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「キタキツネ物語 THE FOX IN THE QUEST OF THE NORTHERN SUN」を配信している動画配信サービス(VOD)

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「キタキツネ物語 THE FOX IN THE QUEST OF THE NORTHERN SUN」の動画配信サービス(VOD)・視聴方法をまとめてチェック!

自宅で、旅先で、移動中に…、
見放題やレンタルなどサブスクで「キタキツネ物語 THE FOX IN THE QUEST OF THE NORTHERN SUN」を楽しむ方法をまとめて紹介します!

配信サービス 配信状況 料金
レンタル ¥330 今すぐ見る
Amazon Prime Video

おすすめポイント

Prime Videoで幅広い種類の映画、TV番組、ライブTV、スポーツを今すぐ視聴。いつでも、どのデバイスでも、高品質なコンテンツをストリーミング再生。

配信形態

見放題 / レンタル / 購入

無料期間

30日間

月額料金

月額プラン600円(税込)/年間プラン5,900円(税込)※広告フリー月額390円

ダウンロード可否

可能

複数端末同時視聴

可能
※会員特典対象動画を同時に3本までストリーミング再生可能/同じ動画は一度に2台までの端末でストリーミング再生可能

特典
(ポイント付与等)

Prime会員となり、無料のお急ぎ便で購入したり、100万曲以上の音楽が揃っているPrime Musicへのアクセス、容量無制限のAmazon Photosも利用できる

支払い方法

クレジットカード(Visa/Mastercard/JCB/American Express/Diners)、携帯決済(docomo/au/SoftBank)、あと払い (ペイディ)、PayPay(ペイペイ)、Amazonギフトカード、パートナーポイントプログラム(JCBのOki Dokiポイント)

映画作品数

20,300本以上

ドラマ作品数

3,200本以上

アニメ作品数

1,200本以上

※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。


解説

生態のよく知られていないキタキツネを主人公に、オホーツク海に臨む北海道の雄大な四季の中で、キツネ・ファミリーの生活を追い、ドラマに構成した。脚本・監督は「雨のアムステルダム」の蔵原惟繕、撮影は栃沢正夫らがそれぞれ担当。
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あらすじ

冬のオホーツクにブリザートが荒れ狂い、去った朝、流氷を渡って来たキタキツネのフレップの精悍な顔がみえた。翌日、フレップは丘の麓に二匹のキツネの足跡を見つける。すばやく臭いをかいだ彼は、ためらうことなく一方の足跡を追って丘を登った。丘の上にはメスのキツネ、レイラが美しい体を輝かせてたたずんでいた。レイラといっしょにいたオスのキツネをみつけたフレップは猛然と戦いを挑む。戦いに勝ったフレップはレイラと愛のセレモニーをくりひろげるのだった。白鳥たちがシベリアに帰る頃、フレップとレイラの愛の巣穴が海辺の砂丘の斜面につくられた。すでにレイラの体内には新しい生命が宿っていた。フレップの胸には、遠い故郷への想いと、新しい土地で父親になることへの昂ぶりが渦巻いていく。春を告げる嵐が吹く日、レイラは五匹の子どもの母親となった。子ギツネたちは巣穴を出て走りまわるくらいに成長する。ルッサム、レプン、ヌプリ、シリカらは元気に遊びまわっていたが、目の見えないチニタだけはじっとしたままだった。チニタは、自分が家族の重荷になることを子供ながらも悟り、海岸に打ち寄せる波に身をまかせたのである。キタキツネの天敵である犬が、巣穴を嗅ぎつける。しかし、運よく大事には至らなかった。梅雨の季節になり、空腹を訴える子ギツネたちの声で意を決したフレップは、ある夜、牧場のニワトリ小屋を襲い、一羽をようやく仕止める。あとに残ったレイラもその頃、心配のあまり牧場へ急いでいた。牧場に一羽のニワトリが迷い出ているのを見つけたレイラは、とびかかるが、草叢の中に仕掛けてあった罠にかかってしまう。思わずレイラは助けを求めて声をはりあげた。二匹のアイヌ犬がレイラの声を聞きつけて迫ってくる。フレップは自分をおとりにしてアイヌ犬をおびき寄せ、レイラを逃した。レイラは柏の木の丘の上で、子供たちに見守られながら静かに息をひきとるのだった。レイラが亡くなってからのフレップは、表情や態度にいちだんと厳しさを増す。悲しみをこらえてわが子の訓育に身を入れ始めたのも、一日も早く子供たちを一人前にするためだった。実地訓練では、まだ子供たちの知らないさまざまな外敵や危険からの身の守り方、獲物の狙い方、自力で生きていく知恵などをひとつずつ教えていく。子供たちの旅立ちの季節が訪れ、フレップはいつになく荒々しく、わが子を巣穴から追い出し始めた。噛みついたり、つきとばしたりするフレップに、子供たちは初めはとまどい、ついで反撃に出る。これは、キタキツネの子別れと呼ばれる儀式であった。次々と巣から子供たちを追いやったフレップは、最後に子供の中で一番強いシリカと壮烈な戦いを展開する。シリカは何度も反撃を繰りかえしたが結局、住みなれた巣穴を去るしかなかった。フレップは言い知れぬ虚脱感を味わいながらも、親の責務を果たし終えたのだった。北の果ての原野に再び、長く厳しい冬が訪れる。初めて体験するブリザードに、シリカたちはたじろいだ。レプン、ルッサム、ヌプリは猟師に追いつめられたりして死んでしまう。生き残ったシリカと偶然再会したフレップは、人間たちのスノー・モーブルに追いまわされるが、別々の方角へ走り去り、追跡をかわすのだった。オホーツク海が流氷に埋めつくされた時、フレップはシリカに思い出に満ちた土地を譲り、再び氷原を渡って去って行く。父を見送りながらシリカは父が愛し育てたものを受けついでいく重みを感じ始めていた。それは、父、フレップがこの地を訪れる時には思いも及ばぬ事だった。
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4.5

悲しい

楽しい

知的

投稿日:2024-09-19
日本で最初の動物映画ということで、自分の年代だと子ども時代に『キタキツネ物語』で初めて映画館を訪れたという人が多く、自分もその一人。今では考えられないが、満員電車のごとく立ち見のギュウギュウ詰めで、座席ではなく階段に座って観たのを覚えている。

内容は、今観るとかなり斬新。
ゴダイゴのミュージックビデオか!ってほどに場面場面で彼らの音楽が流れまくるのだけど、これが案外イケてる。丘の上の大木がキタキツネ一家を最後まで見届けるナレーションも、大自然で生きる彼らの物悲しさをかき立ててくれる。

なにより後半は一転して、キタキツネ一家が次々に非業の死を遂げていくのだが、それをつぶさに描き出す、当時の遠慮のない表現のすごさよ。しかも、触れ込みでは「大自然に生きる厳しさ」とか言っておきながら、いやいやどうして「ほとんど人間が殺してんじゃん!」と当時は親に泣きつきながら映画館を後にしたものです。

今思えば、日本初の動物映画を企画した制作者には、明確にその意図があったのかもしれない。興行収入ではなく、北の大地で人知れず行われている人間の所業をどうにかしたいという切なる思いが。かわいいキタキツネのイキイキとした生き様を前面に打ち出しながら、それを殺しているのは実は私たちですよというメッセージを映画の中にこっそり忍ばせたのではあるまいか。

それがためか、本作は今観てもその後の動物映画とは明らかに異なる、そこはかとない悲しみが画面いっぱいに漂っている。
制作者の意図を含め、いろいろ興味深い映画である。
鑑賞日:2024年9月19日 DVD/BDで鑑賞

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