なくもんか
劇場公開日:2009年11月14日
解説
幼い頃父親に捨てられた祐太は、東京下町・善人通りの惣菜屋「デリカの山ちゃん」の店主夫婦に養子として育てられ、今では2代目店主となって商店街を盛り上げていた。そして密かに思いを寄せていた初代店主夫婦のひとり娘・徹子と結婚にこぎつけた祐太は、生き別れた弟で人気お笑い芸人「金城ブラザーズ」の祐介の存在を知り、再会を果たすが……。「舞妓Haaaan!!!」の水田尾伸生監督・脚本の宮藤官九郎、主演の阿部サダヲが再結集。
2009年製作/134分/G/日本
配給:東宝
スタッフ・キャスト
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2023年5月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
笑いあり涙あり満載の映画でした。
阿部サダヲさんのコミカルな演技がむちゃくちゃ面白かった。
2022年6月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
人情もの。
阿部サダヲのキャラが最高です。
時にはめちゃくちゃハイテンションだったり、オネエになったり、それだけではなくて悩んで、落ち込んだり、サダヲの様々な表情が観れる。
ラストがもう少し良かったらなぁと途中までが良かっただけに残念。
山ちゃん(サダヲ)のハムカツ美味しそうだったなぁ。
2021年2月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波
宮藤官九郎の真骨頂、好き嫌いは分かれるかも。展開の早さと広がりはあるが、見せ場が多すぎて、途中でお腹いっぱいになることがある。この映画もその傾向。ま、飽きさせない映画で良かった。
出演者も多くてそれぞれ味がある。やっぱり竹内さんは良かったなあ。展開で急速に端役になってしまう人も。塚本君のフェイドアウトなんか典型的。
2009年封切時
2020年12月26日
Androidアプリから投稿
少々長い映画のような気はしたが、ストーリーがどんどんと展開していき、休む暇なく詰め込まれている、最後まであまり飽きずに見た。面白かった。
阿部サダヲの作品で前から気になっていたが見ていなかった。
全編にわたり、やかましい感じもするが、なかなか良く出きたストーリー。脚本はクドカンだったか。納得です。
阿部サダヲの父親のだめ男ぶりが、酷い。
人間失格みたいな父親だ。
阿部サダヲが父親に再開した時に、簡単に謝られると困る。そしたら、許すとか、許さないとかいう話になる。死ぬまで許さない。八方美人、善人のかたまりの山ちゃんがはじめて、怒りの感情をあらわにしたシーンが印象的だった。そりゃそうだ。父さんにそれも響いてないんだよね、最後に弟を週刊誌に売る件でも明らかで、本当にひとでなしであった。
山ちゃんが泥棒の濡れ衣を着せられたとき気に誰も山ちゃんを信用しない。これは冷たすぎる。可哀想だった。ちょっと笑えないよなこれは。
弟との再開、すったもんだしたけど、ハムカツを食べてうまいといってくれたシーンも良かった。そして最後に兄さんと呼んでくれる。
竹内結子の連れ子のふたりが、最後にお父さんと呼んでくれるシーンも嬉しかったね。
なくもんかという題名なのに、山ちゃんは全編にわたり、泣いてばかり(笑)
シリアスで不幸なストーリーも、ユーモアで軽く笑い飛ばしてしまう明るい映画だ。
エンターテインメントだな。
しかし、シリアスな場面はとことんじっくり時間をとり深めたい、笑う部分はワッとたくさん笑わせる、うまくいえないけど、そんなメリハリが欲しかったかなという
感じはした点が評価に表れました。
山ちゃんのストレスの発散はゲイバーで女装して働くことという意外性にびっくり
でしたが、娘が、引かずに、受け止めてくれ、旅行に連れていってと言う。優しい娘だね。
なかなか良く出きた映画ですよ。もっと評価高くていいはず。