その土曜日、7時58分
劇場公開日 2008年10月11日
解説
「十二人の怒れる男」「狼たちの午後」の名匠シドニー・ルメットの監督45作目。優雅な暮らしを送る会計士のアンディは、娘の養育費に窮している弟ハンクに、両親が営む宝石店への強盗計画を持ちかけ、2人は計画を実行に移すが……。1つの誤算から家族の抱える闇が浮き彫りになっていくサスペンス・ドラマ。「カポーティ」のフィリップ・シーモア・ホフマンが自らの不正の発覚に怯える兄を、「ガタカ」のイーサン・ホークが甲斐性のない弱気な弟を演じている。
2007年製作/117分/アメリカ・イギリス合作
原題:Before the Devil Knows You're Dead
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
オフィシャルサイト スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る
それぞれの視点からストーリーが進むのは面白かったです
ただあのラストは重い...
救われる人が一人もいないというのは観終わってドヨーンとなります
軽いノリで行った悪事をきっかけとして、どんどん窮地に追い込まれていく。蟻地獄から逃げ出そうともがくほど、更に深みにはまっていく。緊迫感が凄くて息苦しくなる映画。こういうヒリヒリする映画は好きだ。
見応えのある映画でした。
一見、成功しているようなお兄さんと可愛いだけの妻。
甲斐性なしの弟。
成功しているが、厳しいお父さん。
話しは兄弟で、お金目当てで実の両親の宝石店を強盗するところから始まります。
いや、正確にはマリサトメイのセクシーシーンから始まります。まず男性の皆様には一発目の見所かと。
強盗を決行するものの、ひとつずつズレが生じていきバラバラになっていきます。
名映画には名演技、名シーン、名台詞がありますね。
フィリップシーモアホフマン、イーサンホーク、アルバートフィニー、マリサトメイの名演技が光りますし、標題もフィリップシーモアホフマンの名台詞から引用させていただきました。
僕の思う名シーンはフィリップシーモアホフマンが家の中をめちゃくちゃにするシーンがあるのですが、テーブルに沢山のパワーストーンのような石の入ったお皿を持ち上げてゆっくりとバラバラと石を落としていきます。
まるで自分の人生のように。
少し重ための映画かもしれませんが、今は亡きフィリップシーモアホフマンとシドニールメット監督の作品ですので、必見の価値ありです。
もうおふたりがこれ以上映画に出ることもないですからね。
マリサ・トメイの肢体に注目しながらも(笑)、悲しい物語でしたね・・・イーサン・ホークは困った立場になる役が似合いますね。 ボロクソに元夫をけなすエイミー・ライアンの演技が元々僕が持っていた「結婚なんかしても~」という考えを後押ししてくれました(笑) 1回ダメになるとこんな風に言われるか思われるんでしょうね・・・
すべての映画レビューを見る(全24件)