お葬式

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解説

俳優・伊丹十三の監督デビュー作。初めてお葬式を出すことになった男を主人公に、お葬式に集まった人々が織りなす人間模様をユーモアたっぷりに描く。CM撮影中の俳優夫婦・井上佗助と雨宮千鶴子のもとに、千鶴子の父・真吉の訃報が届いた。夫婦は真吉が暮らしていた別荘へ向かい、亡き父と対面する。初めて喪主を務めることになった佗助は、戸惑いながらも周囲の助けを借りて葬儀の段取りを進めていくが……。伊丹が妻・宮本信子の父の葬儀で喪主を務めた実体験を基に自ら脚本を執筆、神奈川県湯河原町にある伊丹邸で撮影が行われた。主人公・侘助を山崎努、千鶴子を宮本信子が演じた。

1984年製作/124分/日本
配給:ATG

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第8回 日本アカデミー賞(1985年)

受賞

作品賞  
監督賞 伊丹十三
脚本賞 伊丹十三
主演男優賞 山崎努
助演女優賞 菅井きん

ノミネート

主演女優賞 宮本信子
助演男優賞 財津一郎
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映画レビュー

5.0【停滞していた近代邦画に、ニコラス・レイ監督作品に出演し、エッセイスト、デザイナーとしても超一流のマルチな才能を発揮していた、天才伊丹十三監督が新風を吹き込んだ傑作。】

NOBUさん
2021年1月24日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館、TV地上波

笑える

興奮

幸せ

ー 中学生時代から、伊丹十三氏のエッセイを愛読していた。
 特に「ヨーロッパ退屈日記」「女たちよ!」「再び女たちよ!」の三冊は、今でも時折目を通す。大袈裟ではなく、百回以上は読んでいる。即ち、再読に耐えうる程、面白いのである。
 その伊丹十三氏が映画を製作したと聞いた私の両親は、”その内容を深く知る事もなく”中学生の私と共に、映画館に足を運んだ・・。ー

■今作の魅力(語り始めると、1万字でも書けるので、ほんの少しだけ・・。)

 ◆誰もが経験するであろう”お葬式”をテーマとして映画化した、伊丹夫妻(伊丹氏と、夫人の宮本信子氏)の勇気と自信と恐れ。
ー 後年の宮本氏のTVインタビューを見ると、映画会社からは
 ”タイトルが映画向きではない(それはそうだろう・・)”
 と難色を示されたが、夫、伊丹十三氏の才能を信じ、多額の借金をし、映画製作に取り組んだ事。
 そして、映画公開初日に恐る恐る映画館に夫婦で足を運んだら、長蛇の列が出来ていて、”なんだろうねぇ”と言いながら観たら、「お葬式」を見る人々の列だった事。
  そして、それだけの集客力があったこの映画の面白さ。ー

ーーーーーーーーーーー

 ・突然、女優の妻、千鶴子(宮本信子)の父が亡くなり、おろおろする喪主侘助(伊丹十三)。彼らのマネージャー里見(財津一郎)も、イロイロと奔走するが・・。
 ー 喪主の挨拶について、解説するビデオを二人がのぞき込んで見ながら、口上を真似る場面の面白さ。
 そうだよねえ、40歳になっても、冠婚葬祭の”葬”については、知らない事ばかりだものなあ・・。ー

 ・取り敢えず、通夜は自分たちの家ですることにするが・・。
 急な木造階段を雨の中お棺を皆で担ぎ上げるシーンのハラハラする面白さ。
 ー ロケ費節約のため、今作で登場する家は、実際に伊丹夫妻が住んでいた湯河原にあるログハウス風の家である。ー

 ・更に、翌日侘助の愛人(高瀬春奈)が訪れ、ナント喪中にも関わらず、アオカンをするシーン。
 ー まだ鮮明に覚えているが、喪服姿の高瀬さんが色っぽくて、物凄くコーフンした・・。両親は戸惑っていたであろう・・。
 そんなことを察しているように、千鶴子は”夫が縦に激しく腰を振る中”、空虚な表情で木製の振り子ブランコを”横に揺らしながら”、乗っているシーンが映し出される・・。シュールだなあ・・。ー

 ・風が強い中、受付の箱に置いてあったお悔やみのお札が風に舞うシーン。オロオロしながらかき集める人々の姿。

 ・そして、焼き場のシーン。
 煙突から僅かに上がる煙を見上げながら交わす侘助と千鶴子の何気ない会話。

<誰でもが、いつかは経験するであろう”お葬式”をテーマに、見事に人生の悲喜劇に仕立て上げた伊丹十三監督の初監督とは思えない手腕と、宮本信子夫人が日本を代表する女優として名を挙げた、記念碑的作品。
 伊丹監督の、若き妻、宮本信子さんに対する愛が溢れた作品でもある。>

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NOBU

5.0私達の死生観

2020年12月24日
iPhoneアプリから投稿

故人や宗教そっちのけで珍妙な儀礼に追われる日本人の向こうに私達の死生観を確かに浮かび上がらせた大傑作。

極微妙な成長譚の塩梅が魅力と気付いた。
小林薫の夢怪談、加藤善博の棺釘打ち、財津一郎 の足痺れ等、故人と縁遠い人の見せ場が好きだ。

伊丹十三、早逝が悔やまれる。

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きねまっきい

3.5葬式といえば喪服、喪服といえばセックス

2019年11月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

という、謎の刷り込みをされた映画。人の生き死にというよりあくまでも生きている人に焦点を置いている。

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さすまー

4.0今こそ本作のリメイクが求められていると思います

あき240さん
2019年10月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

親の葬式を出した経験の有る人も多いでしょう
本当に些細なことまでリアルなことが可笑しみを持って描かれています

葬式は故人を中心に社会構造や人間関係を凝縮してフラッシュを浴びせたかのように、見えないそれを可視化します
それ故に映画向きとも言えると思います

本作のように全編葬式という作品は珍しいですが、振り返って見ると結構お葬式のシーンのある映画は多いと気付かされます

1984年の公開作品です
考え見れば団塊世代の親の葬式が多い時代だったのです

本作には葬式のあるある話だけでなく、団塊の世代の人々が社会の最年長世代になる戸惑いと不安がフィルムに写し撮られているのがわかります

無関心、というよりむしろ足を向けていた、古いしきたりとか伝統とかにも否応なしに順応しようと努力する姿は正にそれでしょう

それが本作をヒットさせた要因のひとつでもあったと思います

本作から35年の年月が流れました
今度は彼ら団塊の世代が葬式をだされる側となりました

急速な人口減少が報じられています
少子化はもちろんですが、団塊の世代が寿命年齢に近付いて来たからです
街中にはセレモニーホールと名付けられた葬儀会館が目に見えて増えてきた時代となりました

今こそ本作を再度見直してみるべき時期ではないでしょうか
本作で騒がしく走り回った子供達の世代が本作の主人公の年齢になったのです

社会構造も、人間の関係性も時代と共に変わりました
時代は平成は過ぎ去って令和となったのです
今こそ本作のリメイクが求められていると思います
映画関係者の皆様の奮起を期待致します

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あき240
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