或る夜の出来事(1934)
劇場公開日 1977年12月
解説
父親に結婚を反対されて家を飛び出した大富豪の娘エリーは、ニューヨーク行きのバスで失業中の新聞記者ピーターと出会う。最初は反発しあっていた2人だったが、旅を続けるうちにいつしか惹かれ合うようになり……。1934年度アカデミー賞の主要5部門(作品賞・監督賞・主演男優賞・主演女優賞・脚本賞)を独占したロマンティック・コメディの大傑作。監督のフランク・キャプラ、主演のクラーク・ゲイブルの出世作でもある。
1934年製作/105分/アメリカ
原題:It Happened One Night
日本初公開:1934年8月
スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る
2022年7月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波
やり取りがもの凄くテンポ良いのはフランク・キャプラの監督かロバート・リスキンの脚本か、それともステレオタイプなお話をまるで「ゲーブル風」にしてしまうクラーク・ゲーブルの演技?存在感か、トーキーなりたての頃の「ボーイ・ミーツ・ガール」映画なんて初めて観たのでよう分かりませんでした。
でもアカデミー主要5部門総ナメはともかく、観てとても気持ち良くなる作品ですね。
2022年1月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
それに比べて貧乏人の悲しさよ…
ヘタに逞くて可愛くないのよね〜賢いしさ〜
ま、それはいいとして
すったもんだ面白かった(笑)
2021年9月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ストーリーがとても良くできてて好きだなぁ。
90年近く前の作品であることを感じるのは、白黒であることと、バスや車の形、衣裳、それと古き良き道徳観くらい…。こういう道徳観だと安心して見ていられるので、昭和生まれとしてはとても好ましい(笑)。
それにしても、実にいいお父さんだった。
2020年6月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
金曜レイトショーにて鑑賞。
展開的には王道中の王道で、そういった様々な王道恋愛映画の原点的作品。
ローマの休日の元ネタというのも納得できます。
ストーリーとしては、
親の結婚の反対から逃げ出した世間知らずのお嬢様エリーが、逃亡途中に金のない新聞記者のピーターと出会う。
初めは互いに反発しているけど、お互いに惹かれていき…
最後はハッピーエンドなんだろうなと思いながらも、2人の行動や考えのすれ違いがとても切なかった。
この時代にスマホでも有れば、なんて思ったりもしました。
最後の最後まで、2人の想いがすれ違い、結婚式で可哀想な婚約者を裏切って、ピーターのところへ行ったのは、お父さん公認とはいえ、結構強引でしたね。
キャンプ場での即興夫婦芝居やヒッチハイクのくだりは声に出したくなるぐらい面白かったです。
アカデミー賞主要5部門を独占した今作なので、フランク・キャプラ監督の他の作品も観てみたいです。
すべての映画レビューを見る(全15件)