県警対組織暴力

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劇場公開日:

解説

「仁義なき戦い」シリーズの深作欣二監督が、やくざと癒着した警察と政界の腐敗を鮮烈に描いたバイオレンス映画。倉島署捜査二課のベテラン刑事・久能は、6年前の抗争で敵対組織の組長を射殺した大原組の若衆頭・広谷の犯行を見逃して以来、彼と固い絆で結ばれていた。広谷と対立する川手組がやくざ出身の市会議員・友安らと手を組んで縄張りを拡張しようとすると、久能と広谷は共謀してこれを阻止。抗争が激化していく中、久能の班に県警本部からエリート警部補の海田が赴任し、地区の暴力団取締が強化されることに。久能はやくざとの私的関係を問題視され、捜査から遠ざけられてしまう。悪徳刑事・久能を菅原文太、彼と手を組むやくざ・広谷を松方弘樹、エリート刑事・海田を梅宮辰夫が演じた。

1975年製作/101分/日本
配給:東映
劇場公開日:1975年4月26日

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映画レビュー

3.5完全なるBL

2023年8月19日
iPhoneアプリから投稿

おもしろかったし菅原文太のかっこよさ、広島弁のリズミカルさ、松方弘樹の色気、そしてエリート梅宮辰夫のイヤらしさなど、見どころはたくさんあるけど何はさておき2023年の今、もはやBLにしか見えない。
レビュー読んで狐狼の血に俄然興味出てきた(*゚∀゚*)

冒頭から、ヤクザが肩で風を切っていた時代を目の当たりにして、暴対法以降の時代を知ってる未来人としては遠い目になるしかない。
あと暴力表現がきつい。ただのバイオレンス描写じゃなく、ハラスメント含みのイヤ〜な日本的暴力。
たまたま最近みたドラマ「アストリッドとラファエル」の日本のヤクザ回を思い出して苦笑い。欧米人にはさぞかし珍奇な世界に見えることでしょうね。。

いちおう菅原文太には戦後の食糧難というバックグラウンドがあり、刑事のくせに地元のヤクザ(惚れた男)とつるむ一方、県警から来たエリート刑事やよそ者の商売人たちには敵愾心をむき出しにする。
しかし時代は着実に変化しており、貧すれば鈍す、男たちの絆も絶滅の危機に瀕していた…
戦後20年、高度経済成長を背景にもはや熱くて泥くさい男たちの時代は終わり、っていう意味では「ウエスタン」と通じるものを感じた。

実際は100分ちょっとだけど、体感は2時間くらいに感じる。画面がばっちり決まっててかっこよいし、音楽もステキ。
しかしこれが大衆向け娯楽映画だってことを考えると、当時と今のリテラシーの差を痛感させられる。
今なら普通に3時間とかかかるんでは…?
あと繰り返し「アカが」と言う刑事の存在は、中であさま山荘っぽい事件が起こることへのちょっとしたユーモアなのかな?

それにしても男と男の感情のもつれ、って韓国映画では珍しくないけど、昨今の日本映画ではなかなかにレア。どうしてなんでしょう?
現実にはホモソーシャルな排他性は健在なのに。「男が惚れる男」および「男が惚れる男に本気で惚れる男」は何故、どこに消えてしまったんだろう問題。そのくせハラスメントが消滅しないのは何故なんだ問題。

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ipxqi

5.0これは鋭くエグったね

2023年7月14日
PCから投稿
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タンバラライ

4.0現実を直視した「出来の良い」映画なのかも…

2022年10月10日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

対象が対象だけに、「きれいごと」だけでは仕事ができないのではないでしょうか。
いわば「ミイラ取りがミイラになって」しまい、収賄や地方公務員法違反の罪(守秘義務違反)で立件される人も散見されることは、そのことを物語るのだと思います。
『孤狼の血』の大上刑事(役所広司)のように。
一気に制圧しようとすると、どんなハレーションが起こるか分かりません。
少しずつ勢力を弱めながら、最後には解散宣言にまでもっていくという手法が、いささか微温的な感がないわけではありませんが、現実的な路線ということでしょうか。
そういう意味では、現実によく取材し、現実をよく直視した「出来の良い」映画であると言えそうです。

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talkie

5.0爆笑

2021年9月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

暴力シーンが満載だが笑わせる笑わせる

特に川谷拓三の取調べシーンは爆笑!!

ただただ最高

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うんこたれぞう