「河内カルメン」を配信している動画配信サービス(VOD)
「河内カルメン」の動画配信サービス(VOD)・視聴方法をまとめてチェック!

自宅で、旅先で、移動中に…、
見放題やレンタルなどサブスクで「河内カルメン」を楽しむ方法をまとめて紹介します!
「河内カルメン」の配信サービス一覧
配信サービス | 配信状況 | 料金 | |
---|---|---|---|
| 見放題 | 月額600円(税込)~ | 今すぐ見る |
「河内カルメン」の配信サービス詳細
おすすめポイント
Prime Videoで幅広い種類の映画、TV番組、ライブTV、スポーツを今すぐ視聴。いつでも、どのデバイスでも、高品質なコンテンツをストリーミング再生。
配信形態
見放題 / レンタル / 購入
無料期間
30日間
月額料金
月額プラン600円(税込)/年間プラン5,900円(税込)※広告フリー月額390円
ダウンロード可否
可能
複数端末同時視聴
可能
※会員特典対象動画を同時に3本までストリーミング再生可能/同じ動画は一度に2台までの端末でストリーミング再生可能
特典
(ポイント付与等)
Prime会員となり、無料のお急ぎ便で購入したり、100万曲以上の音楽が揃っているPrime Musicへのアクセス、容量無制限のAmazon Photosも利用できる
支払い方法
クレジットカード(Visa/Mastercard/JCB/American Express/Diners)、携帯決済(docomo/au/SoftBank)、あと払い (ペイディ)、PayPay(ペイペイ)、Amazonギフトカード、パートナーポイントプログラム(JCBのOki Dokiポイント)
映画作品数
20,300本以上
ドラマ作品数
3,200本以上
アニメ作品数
1,200本以上
※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
作品紹介

解説
今東光の原作を、「四つの恋の物語(1966)」の三木克巳が脚色、「刺青一代」の鈴木清順が監督した風俗もの。撮影は「三匹の野良犬」の峰重義。
あらすじ
河内のドン百姓勇造の娘麗子は、美しく豊かな肉体で村中の男を悩殺していた。中でも刷毛工場の息子で大学生の彰は、露子に夢中であったが、露子もまた彰に強く魅かれていた。が、村祭の夜、悪童らに処女を奪われ、母のきくが悪坊主良巌坊と関係するのを見た露子は、家出同然に大阪にとび出した。さて大阪に出た露子は同級生雪江の世話でバーに勤めた。いやらしい沢山の男の中で、同郷人だという勘造は露子に惣れこみ、露子のアパートに同居した。そのうち露子は鹿島洋子の誘いでフアッションモデルとして生計をたてることになった。鹿島洋子の家に移って、コーチを受ける露子は、洋子のセックスフレンドである経理士誠二から、洋子はすごい同性愛で露子は狙われていると聞かされ驚愕した。そしてある夜寝室を襲われた露子は、とうとう洋子のもとを逃げ出して、誠二の家にころがりこんだ。デパートのマネキンになった露子は、偶然彰にめぐり会い、誠二と別れて彰のアパートに移った。生駒山に温泉を掘ろうと野心を抱く彰のため、露子は誠二の力を借りて金貸斎藤長兵衛のメカケとなった。長兵衛に気に入られた露子を縁に、彰は長兵衛に借金を頼んだが断わられ、あげくに、長兵衛の趣味とするブルーフィルム製作のスターにかり出される始末。露子はそんな彰に半ば呆れ果てるのだった。そして数日後、長兵衛は事故死した。露子はマンションの権利をもらいうけ、一躍金持ちになった。彰が金のことでやくざに殺されたあと、露子は河内に着飾って帰って来た。だが母のきく、妹の仙子が良厳坊と寝る仲なのを知った露子は、良巌坊を滝のうえに、呼び出し、詰問する間、良巌坊は足をすべらして谷底に落ちた。家のゴタゴタを片づけた露子は、再び都へととび出していった。
レビュー

因果さん
投稿日:2024-10-13
「好いた男にゃとことん弱く、ポンと投げ出す玉の肌!」というAmazonプライムの簡潔明快にして叙述トリック的なリード文が素晴らしい一作。
したたかな田舎娘が淡々と数多の男の間を渡り歩くという初期ゴダールのような映画だった。思えば野川由美子の瞳のデカさはなんとなくアンナ・カリーナに通ずるものがある。
野川由美子演じる美しい村娘露子は別に尻軽というわけではなくむしろ純情ですらあるのだが、彼女の周りで次々と巻き起こる出来事が彼女を常に突き動かし続ける。それを一般的には「非業な運命」とかいうんだろうけど、そんな感じが一切しないのは露子があまりにもあっけらかんとしているからだろう。
男を振っても男に死なれても次の日にはケロッとしている露子。彼女には現在しかない。カットが切り替わるたびに彼女は生まれ変わっている。そういう意味において非常に映画的なヒロインだった。
露子の恬淡さは単に映画的快楽をもたらすだけではない。男に振り回されながらも同じ勢いで男を振り回す豪放磊落とした生き様は、あるいは「私セックスは嫌い」と男に向かって言い放つラディカルさは、まだまだ貞淑さが美徳であった昭和後期の日本映画においては非常に先進的だったといえる。
「何もしなくていいよ」と言われたらマジで何もしない、酔っ払ってグラスを割っても振り返りさえしない、かといってただのお転婆娘とは異なり仁義を通す。幼馴染に小切手を残してツーショットの写真を破り捨てるショットが非常に清々しかった。
したたかな田舎娘が淡々と数多の男の間を渡り歩くという初期ゴダールのような映画だった。思えば野川由美子の瞳のデカさはなんとなくアンナ・カリーナに通ずるものがある。
野川由美子演じる美しい村娘露子は別に尻軽というわけではなくむしろ純情ですらあるのだが、彼女の周りで次々と巻き起こる出来事が彼女を常に突き動かし続ける。それを一般的には「非業な運命」とかいうんだろうけど、そんな感じが一切しないのは露子があまりにもあっけらかんとしているからだろう。
男を振っても男に死なれても次の日にはケロッとしている露子。彼女には現在しかない。カットが切り替わるたびに彼女は生まれ変わっている。そういう意味において非常に映画的なヒロインだった。
露子の恬淡さは単に映画的快楽をもたらすだけではない。男に振り回されながらも同じ勢いで男を振り回す豪放磊落とした生き様は、あるいは「私セックスは嫌い」と男に向かって言い放つラディカルさは、まだまだ貞淑さが美徳であった昭和後期の日本映画においては非常に先進的だったといえる。
「何もしなくていいよ」と言われたらマジで何もしない、酔っ払ってグラスを割っても振り返りさえしない、かといってただのお転婆娘とは異なり仁義を通す。幼馴染に小切手を残してツーショットの写真を破り捨てるショットが非常に清々しかった。
鑑賞日:2024年10月13日 で鑑賞
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