ウィニング・パス
劇場公開日:2004年1月24日
解説
事故で下半身不随となった高校生が、車椅子バスケとの出会いを通して再起していく姿を描いた青春ドラマ。監督は「チンパオ 陳宝的故事」の中田新一。三輪勝司による原案を基に、「6週間 プライヴェートモーメント」の矢城潤一と原田哲平が共同で脚本を執筆。撮影を「修羅のみち5 東北殺しの軍団」の今泉尚亮が担当している。主演は「偶然にも最悪な少年」の松山ケンイチ。第16回東京国際映画祭ニッポン・シネマ・フォーラム出品、北九州市制40周年記念、文化庁支援、文部科学省選定、厚生労働省推薦、写真美術館で観る映画シリーズvol.8作品。
2003年製作/108分/日本
配給:イメージ・サテライト
劇場公開日:2004年1月24日
ストーリー
NBAの選手を夢見る北九州市の高校生・健太は、ある日、バイク事故で下半身不随となり、車椅子での生活を余儀なくされる。現実を受け入れられず、一時は自殺も考えた健太。だが、車椅子バスケットと出会い、“北九イーグル”のメンバーとなってからは、明るさを取り戻し、厳しい練習にも打ち込むようになり、学校への復学も果たした。そして、全日本選手権九州予選に出場することになった彼は、恋人・香織が見守る中、その決勝戦で強豪“大分ロッキーズ”と息もつかせぬ攻防戦を展開。残り5秒で逆転シュートを放つ――が、惜しくもボールはゴールを逸れ、北九イーグルは敗退してしまう。しかしその時、健太は生きていることの素晴らしさを実感するのだった。