない気がする。独りよがりで言いたい事がはっきりしないんだよね。いきなり戦闘モードになったりして観念的で変に難しいしさ。

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重

3.0とてつもなく「難解なこと」であった

2024年9月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

難しい

新海誠監督作品を意識するようになったのは、『君の名は。』(2016年)を超満員の映画館で観てから。あれから8年も経った。 新海誠監督ご自身が「『君の名は。』は、この『雲のむこう、約束の場所』の語り直しという気持ちが強いんです」(2016年9月発売された雑誌“Fevri”より)と、コメントを残している。 今作は配信(Hulu)で視聴しました。空の広さを感じた。ところどころに既視感(庵野秀明監督アニメ作品『エヴァンゲリオン』のワンシーンのような場面)があり、吉岡秀隆さんと萩原聖人さんがメインキャラの声を担当していて独特な世界観。

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Don-chan