海峡

劇場公開日:

解説

本州と北海道の間にトンネルを掘ろうとする男達と、彼らを見つめる女たちの姿を描く。岩川隆の同名の原作の映画化で、脚本は井手俊郎と「漂流」の森谷司郎の共同執筆、監督も森谷司郎撮影は「駅/STATION」の木村大作がそれぞれ担当。

1982年製作/142分/日本
原題:The Longest Tunnel
配給:東宝

ストーリー

昭和二十九年、青函トンネル技術調査団の阿久津が調査を開始した直後、青函連絡船「洞爺丸」が転覆し、大量の遭難者を出した。阿久津は冬の竜飛岬で牧村多恵という女を救った。彼女は福井の旅館で、不注意から出火を招き十一人の泊り客を死なせた暗い過去があった。阿久津に救われ、飲み屋の女将おれんに預けられた夜、おれんの出産に立ち会った多恵は一人の生命を誕生させたことによって生きる勇気を取り戻す。その赤ん坊は、阿久津によって峡子と名付けられた。「青函トンネルは技術的に可能」と中央に答申した三十二年から、阿久津は明石海峡調査の辞令が下り津軽海峡に心を残しながらも、故郷の岡山に戻った。その間、阿久津は佳代子をめとり、修をもうけた。昭和三十九年、日本鉄建公団が発足し、青函トンネル工事に本腰が入り、阿久津は再び青森に向う。所長、浜口圭介以下、二十五名のトンネル男が函館に集結した。阿久津はまず人集めに取りかかり、トンネル掘りのベテラン、岸田源助を口説いた。関門、深坂など、いくつもの難工事を手がけた源助が参加すれば、彼を慕うトンネル男たちが追いて来る。「もう年だよ」といいながらも、源助は申し出を受けた。四十一年から調査斜坑掘削が開始され、公団第一期生の募集に成瀬仙太が応募してきた。仙太は、母の腕に抱かれ洞爺丸から浜に打ち上げられ、その時、両親を失っていた。仙太は津軽の海を掘ることで、両親の復讐をしたかったのかも知れない。竜飛に、源肋、阿久津、仙太の三代の男が集まり、彼らを、おれん、多恵、峡子が見まもった。阿久津の妻、佳代子は烈風の吹く竜飛に住むことを諦め、岡山で修を育てた。工事は困難を極め、数年が過ぎた。阿久津は年をとり、修は大学生になっていた。そして、阿久津がトンネルと戦っている間に、故郷の岡山で父が死んだ。トンネルに大出水が出た日、源助が死んだ。しかし、阿久津の決断から先進導坑が救われた。本州から北海道へ、風の吹き抜ける日が目前に迫っている。

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映画レビュー

4.0“出逢い”を生かして成長する

2022年3月13日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

青函トンネルの難工事に挑んだ人々の物語、関わった方々の綾。「黒部の太陽」と双璧の難工事ストーリー。人との出逢い、それを“生かすも殺す”もその人次第。“出逢い”を生かして成長する、それが人生の賢明な選択❣

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浪花のしんちゃん

3.5荒々しい男の現場

2022年3月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

高倉健扮する岡山出身の国鉄マン阿久津剛は、海底地質調査のため難所中の難所竜飛に赴任した。青函トンネルもこうして始まったのだから地道な調査に頭が下がるね。阿久津は死のうとしていた吉永小百合扮する牧村多恵を助け、行きつけの飲み屋に預けたんだが、やっぱり吉永小百合はハッとする様な素敵な女優さんだね。一瞬にして華やぐね。対して高倉健は好感が持てるさりげない朴訥とした感じで、荒々しい男の現場でも誠意と熱意が良く表れていたな。

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重

0.5ひどくつまらない映画

2021年5月22日
スマートフォンから投稿

高倉健というNo. 1俳優を使えばイイってもんじゃないという見本のような映画。工事関係者の親族は感動するのかな。健さんはそりゃぁカッコイイけど、つまらない映画はつまらない!とちゃんと言おう。

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ブロディー署長

4.0青函トンネルを掘る映画、少し感動した

2021年4月8日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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KEO