張り込み(2001)

劇場公開日:

解説

張り込みの刑事と団地主婦の危うい関係を描いたサイコ・サスペンス。監督は「死者の学園祭」の篠原哲雄。華倫変の原作を基に、「明るい場所」の豊島圭介が脚色。撮影を「美人取り立て屋 恥ずかしい行為」の上野彰吾が担当している。主演は、「英二」の若林しほと「リング」の小市慢太郎。尚、本作は『ラブシネマ』の第4弾作品として、製作・公開された。DV作品。ビデオプロジェクターによる上映。

2001年製作/79分/日本
配給:シネロケット
劇場公開日:2001年1月20日

ストーリー

ある団地に暮らす主婦・スミレは、夫の出張中に刑事・吉岡の訪問を受ける。向かいの棟に、最近世間を騒がせている爆弾魔が潜伏しているとの情報があり、スミレの部屋で張り込みをさせて欲しいと言うのだ。事情を聞き、部屋を提供するスミレ。だが、どうも吉岡の態度がおかしい。彼女は、次第に吉岡への不信感と不快感を膨らませていく。やがて、実は吉岡は刑事ではなく、かつてスミレが英語教材のセールスマン・荒川との不倫の末に、彼を自殺に見せかけて殺したことを知りながら、犯人と思しき彼女に一目惚れした為に、事実を上司に報告しなかった事件の鑑識係だったことが判明する。そして、彼は募る一方の彼女への想いを果たす為、強攻策に出たのだ。スミレを愛するが故に、彼女を拘束する吉岡。そんな彼を、スミレは隙を見て撲殺するが、彼の死に顔には喜びの表情が浮かんでいた。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0『張り込み (2001)』

2014年12月8日
フィーチャーフォンから投稿

怖い

松本清張とは関係ないのか。
若林しほ、小市慢太郎、堺雅人。ほぼこの三人だけのサイコサスペンス。

団地住まいを鳥かごとアンニョイに笑う団地妻若林しほの妖艶さと執拗で不敵な小市慢太郎の演技が憎い。
グロさが無いだけ逆に何が起こるか予測不能感をたっぷり味わった怖い。

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リッキー Rickie