タイムレスメロディ
劇場公開日:2000年3月18日
解説
不思議な縁で結ばれた3人の若者たちの繊細な関係を描いたドラマ。監督・脚本は、本作で本篇デビューを果たした94年度PFFアワード録音賞受賞作「砂漠の民カザック」の奥原浩志。撮影を「RAINBOW」の福本淳が担当している。出演は、映画初出演の青柳拓次と「HOW TO 柔術」の市川実日子、「砂漠の民カザック」の近藤太郎、「Looking For」の木場勝己ら。尚、本作は第9回PFFスカラシップの権利を得て製作された。16ミリからのブローアップ。
2000年製作/95分/日本
配給:ぴあ
劇場公開日:2000年3月18日
ストーリー
ビリヤード場のバイトをしながら音楽を作っている青年・河本。彼は音楽仲間のチカコに好意を寄せているが、彼女は河本の知り合いである中年男・篠田に惹かれていた。ある日、篠田がビリヤード場で死んだ。彼はタンカーの事故で戸籍上は既に亡したことになっていたが、こっそり都会の片隅で生きていたのだ。そんな「死んだ筈の父親の死」の知らせを受けて、篠田の息子でピアノ調律師の田村がビリヤード場にやって来る。不思議な縁で引き合わされた河本とチカコと田村の3人は、篠田の為に演奏しそれをテープに録音する。夜、河本と田村は篠田の死体を海に葬る為に出かけた。一方その頃、チカコは母親と一緒にロス行きを決めていた。