びんばりハイスクール
劇場公開日:1990年8月25日
解説
とある名門高校に転校してきたヒロインと学園の裏組織との対決を痛快に描く。石井まゆみ原作の同名漫画の映画化で、脚本・監督は「文学賞殺人事件 大いなる助走」の鈴木則文。共同脚本は渡辺善則。撮影は「十六歳のマリンブルー」の喜久村徳章がそれぞれ担当。
1990年製作/97分/日本
配給:東映クラシックフィルム
劇場公開日:1990年8月25日
ストーリー
90年の伝統を誇る名門私立桜陵学園は、今や昔の栄華も地に落ち、運動部の裏組織、男の〈ブラックウォリアーズ〉と、女の〈レッドウォリアーズ〉が幅を利かせていた。そんな学園に転校してきた一人の少女織田陽湖は、自殺した親友、片山渚の死の真相を究明しようと、校長室に忍び込み、渚の死の報告書を手に入れるが、その時偶然ブラックウォリアーズに襲われかけていた石坂葉月を助けるのだった。それによってブラックウォリアーズやレッドウォリアーズと対立することになる陽湖だったが、そんなある日、大財閥の令嬢、桜沢樹里が学園の理事長に就任し、〈ネオ・ニル〉という自警部隊を組織して、独裁体制を企てていた。だが、日増しに苛烈になっていく統制に遂に学生の間で決起集会が開かれることになるが、葉月の裏切りによってその集会を知ったネオ・ニルが進入してきた。さらに樹里の片腕となっていたのは、陽湖のかつての塾の先生であった史馬だった。樹里は陽湖の友人・珠子を人質に陽湖に戦いを挑んできた。死闘を繰り広げる二人。そして遂に陽湖は樹里を倒すのだった。