八つ墓村(1996)

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解説

岡山と鳥取の県境に位置する山村・八つ墓村で起こった連続殺人事件に、名探偵・金田一耕助が挑む本格推理サスペンス。監督は「忠臣蔵 四十七人の刺客」の市川崑で、金田一シリーズを手掛けるのはこれが6本目となる。横溝正史の同名ベストセラー長編小説を、市川と「幸福」の大藪郁子が脚色。撮影を「忠臣蔵 四十七人の刺客」の五十畑幸勇が担当している。主演は「男たちのかいた絵」の豊川悦司で、新しい金田一像をつくりあげた。出演はほかに「藏」の浅野ゆう子、「目を閉じて抱いて」の高橋和也、「学校の怪談2」の岸田今日子、「ビリケン」の岸部一徳ほか。

1996年製作/127分/日本
配給:東宝

ストーリー

昭和24年、神戸、母・鶴子を失い天涯孤独の寺田辰弥は、母方の祖父・井川丑松の訪問を受けた。諏訪法律事務所で丑松と面会した辰弥は、自分が岡山と鳥取の県境にある八つ墓村の、400年も続いた資産家・田治見要蔵の遺児であることを知らされる。田治見家の使いでやって来た未亡人・森美也子の案内で村を訪ねた辰弥は、田治見家の後継ぎになるように言われ当惑した。そんな彼に濃茶の尼という老婆は、辰弥がこの村に入ると八つ墓明神の祟りがあると予言する。八つ墓明神とは、永禄9年、毛利一族に追われてこの土地に逃れて来た尼子の落武者8人の祟りを恐れた村人が建てた8つの墓のことで、かつてこの村では、尼子の残党をかくまっていた村人たちが毛利側の懸賞金に目がくらんで彼らを裏切り、裏切りの首謀者であった田治見庄左衛門が後に発狂して村人7人を惨殺、自らも首をはねて死ぬという事件が起きていた。辰弥の身を案じた諏訪弁護士に依頼された探偵・金田一耕助が村を訪れた翌朝、辰弥の腹違いの兄・久弥が毒を盛られ、金田一は早速、事件解明に乗り出した。そんなころ、辰弥は村の鐘乳洞の中で要蔵のミイラを発見する。大正末期、鶴子を溺愛した要蔵は、彼女を土蔵に拉致して折檻していた。すきを見て逃げ出した鶴子を村人がかくまったと思い込んだ要蔵は突然発狂し、村人32人を惨殺したのである。久弥の通夜の晩、濃茶の尼が殺され、岡山県警の等々力警部は行方不明になっている要蔵の弟・九野医師を容疑者として捜査を開始するが、要蔵の叔母で双子の老婆の妹・小梅がさらに殺され、九野の毒殺死体も見つかったため、捜査はふりだしに戻った。辰弥の部屋の屏風から鶴子と亀井陽一郎という男の写真を発見した金田一は、亀井の素性を求めて岡山へ赴き、鶴子が要蔵の愛人にされる前に亀井の子を宿していたことをつきとめる。八つ墓村では小梅の姉・小竹と久弥の妹・春代が新たな犠牲者となっていた。岡山から戻った金田一は、真犯人は森美也子だと推理する。彼女は以前から想いを寄せていた要蔵の甥・慎太郎に財産を相続させようと、遺産の相続人をひとりずつ消していったのだった。辰弥が要蔵の遺児ではないことが明らかになった今、全てを白状した美也子は服毒自殺した。慎太郎と妹の典子は遺産の相続を放棄して大阪へ出ることになり、辰弥も神戸へと帰った。すべてを解決した金田一耕助もまた、風まかせの旅へ向かう。

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映画レビュー

3.0渥美清がトヨエツにチェンジ

2020年4月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2019年3月15日 #八つ墓村 (1996年版)鑑賞
どうしても #豊川悦司 の #金田一耕助 を見ながら #石坂浩二 はどんなだったっけ?と考えながら見てしまったが、#渥美清 だったらしい。比べながら見てた自分が恥ずかしい。
#豊川悦司

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たくはるあかね

3.0悪くない出来だけに最も面白い鍾乳洞追いかけシーンがないのが残念

2020年1月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

典子(さとこ)が原作通りに描かれた初めての映像化作品。浅野ゆう子も初めて女優として魅力を感じた。岸田今日子の双子のババアも松竹版よりよろし。ただ鍾乳洞シーンがズバッと切られて無いのがかえすがえすも残念。

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もーさん

3.0無難

2019年11月5日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

市川崑監督作品だが、1977年の野村芳太郎監督作品の方が好き。
金田一耕助は豊川悦司でとても若いので動きにはキレがある。
加藤武が出ているので妙な安心感がある。

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いやよセブン

3.0村が怖い

ミカさん
2019年8月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

この作品で何が一番怖かったかって、殺人や祟りではなく閉鎖的なザ・日本の村社会です。現代の日本社会でもそうですが、コミュニティ(村)を維持する為には犯罪でも何でもする。だから村に都合の悪いことを揉み消したり、隠したりする文化になるのですね。また、家制度による女性の不自由さにもぞっとしてしまいました。この村社会的な作品は、現代の作品にも引き継がれていてやっぱり日本は伝統的な内向き村社会文化なのだと思いました。

舞台設定が戦後すぐの村だったので、家や家財道具、着ている物を観るのも新鮮でした。

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ミカ
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