カクト
劇場公開日:2003年7月26日
解説
若手俳優、伊勢谷友介が念願の長編監督デビューを果たした青春映画。ストリートに生きる若者たちが、ドラッグを巡って騒動に巻き込まれていく姿を瑞々しいタッチで描く。伊勢谷の出演作「ワンダフルライフ」「DISTANCE」監督の是枝裕和が、プロデューサーとしてバックアップ。カクトとは“覚人”または“覚都”。“目覚める人、都市”を意味する伊勢谷自身の造語である。
2002年製作/108分/R15+/日本
配給:ザナドゥー
劇場公開日:2003年7月26日
ストーリー
高校卒業後、上京して東京郊外の大学に通うリョウ。彼は、一方で街の若者相手にドラッグを密売して小金を稼いでいた。ある日、ふたりの友人がリョウのもとを訪ねる。一人はリョウの幼なじみナオシ。彼は恋人を妊娠させてしまい、途方に暮れて田舎からやって来た。そしてもう一人、彼女の浮気現場を偶然目撃して落ち込むマコト。その日はリョウの誕生日だったが、彼はふたりの相談相手をつとめることに。やがて、リョウの提案で3人はパーティを開くことになり、リョウの先輩でもあるヤクザのもとへマリファナを買いに行くのだったが、さまざまなトラブルが降りかかる……。