女子学園 悪い遊び

劇場公開日:

解説

日活の新シリーズ“女子学園”の第一作。脚本は「夜の最前線 東京(秘)地帯」の山崎巌。監督は「いちどは行きたい女風呂」。の江崎実生。撮影も同作の姫田真佐久が担当。

1970年製作/84分/日本
原題または英題:Dangerous Games
配給:ダイニチ映配
劇場公開日:1970年11月12日

ストーリー

白バラ学園中等部では学園祭の準備が始まろうとしていた。三年生の花子を中心にした利江、ルミたちのズベ公グループが、学園祭の幹部に指名されたが、五万円の補助金ではとても出来ないと、チリ紙交換、ヘドロ公害カンパ、はてはタンカバイまで始めて資金集めに奔走した。花子たちのおかげで、学園祭は盛大に催され無事終った。そんなある日、辺見涼子が転校して来たが、たちまちズベ公グループと対立してしまう。涼子の行動が気に入らない花子は、カタをつけるため、どっちが早く塚田先生を誘惑できるか賭けをし、塚田が宿直の夜、行動が開始された。花子はタバコの差し入れだと忍びこんだが失敗。涼子は教科書の難解な個所を質問をするという口実をもうけ入りこんだ。塚田は小悪魔的な涼子につられ抱こうとするが花子が前もって仕かけたワイヤレスマイクがばれ、これも失敗に終った。しかし涼子は素早く塚田の下着をつかみ、誘惑ごっこの証拠品として持ちかえった。一方、ズベ公グループの一人、利江はある日体育の授業中に倒れ、校医は妊娠四カ月だと診断した。あわてた教師たちは相手の男を問いだしたところ、夏期講習で信州に行った時、塚田先生に無理矢理乱暴されたと、でたらめな嘘をつき、学園では緊急職員会議が開かれ大問題となった。このことはたちまち学園中に拡がり花子たちは学校側の責任追求と、塚田の退陣を要求、全学ストだとわめいた。しかし、涼子は利江の始末が先だといい、意見が割れ、番長の座をめぐって丁半バクチで勝負をつけることになり、その結果、涼子が新しいボスとして学校側と戦うことになった。翌日から利江の手術代を集めるため、タカリ、サギ、カッパライで稼ぎ、無事手術は済んだものの、職員会議の末、涼子以下ズベ公グループの退学処分が発表された。この発表に怒った生徒たちは、全学ストで対抗し、世間に学校側の無責任を訴えたが、潔白が証明された塚田は、彼女たちの退学撤回と自分の首を交換条件に学園を去っていった。

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