劇場公開日:1984年11月17日
解説
俳優・伊丹十三の監督デビュー作。初めてお葬式を出すことになった男を主人公に、お葬式に集まった人々が織りなす人間模様をユーモアたっぷりに描く。CM撮影中の俳優夫婦・井上佗助と雨宮千鶴子のもとに、千鶴子の父・真吉の訃報が届いた。夫婦は真吉が暮らしていた別荘へ向かい、亡き父と対面する。初めて喪主を務めることになった佗助は、戸惑いながらも周囲の助けを借りて葬儀の段取りを進めていくが……。伊丹が妻・宮本信子の父の葬儀で喪主を務めた実体験を基に自ら脚本を執筆、神奈川県湯河原町にある伊丹邸で撮影が行われた。主人公・侘助を山崎努、千鶴子を宮本信子が演じた。
1984年製作/124分/日本
配給:ATG
劇場公開日:1984年11月17日